竹水(ちくすい)
1年のうち20日ぐらいしか採れない貴重な竹水です。
今年の竹(筍がのびたモノ)の地面から1m程の場所から切り落とします。
節のすぐ上辺り。
そこにナイロン袋を被せてテープでしっかり固定します(ちゃんと付けないとお水か漏れちゃいます)
1日放置して翌日には地下から吸い上げた竹の恵みを沢山含んだ竹水が溜まっています(^o^)
夜露や朝露ではありません。
旧暦の5月5日に採れた竹水は『神水』と呼ばれ最もパワーがあるとされているそうです
今年は筍の時期が早かったので、旧暦端午の節句の日にはもう吸い上げるチカラが無くなってるかも知れません。
ナイロン袋を取り去った後の竹にも、何日か放置していると中に竹水が溜まります。
揺するとチャプチャプとお水の音が聞こえますので、根元から切って採る方法も有ります。
竹を横たえてノコギリで切ったりナタで半分に割ったりして採取しますが溢れない様に注意が必要
“竹水”とは、4月から5月にかけて竹の生長期に地下茎から幹を通って吸い上がる水のことで、年間の内約20日間しか滲出しない貴重な水です。
生長期の若竹は一晩で約1メートル近くも伸びる驚きの生長力を持っています。
その生長力の源と考えられているのが、様々な成分を含んだ“竹水”です。
それは化粧品の基材としても注目すべきもので、天然保湿因子NMFの主成分とされる多様なアミノ酸、および保湿効果を有する糖類、また抗酸化作用を有するポリフェノール類、肌の健康維持を助けるビタミンB群などを含んでいます。