Soleとは、いわゆる「飽和食塩水」のことです。
昔、理科の実験でやりましたね?
ちなみにこのSoleで使用する塩はヒマラヤンソルトに限りませんが、それが健康効能が大きいからか、Soleと言えばヒマラヤンソルトを使ったものが一番一般的です。
ロスで開かれた「自然食品のエキスポ2019」で、私はあるヒマラヤンソルトのブースに置かれた、ヒマラヤンソルトでできたSlab(まな板)に興味を持ちまして、その効能を調べるにつれて、奥の深さにますます魅了されました。
【なぜヒマラヤン・ソルトなのか】
今や皆さんの多くがご存知の通り、今日最も一般的に使われている食卓塩は、ミネラルが削ぎ落されている上に精製・漂白されて、本来あるべき「塩」というものの姿からかけ離れたものとなっています。
それはやはり、体にも悪影響を及ぼします。
じゃあ海塩はと言えば、現代では残念ながら、有害物質やごみが海底に堆積していくにつれて、そこから採れる塩も汚染されてきています。
一方、ヒマラヤンソルトは2億5千万年前という大昔の海底が隆起してできたヒマラヤ山脈から採れた古代の岩塩で、現代の環境汚染とはもちろん無縁です。
ヒマラヤンソルトは、驚くべき84もの数の微量元素を含み、さらに塩が水と混ざった時にイオンエネルギーを放つという特殊性も持ち合わせています。
ヒマラヤンソルトの効能は、体をデトックスする、血糖値・血圧を下げる、ホルモンバランス・pHを整える、など本当に多岐に渡ってあります。
それを家に置いておくだけでも、空気を浄化してくれたりする、など、まるで新興宗教の置物並みに胡散臭い気もしますが(笑)でも科学的に見ていくと、それは本当なのですよね。
ヒマラヤンソルトが水に溶けると、それは濃縮されて電荷を帯びた塩と84の微量元素の集合体となりますが、そのイオン化された塩と微量元素は、体の各細胞に栄養補給と電解チャージをしてくれるのです。
ここで、ヒマラヤンソルト・ソーレイの効能は:
● 体のpHバランスを整える
● 天然の抗菌・抗バクテリア特性により体の解毒をする
● 体にミネラルを供給する
● ミネラルを供給することで体内水分量を改善する
● ミネラルと水分量の補給により、筋肉の攣りが減る
● 血糖値の統制を助ける
● 血圧を改善する
● 血糖値とホルモンバランスを整えることで、眠りも改善する
● 強力なアンチヒスタミンとして作用する→ 花粉症や動物の毛アレルギーなどの改善
● どのようなホルモン問題であれ、ホルモンバランスを整える
● ホルモンバランスとエネルギーの改善により、痩せやすくなる
● 甲状腺や副腎機能をサポートする
● 神経細胞間の伝達を促進する
● 食べ物へ異常な固執(過食や砂糖依存)が薄れてくる
● 骨の健康を助ける(体が血を中性化するために骨からカルシウムを奪い続けるために、骨粗しょう症は起こっている)
● 髪、肌、爪の質を改善する(ニキビ・アトピーにも良い)
・・とまあ、ヒマラヤンソルトがあればもう、健康問題すべてが解決するんじゃねぐらいの勢いじゃありませんか!
いや、でもこれは、案外そうかもしれないと思うんですよね。
例えば、魚を飼っていた人は、魚のちょっとした病気ぐらいなら、薄い塩水に入れておけば治せた経験をお持ちではないですか。
また、ある人の実話では、中耳炎と鼻炎にずっと悩まされていたのが、その人がサーフィンを始めて、いつも耳や鼻にザブザブ海水が入りまくっていたら、いつの間にかそれらの疾患も消えていたとか。
そう考えると、生物は元はと言えば海から生まれたので、海に帰ってそこである程度の時間を過ごせば大概の不調・疾患は治る(あと海岸で日光に当たると、ビタミンD3の生成が出来るので免疫が上がって相乗効果)ような気がしてきますね。
ちなみに、海の塩分濃度は約3.5%です。
ソーレイは飽和食塩水ですから塩分濃度26%ですが、そのうちの小さじ一杯をコップ一杯の水に溶かして飲むので、ちょうどそのぐらいの濃度になりますよね。
あと、ガンの代替療法として有名なバドウィグ・プロトコルを唱えたバドウィグ女史は、こう言っていました:
「細胞が正常に機能するには、細胞は健康でエネルギーが充電されていないといけない。
体は日々、5億の細胞を新たに作っているが、電解バランス(バッテリー)のスイッチがオフになっていると、健康な細胞は作れない。それが、悪い油を使った食事などを摂り続けていると、細胞膜が窒息して、うまく栄養と酸素の取り込みができなくなってしまう。
各細胞が詰まりと炎症を起こすところから、『ガン』は発生していく」
なんか、それを踏まえてこの効能を読んでいくと、ヒマラヤンソルト摂ってるとガンにならない!と直感で思えてきます。
私の単なる直感ですので、確証はありませんがね。
そんな気が自分の中でガンガンしてきますので、私は勝手にそう思ってます。
ともあれ、やっとここでソーレイのつくり方です:
ソーレイのつくり方は、笑っちゃうほど簡単だし、お金もかかりません。 なんせ、塩と水と瓶しか要りませんから
【原材料】
● ヒマラヤン・ソルト
● 蒸留水かフィルター水
● ガラス瓶
● 非金属の蓋
● 非金属のスプーンか混ぜ棒
【つくり方】
① 塩を瓶の1/4ぐらいまで入れる。
② そこに蒸留水かフィルター水を塩が完全に隠れるぐらいまでたっぷり注ぐ。
③ 瓶に蓋をしてよく振るか、スプーンや棒で良くかき混ぜる。
④ 瓶を一晩置いておく。もし塩が朝になって完全に溶けていたら、もっと塩を足してもう一晩おく。
⑤ 時間が経っても塩が瓶の底に溶けずにまだ溜まっていたら、ソーレイの出来上がりです。
これは、水が塩で飽和状態でこれ以上溶けないことを意味します。
【ソーレイの摂り方】
毎朝起きたら、小さじ一杯のソーレイを水の入ったコップに入れます。それを、体の各組織に届けるべく朝食前に摂ります。
ソーレイを摂り始めた最初は、頭痛が起こるかもしれません。
これは、ソーレイのミネラルによる解毒反応で、極めて普通です。
体がソーレイに慣れてきたらそれも消えていくでしょう。
それがきついと思うなら、小さじ半杯から始めても構いません。
それを、徐々に増やして最終的には小さじ一杯になるようにしていきます。
ソーレイの入った瓶は、室温で食器棚に保管しておけます。
ソーレイは自然に抗菌・抗バクテリアなので品質が悪くなっていくこともありません。
ただ、ソーレイに金属のものが触れないようにしてください。
塩で金属が酸化してソーレイが汚染されてしまうからです。
最後に、腎臓に問題がある方、塩分摂取量を制限している方はまず医師に相談してください。
Soleの効能や作り方のビデオは、YouTubeで”Himalayan Salt Sole"と入れれば、英語ですがたくさんヒットしますので、良かったら参考にして下さい。
いかがでしたでしょうか
これ、私もやり始めましたが、結構続けられそうです。
それにSoleは生き物みたいでかわいいんですよね(笑)どれだけ放っておいても腐らない、というのもなんだか不思議です。
生命の源である「塩」。
この現代こそ、私たちは塩をやたら避けるのでなく、健康維持・または体を正常な状態に戻すために”正しい塩”をしっかり摂取すべきなのです。