あずきを入れるとうまい!!
玄米とあずきを一緒に炊くんですよ。
「 お赤飯 」になります。 炊き上がりの玄米が赤くなる。
あずきの豆の赤と、玄米のあめ色が混ざって鮮やかな赤飯になる。 そして、ふっくらするんですよ、玄米が。
すりごまをたっぷりかけて、召し上がってください。おいしいですよ。
<材料>
・玄米 3 合
・小豆 1/4 合 ~ 1/2合
・天然海塩 小さじ1
・にがり 少々
<炊き方>
玄米を水に浸けて、一日ひなたで日光浴。(催芽玄米をつくる)
翌日、水洗いした小豆と玄米・水を一緒に炊飯器に入れ、塩、にがりを加える。
3.5合の玄米の水加減で、玄米モード[玄米活性]で炊飯する。
*圧力鍋を使っても大丈夫、チャレンジしてみてください。
*催芽玄米を目指して
玄米はいわば種です。太陽や土、稲そのものが持っている力にまかせて栽培された発芽する直前の栄養素を
閉じ込める事で栄養素が増加します。
催芽玄米は、催芽することで白米より、GABA(ガンマーアミノ酪酸)が10倍に増えます。催芽玄米は、発芽する直前の状態です。
★玄米の問題点をクリアする[催芽玄米]
玄米の胚芽や表皮には、"フィチン酸"という強力な排泄作用を持つ物質が多くあり、がんの原因となる毒素や有害物質を体外に
運び出す反面、同時にミネラルも流出させてしまうといわれている。
排毒を目的とした短期の摂取ならフィチン酸によるデトックスが期待できるが、長期に渡り玄米を食べ続けると「ミネラル不足」に
なるというデータがある。
その「フィチン酸問題」を解決するために、「催芽玄米」は効果的な方法。
吸水させ「催芽玄米」にすることで、フィチン酸を分解する<フィターゼ>という酵素が生まれるので、コントロールが可能に
なる。
また、玄米をはじめとする「種」には強力な酵素抑制物質(育つのに適した環境になるまで発芽を抑える植物ホルモン)
"アブシジン酸"が含まれている。この物質は体内に入ると酵素を奪ってしまうという特性があり、大変毒性が強く、発がん性も
非常に高い。でもこのアブシジン酸も、「催芽玄米」つまり水に12時間以上浸すことで解除される。
*天然海塩を入れる理由
玄米は毒素の排泄作用がありますが、体に必要なミネラルまで出て行ってしまうため、日本産の天然海塩を入れます。
伯方の塩や赤穂の塩は、海外産であまりミネラルが含まれていないため注意が必要です。
また、日本産であっても、イオン交換膜と書いてあるものはミネラルが少ないです。
ポイントは、製造方法の工程が「天日・平釜」と記載されていることです。
*小豆を入れる理由
小豆を入れると玄米独特のぬか臭さがなくなり、食べやすくなります。
★あずきの効能
・抗酸化作用
抗酸化作用とは活性酸素を除去する作用のことです。
最近の研究で、活性酸素が血糖値を上げることが、動物実験などで分かってきました。それで、あずきには抗酸化作用のある
ポリフェノールが含まれています。
しかも、他の食品と比べるとあずきの抗酸化作用は強い、ということも明らかになっています。ですから、血糖値を下げる効果が
期待できる、ということになります。
・食物繊維
食物繊維は糖質の吸収スピードを遅くする働きがありますので、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
それで、あずきには食物繊維が豊富に含まれています。ですから、あずきは血糖値の上昇を抑えることができる、ということに
なります。
催芽玄米以上、酵素玄米未満を目指して
玄米というと、パサパサしていておいしくないイメージがありますが、「寝かせ玄米」はこれまでの玄米とはまったくの別物。
甘みと旨みたっぷりで、もっちもちの食感。これが玄米と誰もが驚き、一度食べたらやみつきになる世界一のおいしさです。
ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な玄米を普段の食事の中心にして、健康の土台をつくり、好きな呑み食いを楽しみましょう。
★こんな人にオススメ!
呑み食いが大好きな人、会食が多い人、面倒臭がり、合理主義、ストイックにできない人、一人暮らし、共働きの人、あれダメこれダメの食事法ができない人
好きなものを我慢せずに楽しく呑み食いしても、一生太らず健康でいられる一生モノのライフスタイル。
お金も時間もかからず、運動の努力もなし。
ダイエットするにも、健康になるにも、美容のためにも、不定愁訴(未病)の改善にも、抜群の効果を発揮する“健康の根っこ"をつくる方法です。
3日目ごろまで残ると酵素玄米ご飯になります。
「酵素玄米ご飯」とは、一緒に炊いた玄米と小豆を保温し続け、酵素の働きを活性化させたモチモチご飯のことです。
玄米のイメージを覆す美味しさに加え、風邪予防や、便秘改善、美肌効果もあるので、今大注目されています!
通常、酵素は熱に弱いのですが、玄米酵素に限っては熱に強く、炊飯時に熱から守られた酵素が保温を続けることで活性化し、玄米を発芽状態にすることで、ギャバ成分(アミノ酸)、鉄分、ビタミンB群なども大幅に増えます。
GABA(ギャバ)とはアミノ酸の一種で、リラックス効果をはじめ、血圧上昇抑制作用、脳卒中予防、腎・肝機能活性化作用、抗がん作用がある優れた成分です。発芽玄米にはギャバが普通の玄米と比べて3-4倍はあると言われています。
小豆からのアミノ酸と玄米の糖質が反応し合うと、メイラード反応により日を追うごとに濃褐色化していきます。そして、日を追うごとに水分が抜け、モチモチ感たっぷりの玄米となります。また、このメイラード反応の際にメラノイジンという色素が析出します。このメラノイジンの抗菌作用により、何日保温しても腐らずに済むわけです。
腸内環境を整え便秘にも効果的な食物繊維や、新陳代謝をよくして美肌をキープするビタミン・ミネラルなどが豊富な玄米と、炊いた玄米を発酵させて活性化した酵素の消化吸収アップパワーで、老廃物が排出されデトックス効果が期待できます。
玄米と一緒に炊く小豆には、細胞の老化を防ぐポリフェノールが多く含まれています。また、先ほど触れたメラノイジンという色素には、活性酸素を除去する力もあるので、万病、老化抑制にさらに働きかけます。
【参考】 酵素玄米ご飯の作り方
「玄米酵素ごはん」とは、炊いた玄米と小豆を保温し続け、酵素のはたらきを活性化させたごはんのことで、手軽に、もっと美味しく玄米を食べる方法のひとつです。
普通の玄米ごはんより柔らかいので消化もよく、食べはじめて数日後の朝には驚くほど、スッキリ!
材料はいたってシンプル。この3つの材料を混ぜて炊くだけなので、土鍋、圧力鍋、炊飯器のどれで作ってもOKです。
「酵素玄米」の作り方(炊飯器・3合の場合)
【材料】玄米3合。小豆30グラム。塩小さじ1。水650cc。
① ボウルに催芽玄米(1日水に浸けた玄米と浸けた水も)、小豆を入れて分量の水を入れる。
②塩を入れる。
③ 水、玄米、小豆を、そのまま全部を炊飯器の内鍋に入れて玄米コースで炊く。
すぐ食べても美味しい&玄米と小豆の栄養はもちろん普通にとれるのですが、酵素を取り入れるためには3日目まで残った小豆入りの玄米ごはんが、酵素玄米です。
玄米のパサつきが気になって敬遠していた方も、酵素玄米なら美味しくいただけるので安心です。
また、消化時間が白米の2分の1なので、胃の悪い方や玄米が重いと感じる方、お子様からご年配に方まで抵抗なく食せることも魅力です。
おにぎりにしたり、お弁当にも!
今お使いの炊飯器で簡単に作ることができ、特別な道具も必要ありません。
「ボソボソして、美味しくない」と玄米を敬遠している方も、玄米酵素ごはんなら大丈夫!
まるでお赤飯のような外観ともっちもちの食感は、同じ玄米とは思えないほどです。
美味しくて、栄養満点の玄米酵素ごはんは「自然に、美しく、健やかに」を応援するスーパーごはんです。
Q:酵素って何
A:酵素は、私たち人間が生きるために必要なたんぱく質の一種です。
つまり、玄米酵素とは玄米に含まれる酵素のこと。人間の体内で作られる酵素には限りがあり、食事によって補う必要がありますが、酵素は38~40℃の熱で変性してしまうため、加熱せずに「生」で食物をいただくことが大切になります。ところが、玄米酵素は熱に強く炊飯しても残るので、玄米の炊飯後に保温状態を保つと、少しずつその酵素が活性化し、日がたつにつれてモチモチとした食感に変わってくるのです。
Q:1日目から食べてはいけませんか
A:小豆入り玄米ご飯として食べてください。おいしいですよ。
炊き上がり1日目の玄米酵素ごはんは、まだ酵素による分解が進んでいない状態ですが、玄米の栄養は摂ることができます。ここで食べきってしまうと、玄米酵素ごはんの良さが得られないので、少しずつ食べて、3日目以降のごはんも残しておきましょう。
Q:炊飯器でなければ作れないのでしょうか
A:炊く器具は何を使っても構いません。
しかし、その後保温し続ける必要がありますので、炊飯器以外の器具で炊く場合は、炊飯器に移し変えたり、保温ジャーを用意する必要があります。初めから炊飯器で炊けば、移し変える手間もなく、楽ちんです。
Q:小豆じゃないとだめですか
A:玄米酵素ごはんは、小豆以外の豆でも作ることができます。
昔から小豆はむくみによいといわれ、消臭作用もあり、何より味がよくあうので、小豆で作ることをおすすめしています。