心を常に喜びと感謝で満たすコツ

人の心は触れるものによって変わるといいます


何か嫌なことや辛いことが起こると、

気分が落ち込んだり、自分は不幸だと思い悩むことも時にはあるでしょう


人の気分というものは、年中変わっていくものです


もし憂鬱な気分に陥ったり、自分は不幸だと思い悩むようなことがあるなら

身の回りの何でも結構ですから何かしら感謝できるものを見つけ出すことです


1つのコツとして

朝起きたら5分でも7分でもよいので自分の日常をふり返り

そこから何を喜べるかを考えそのことに感謝してみることをお勧めします


これを聞かれたあるお母さんがこんな話をしてくださいました


自分はいつも、子供がいて大変だ、大変だと言っていました


けれども、子供がいてくれたおかげで一緒に野球を楽しむことができたし

運動会に応援に行ってみんなでお弁当を食べる喜びも得られました


子供のおかげでたくさんの喜びを与えられていたことに気づき

本当にありがたいと思いました、と


例えば、手を怪我したことによって

当たり前に手が使えることのありがたさに気づかされることもあるでしょう


病気で辛くても家族が自分を大事にしてくれるなど

感謝に値することはいくらでも見出せるはずです


また、常にそういう視点で物事を見ることによって

それが光となり自分を助けてくれるようになるのです


がんで余命宣告を受けた26歳の青年がいました


当初は、なぜ自分はがんになったのだろうと随分思い悩んだそうです


その挙げ句に会社を辞め鍼灸師になったところ

自分の元へ来る日も来る日も体の調子を崩して苦しんでいる人、

もっと元気になりたいと願っている人が訪れるようになりました


青年はその人たちを一所懸命治療しているうちに

自分は苦しんでいる人たちの気持ちが分かるようになるために

病気になったのだと悟ったそうです


不思議なことに、その後の検査で前回290もあったがんマーカーが30にまで激減し

腫瘍が劇的に小さくなっていたそうです


以前は体調が悪いため5分も車に乗っていられなかった青年は

病気のことを全然苦にしなくなり

仕事の傍ら友達とドライブに出かけたり釣りを楽しんだりするまでになりました


病気が完治したわけではありませんが

この病気のおかげでたくさん学ぶことができた自分の生きる道が分かった

嬉しい、嬉しい、といつも喜びながら充実した毎日を送っているそうです


人間は一人ひとり異なる使命を持っています


それは何もノーベル賞をもらえるような立派な業績を挙げることばかりではありません


まずは心を常に喜びで満たし温かさが溢れ出るような自分

周囲に幸せを広げていけるような自分になること


そのことが自分の使命を自覚し全うしていく第一歩になると思います



*致知「人生を照らす言葉」より








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士






☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放