金閣寺・銀閣寺の住職が説く、禅の行動論。
考え過ぎるな。臆病になるな。人は、本来無一物。
価値や常識が揺らぐ時代。
「人間はそもそもまったくの空であり、何もない存在である」という禅の教えが
あなたの背中を押してくれます。
仏教界を代表する禅僧が贈る、残された人生を幸せに生き抜くための一冊。
第1章 行動することで逆境を乗り越える
●向き合い方を変えればつらい状況も楽になる
●理不尽なことには立ち向かう。その勇気が状況を好転させる
●定年はゴールではない。これからが人生の勝負
第2章 主人公として生きれば幸せになれる
●自由とは自らに由ること。主人公でないと自由になれない
●それがどこの国であろうと、対話を閉ざしてはいけない
●そのままの自分が本当の自分。外に求めても見つからない
第3章 煩悩を捨てる勇気を持てば楽になれる
●苦しかったり、悩んだりするのは心が何かにとらわれているから
●「足るを知る」ことで心は満たされる
●死に特別な意味はない。押しつぶされてはいけない
第4章 一日一日を丁寧に暮らす生き方
●質素な食事が無上の食事に変わる
●信心よりも掃除が大事!?
●何のためでもない。見返りはもとめない
●山あり谷ありの人生をしっかり生ききる