being (希望)

私たち人間が幸福に生きるには、希望を持って生活することが欠かせないと思います。

 

不治の病にかかったりしたら、もうまったく夢も希望も持てなくなるかもしれません。

しかし、残された日々、許された命のなかに、自分には何ができるかということに生きがいを見つけ、立派に生をまっとうしている人もたくさんいます。

 

「あなたの希望は何ですか」の問いかけに対して、

「出世がしたい」「有名になりたい」「もっとお金が欲しい」「大きな家に住みたい」など、いろいろな答えが返ってきます。

 

死ぬときに持っていけないものばかりを欲しがる人は、案外多いものです。

 

それは、希望というよりも欲望です。

 

エーリッヒ・フロムという心理学者は、私たちの欲望は「外に対して願望を持つ」ということ、といっています。

つまり、地位や名声、財産などを求めることは、外に対する願望です。

 

いっぽう、希望というのは内なるものなのです。

自分を見つめ、自分の内側に求める未知なる能力といってもいいでしょう。

 

外に対する願望は、何を持つかという「having」です。

 

希望とは、どうありたいかという「being」なのです。

 

どういう人になりたいか。

どういう人生を過ごしたいか。

 

そんなことに、めいめいが想いを持ってほしいものです。

 

 

*日野原重明 生きるのが楽しくなる 15の習慣より








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士






☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放