貧血は、病原菌から身を守るための防御機能           吉冨 信長


多くの女性が貧血に悩まされています。それは、生理中であったり、妊娠中であったり、さまざまな状況で起きています。

 

ご存知のように、貧血は、確かに「鉄分の不足」(またはVB12の不足)が主な原因です。しかしここで、安易に鉄分不足のせいにしてすぐに摂取するのは、実は危険です。また、人によって鉄分摂取をきちんとしても体内の貯蔵鉄がなかなか増えないのは、それなりの理由があるからです。その理由を解決しない限りは、鉄の吸収がうまくいきません。

 

例えばソマリアの難民キャンプにおいて、貧血の患者が多い地域で鉄のサプリを与えたところ、貧血はすぐに治ったのですが、その後40%の人が深刻な結核・マラリアなどの感染症にかかってしまったというようなデータがあります。このようなデータはほかにもあります。

 

実は、人は鉄を必要最小限しか持たないことによって、病原菌の感染から身を守っています。病原菌は鉄を奪うことで繁殖しやすくなり、人の体を病気にかかりやすくします。

 

特に女性は、病原菌が子宮から侵入してきて感染しやすくなるため、貧血になってでも鉄を多少不足にしておくほうが防御機能としてまだマシだという、体の仕組みを発達させました。

 

それでも病原菌は体内で生き残りをかけ鉄を奪い取ろうとします。ここで、体内にあるトランスフェリンという物質が鉄と協力に結合することで、病原菌に鉄を奪われないようにし、さらには鉄を必要としている細胞に鉄を運ぶことさえできます。

 

しかし、病原菌も負けじとさらに攻撃してきます。病原菌が自分の細胞内にこのトランスフェリンに対抗する機能であるシデロフォアという物質を生成し、鉄と結合させ、細胞内に鉄の輸送をさせていきます。

 

このような鉄の争奪戦が、今でも私たちの体内で繰り広げられているわけです。こうして、人体は死なない程度に鉄を減らすようにしていきます。特に腸に炎症が起きていると生体は鉄の吸収を妨げます。

 

私たちの体では、40~50mgの鉄を摂取しても、腸にはわずか1mg程度しか吸収されません。これは単に鉄が人体にとって吸収しにくい性質を持っているからだというわけではないのです。病原菌の繁殖を促さないよう、ヘプシジンという物質を使って、腸における鉄の吸収をわざわざ制限させているのです。

 

病原菌に感染しておらず貧血がおきた時にはヘプシジンが作られなくなり腸での鉄の吸収は増加されます。しかし、病原菌に感染していない平常の時でも、ヘプシジンによってある程度は吸収にブレーキがかかることがあり、これが多くの女性に貧血をもたらしている原因になっています。

 

以上により、貧血が起きたからといって、安易に鉄分を摂取すると、感染症になることがよくあります。

 

では、貧血が起きやすい人は鉄分の摂取をしてはならないか、ということになると思いますが、そういうことではありません。貧血が起きやすい人は鉄分を摂取する必要が当然ありますが、その前に、まず病原菌を寄せ付けないよう自らの栄養状態を取り戻し、食生活をよりよく改善し、腸内バランスや免疫を整える必要があるのです。つまり腸内環境を正すことが肝心です。

 

そのためには、しっかりとした栄養摂取の習慣化、そして精製糖質、添加物、農薬、改良穀物、リノール酸系の油などを体内に取り込まないように食事改善をする必要があるかと思います。

 

以上まとめると、貧血だからといって、安易に鉄分の摂取をするのではなく、鉄分を摂取する前にきちんとした栄養状態と腸内環境を整える必要があるということです。

 



貧血                       ココロとカラダの教科書


貧血と聞くと、ふらついたり、めまいのような症状をイメージする方は多いのでは?実は立ちくらみと貧血は原因が異なるケースがあります。また、貧血は実は重大な病気の兆候である場合もあり、放置するのは危険なのです。ここでは、貧血の主な8つの種類と、12症状を中心に解説してきます。セルフチェックもできるので、自分が貧血かどうか確認してみましょう。

 

貧血と聞くと、ふらふらとしたり、急に具合が悪くなって倒れてしまうような症状を想像しませんか?また、貧血はなんとなく「か弱い」ようなイメージがあって、大したことないと思われてしまう場合もあるかもしれません。

 

実は、貧血は重大な病気が隠れている場合もあり、体の危険なサインの可能性があるのです。ここでは、貧血の基本的な知識から、重大な疾患や治療にいたるまで貧血に関する知識を総ざらいしたいと思います。

 

貧血の基礎知識

貧血についての正しい理解をここで深めておきましょう。貧血とは、酸素を供給する働きをもつ血液中の赤血球や、その中に含まれるヘモグロビンという色素が減少し、体全体が酸素不足になる状態をいいます。

 

基準値としては、血中のヘモグロビンの数値が男性は13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下になると、貧血と診断されます。自覚症状としては酸素不足になると、動悸、息切れ、倦怠感、頭痛、爪が割れやすくなるなどさまざまな問題が起こります。月経があることから、特に女性に多く、10人に1人が貧血ともいわれているのです。

 

偏食やダイエットによる良質なたんぱく質、鉄やビタミンCが不足すると貧血を起こしやすくなります。体中に酸素を運ぶヘモグロビンは、鉄を含むたんぱく質であり、ビタミンCは鉄の吸収を助ける役目があるためです。

 

また、女性においては、妊娠、出産、授乳による母体の鉄分不足も原因になります。産前産後の貧血は、母体にも胎児にとっても、良くありませんので、食生活や鉄剤を服用して早めに改善する必要があります。また、毎月の生理による出血も貧血を起こす原因になります。

 

少量の出血であっても、継続的な出血と疾患が原因となっている場合もあります。例えば、主な疾患として、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなど消化器の疾患や痔核などです。また、女性の場合、子宮筋腫や子宮内膜症が原因で起こる過多月経や不正出血も貧血を起こす原因になります。

 

貧血かどうかを、病院で診断してもらう前に自分自身でチェックしてみることができます。次の項目に当てはまるものがあれば、貧血かもしれません。当てはまる項目が多い方は要注意です。

 

・疲れやすくなったと感じる 

・ものを食べると舌が痛い、口角炎ができやすい

・髪がよく抜ける

・朝、起きるのが苦手

・首や肩がこる

・頭痛を感じることがある

・顔色が悪い、青白いといわれる

・ダイエットをしている、したことがある

・朝食を食べないことがある

・インスタント食品をよく食べる

・外食が多い

 

脳貧血は貧血とは違う症状

実は、貧血といって一般的にふらーっとしたり、倒れてしまうと思われているのは「脳貧血」のことかもしれません。

 

症状として、例えば急にふーっとなるとか、頭または体がふわっとする、目の前が急に暗くなる(立ちくらみ)、一瞬気が遠くなる場合があります。これは脳貧血、すなわち脳への血液の流れが一瞬、途切れることによって起こる症状で、急に血圧が下がった時、あるいは心臓や血管系に問題がある人に起こると言われています。

 

この脳貧血により気を失って倒れた場合、これを失神(しっしん)と呼ぶそうです。貧血と脳貧血は自覚症状が似ていることから誤解されがちですが、別物だと考えてください。

 

鉄欠乏性貧血

貧血にはいくつかの種類がありますが、まずは女性に多く一番よく起こりやすいのが、鉄欠乏性貧血です。生理による出血や妊娠も原因のひとつで、疲れやすい・頭痛・めまい・立ちくらみ・うつ・爪が割れやすいなどの症状が、鉄分不足による可能性があると言われています。

 

健康診断でヘモグロビン値でひかっかったことのある方も多いのではないでしょうか。貧血の指標であるヘモグロビン値は男女とも13g/dl以上が望ましい数値だと言われていますが、11g/dl以上あれば貧血と判定されないケースが多いようです。症状としては、頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、氷をかじりたくなる(氷食症)など、症状は多岐にわたります。

 

治療としては、鉄剤を1〜3ヶ月内服すると改善することが多いようです。また、鉄剤とビタミンCを同時に内服すると、鉄の吸収は2〜6倍に増えるとも言われています。

 

失血性貧血

大量出血によって失われた赤血球が新しく産生される赤血球より多い場合は、出血過剰による貧血になります。これが失血性貧血です。

 

自覚症状としては、急速に血液が失われると血圧が低下するため、めまいを覚えることがあります。また、徐々にゆっくりと血液が失われた場合は、疲労感や息切れを覚えたり、顔が青白くなったりすることがあります。対処法としては、出血の原因を取り除き、必要であれば輸血や鉄分補給を行います。

 

続発性貧血

貧血には、血液や血液を作りだす造血機能自体に原因がある一次性貧血(原発性貧血)と、他の病気が原因でひき起こされる二次性貧血(続発性貧血)があります。この続発性貧血では、次のような病気が原因になっている場合があります。

 

白血病、悪性腫瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、子宮筋腫、痔核、結核、腎不全、肝硬変、甲状腺機能低下症などが原因となり、貧血をひき起こします。自覚症状としては、体内組織の酸素が不足するため、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、出血しやすい、顔色が悪い(青白い)などの症状があらわれると言われています。対処法としては、この原因となっている疾患を治療することが必要となります。

 

ビタミンB12欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血

ビタミン欠乏性貧血は、ビタミンB12や葉酸の不足または欠乏が原因です。ビタミンB12や葉酸の欠乏は、「巨赤芽球性貧血」を引き起こします。

 

自覚症状としては、脱力感や息切れしやすくなる、顔色が青白くなることがあります。また、神経過敏になる場合もあります。対処法としては、服薬によって不足しているビタミンを補給します。

 

ビタミンB12欠乏症や葉酸欠乏症は、ほとんどの場合、これらのビタミン類が食事に欠けていたり、消化管から十分吸収されなかったりすることが原因です。特に、菜食主義者(ベジタリアン)はビタミンB12が不足しがちなので注意しましょう。

 

再生不良性貧血

頻度が低い貧血ですが、再生不良性貧血という病気があります。再生不良性貧血は、血液中にある白血球、赤血球、血小板のすべてが減少する疾患です。汎血球減少症とも呼びます。

 

重症度が低い場合には、貧血と血小板減少だけがあり、白血球数は正常に近い場合があります。白血球には好中球、リンパ球、単球などがあり、このうち再生不良性貧血で減少するのは主に好中球です。好中球は私達の体を細菌感染から守る重要な働きをしているので、感染を起こしやすくなってしまいます。治療には入院が必要となります。

 

遺伝するかどうかについては、再生不良性貧血の大部分を占める後天性の場合について遺伝はまだ証明されていません。ただし、すべての病気の発症は生まれつきの体質と環境の影響を受けることから、「なりやすさ」という体質は環境の影響を受けて遺伝する可能性があるということです。

 

血性貧血

自身の赤血球に対する自己抗体(蛋白)ができて、赤血球が異常に破壊されておこる貧血です。この自己抗体というのは、自分のからだの成分に対する抗体のことです。本来は、細菌などから身体を守るために抗体は作られるもので、自分のからだに対しては作られません。しかし、自己免疫疾患と呼ばれる一連の病気では、自己抗体が出現して自分自身の体を攻撃してしまうのです。

 

患者さんは全国で1,300~1,700 人、1 年間に数百人程度の新たな患者さんが発生していると推定されています。まだ、原因は解明しきれていません。主な症状は貧血によるもので、だるさ、動悸、息切れ、めまい、頭痛、黄疸や脾臓の腫れなどがみられます。

 

悪性貧血

悪性貧血は、ビタミンB12が不足することによる貧血です。自己免疫的機序などにより萎縮性胃炎を起こすと内因子の分泌が低下し、B12の吸収が不良となり貧血になります。これが悪性貧血です。食事で摂取したビタミンB12は胃粘膜から分泌された内因子と結合し、回腸末端で吸収されます。胃が貧血と密に関係しているというのは、意外な事実ではないでしょうか?

 

B12欠乏による貧血の約3分の2を占め残りの大部分は、胃切除後のB12欠乏によるもので、胃切除による吸収不良が原因になります。舌の荒れ、白髪の増加、手足がしびれる、精神症状などの症状が現れるようです。治療としては胃におけるビタミンB12の吸収が不良のため、皮下注射で治療する場合と内服での治療があります。

 

二次性貧血(続発性貧血)

血液疾患以外の基礎疾患が原因で起こる貧血を、二次性貧血(続発性貧血)と呼びます。続発性貧血でも説明をした通りで、主な原因としては感染症、膠原病(こうげんびょう)、悪性疾患、腎疾患、肝疾患、内分泌疾患などがあります。

 

特に注意したいのは、高齢者でみられる軽度から中等度の貧血は大部分が二次性貧血だということです。中でも消化器系の悪性腫瘍が隠れている場合があるので注意が必要だそうです。

 

鉄欠乏性貧血で起こる症状

 

下まぶたをべーっとすると白っぽくなっている場合がありますが、貧血の兆候かもしれないので注意が必要です。自分でチェックする場合は、まぶたの裏を見てみましょう。

 

手鏡を持って、下まぶたの裏の色をみてみてください。健康な方だと、薄い赤色からピンクがかった色をしていますが、貧血があると、白くなっているので要注意です。液の色素が薄くなって下まぶたの本来赤い部分が白っぽく見えていたら貧血を疑ってみると良いでしょう。

 

病院での診察でも、まぶたの裏の色を見て、採血をして調べることがあります。まぶたの色だけでは判断できませんが、採血の結果、ヘモグロビンの数値が低い場合には、貧血と診断されます。

 

口内炎は貧血の他に原因がある場合もありますが、鉄欠乏による貧血が隠れている場合もあるといいます。血液内に鉄分が不足する鉄欠乏性貧血では、口内の粘膜が白っぽくなったり、口角に亀裂が走っていたくなることがあります。

 

また、再生不良性貧血といって骨髄の造血機能が低下し、赤血球、白血球、血小板などが不足する貧血の場合は、口の中の粘膜やのどに潰瘍ができることがあるといいます。他、ビタミンB12、葉酸などが不足する巨赤芽球性貧血(悪性貧血)では、口の中の粘膜が縮こまって(萎縮)して黄色味がかった白色になります。

 

その他、白血病・リンパ腫の場合は、歯茎が腫れて出血し、壊死することもあるほどだといいます。白血球の中の顆粒球がなんらかの薬剤の使用などで急激に減少する顆粒球減少症でも、口の中に潰瘍ができることがあるようです。薬を服用しはじめてから、口内炎がひどい場合には医師に相談しましょう。

 

爪が割れやすくなって二枚爪になったり、反れてスプーンのような形になるスプーン爪となる場合があります。女性は特に爪の割れやすさで貧血に気がつくことが多いかもしれません。

 

鉄欠乏性貧血の場合には爪甲が正常の場合に比べて弱いために、爪が反り返るスプーンネイルになりやすい傾向があるといいます。鉄剤の内服によって治癒しますが、ある程度の期間、服用の継続が必要と思われます。

 

鉄分が不足して赤血球が酸素を十分に供給できなくなると、息切れ、疲れやすさなどを感じることがあります。倦怠感や疲労感がぬけず、寝ても取れないという方は貧血を疑う必要があるかもしれません。

 

また、特に鉄欠乏性貧血は圧倒的に女性に多いですが、それには無理なダイエットや食習慣の乱れ、生理が大きく関係しています。主な症状として全身の倦怠感や頭痛、めまいや息切れなどがあらわれ、貧血に気がつくこともあります。また、血液検査で初めてヘモグロビンが低いことを指摘されて、倦怠感、疲労感の理由に気がつくケースもあるでしょう。

 

貧血が進行すると、顔色が悪くなる顔面蒼白になる場合があります。見るからに、貧血っぽい見た目になってしまうということです。顔色が最近冴えない、青じろい感じがするという方は貧血になっているかもしれません。

 

この理由は、血液中のヘモグロビンは酸素と結合して赤色になるのですが、貧血になると赤みが少なくなって顔が青白くなります。また、コラーゲン生成には鉄が必要です。 鉄不足で、コラーゲン生成に悪影響が出ると、髪や爪に影響が出ることがあります。肌荒れや髪がパサパサしてくるのも鉄不足の症状といえます。

 

もし、顔色が悪いと人に指摘されたら、まぶたの色をチェックしてみたり、他の息切れ、倦怠感などの自覚症状があれば、貧血の検査を一度受けることをお勧めいたします。

 

貧血の症状としては、立ちくらみのような症状以外に、肩こりや頭痛、むくみが生じる場合があります。もちろん、この症状は他の原因があって出現する場合もあるため、判断が難しいかもしれませんが、貧血が原因の場合もあるのです。

 

なぜ、貧血になると肩こりがおこるのでしょうか。貧血によって肩の筋肉が酸素欠乏になることが関係しています。筋肉内に疲労物質が蓄積し筋肉がこわばるため、肩こりになってしまうのです。

 

貧血がある患者さんには、肩こりを訴える人は多いようです。鉄剤投与などによって貧血が改善されるとともに、肩こりの症状も次第に消えていくというケースがほとんどだそうです。肩こりの原因にはさまざまなものがあるため、貧血だけが問題とは限りませんが、日頃の肩が凝るような習慣がない人は、貧血が肩こりを招いている可能性も考えられます。

 

脳の酸欠で起こる貧血症状

 

貧血になると、赤血球や赤血球中のヘモグロビンが減少し、酸素の運搬能力が低下した状態をいいます。脳が酸欠状態となってしまうのです。初期には自覚症状はあっても、なんとなく気分がすぐれないという程度ですが、だんだんと自覚症状があらわれ、寒気や頭痛の症状が現れる場合もあるといいます。

 

体温は、体内で糖質や脂質を燃焼し維持しています。その燃焼には酸素が使われており、酸素を運ぶのは血液になります。貧血になって運搬する血液が不足していると、十分な酸素が供給できずに寒気を感じてしまうというメカニズムになります。夏のクーラーに異常に弱く寒がりな女性って多いですよね。自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが低下しているもかもしれません。そして、貧血が隠れているの可能性もあります。

 

貧血というと立ちくらみやめまいをイメージしがちではないですか?実は、このような場合の多くは、血液の悪循環による起立性低血圧という低血圧の一種で、貧血とは違うのです。

 

めまい、立ちくらみを起こす病気は色々とあります。例えば、メニエール病などの内耳の病気・脳腫瘍などの脳の病気・低血圧・貧血・更年期障害などです。まずは病院にて検査をして、何が原因なのかを調べて、明らかな原因がある場合はそれに対する治療が行われます。

 

主な治療法は、ビタミンB12や脳の血流量を増やす薬を使ったり、女性ホルモン剤を服用したり、「水毒」を改善する漢方薬を使う場合もあります。起立性低血圧による立ちくらみと間違われやすい「貧血」ですが、貧血でもめまい、立ちくらみの症状が現れる場合もあるので、自己判断でどちらかに決めつけるのは避けた方がよいでしょう。

 

せっかくの週末になっても眠気でぼーっと過ごしてしまったりしていませんか?貧血が原因で仕事のミスが増えてしまって、ストレスを抱えてしまうなんて悪影響もあるかもしれません。

 

貧血は、赤血球の不足が引き起こす病気です。酸素の運び屋である赤血球が減ってしまうと、血液中の酸素供給が低下してしまい、体全体へ酸素が行き渡らず、さまざまな不調が現れます。

 

特に脳への酸素供給が減少すると、ぼーっとしたり、眠気を感じたりしやすくなるのです。集中力が続かなかったりすることもあるでしょう。

 

どんなにいいシャンプーやトリートメントを使っていても髪がぱさついたり、抜け毛が増えて困っているという方はいませんか?抜け毛は、女性男性問わず気になるものです。

 

貧血になって、全身に十分なヘモグロビンが供給されず酸素不足となると、同時に栄養をうまく受け取れていない状態になります。全身すべてに影響が出る可能性があり、毛髪への影響も起こるのです。酸素や栄養などが運ばれていない貧血の状態にあると、髪にも充分な栄養が行き届かず、抜け毛や薄毛などのトラブルを引き起こすと言われています。

 

鉄欠乏による貧血状態が進んでくると、神経伝達障害が起こり、手足を虫が這うように感じたり、味覚障害が起こる場合があるといいます。手足がむずむずしたりする症状は、必ずしも血液学的な検査で異常が見られなくても、しばしば見られるケースもあるといいます。

 

また、味覚異常が起こって知らず知らずに嗜好が変化して、食べ物の好みが変わったりしてしまう場合もあるようです。特に鉄分が不足しがちになる妊娠中の方は注意が必要です。

 

神経伝達の異常が起こって、人によっては針で刺されたり、なぞられる等の幻覚症状が起こる場合もあるといいます。特に、妊婦は胎児に鉄分を分け与えるため貧血になりやすいと言われており、ムズムズするなど軽度の症状も含めると、妊婦の5人に1人にこの症状が見られたとも報告されています。

 

重度の貧血の症状

 

軽度の症状をここまで紹介してきましたが、貧血がさらに重くなると、安静にしていても症状が現れることがあるといいます。特に、血管の破裂による出血などで貧血が急激に進んだ場合は、貧血の程度によらず症状が強く現れます。重度の症状となると、病院での治療が必須となってきます。

 

貧血が重くなると、口内炎、爪が白くなる、失神、めまい、のどが渇きやすい、汗をかく、脈が弱く速くなる、呼吸が速くなるといった症状が加わります。重度の貧血の中でも、特に脚の血行が悪くなっている場合や、肺や心臓に特定の病気がある場合は、運動のときに痛みを伴ったけいれんが下肢に起きたり、息切れや胸痛などの症状が現れたりすることがあるようです。

 

貧血というと、大したことの無い、よくある症状のような印象がありませんか?ふらついてしまうけれど、すこし安静にすれば大丈夫、そのような認識があるかもしれません。確かに貧血自体は起こりやすい症状かもしれません。

 

しかしながら貧血で倒れてしまうと、思いもよらない大けがにつながる場合もあるのです。例えば、電車を待っているときにプラットホームでふらっとしたら…危ないですよね?そして、重度の貧血ともなれば昏睡状態に陥ってしまう場合もあるというのです。

 

血液中のヘモグロビンや酸素濃度を低下させる病気には、重度の貧血による赤血球の不足以外にも窒息、一酸化炭素中毒などがあります。このような病気によって生じる脳の酸素供給不足が続くとは広い範囲に及ぶことが多く、ときに昏睡状態を起こす場合もあるのです。重度の貧血となると輸血が必要になる場合もあります。

 

貧血というと、大したことの無い、よくある症状のような印象がありませんか?ふらついてしまうけれど、すこし安静にすれば大丈夫、そのような認識があるかもしれません。確かに貧血自体は起こりやすい症状かもしれません。

 

しかしながら貧血で倒れてしまうと、思いもよらない大けがにつながる場合もあるのです。例えば、電車を待っているときにプラットホームでふらっとしたら…危ないですよね?そして、重度の貧血ともなれば昏睡状態に陥ってしまう場合もあるというのです。

 

血液中のヘモグロビンや酸素濃度を低下させる病気には、重度の貧血による赤血球の不足以外にも窒息、一酸化炭素中毒などがあります。このような病気によって生じる脳の酸素供給不足が続くとは広い範囲に及ぶことが多く、ときに昏睡状態を起こす場合もあるのです。重度の貧血となると輸血が必要になる場合もあります。

 

貧血の治療

 

貧血は鉄分不足が原因になっている場合が多く、食事を見直すことがまず大切になります。1日3食、栄養のバランスの良い食事をすることが基本となります。鉄分やビタミンの欠乏以外が原因で貧血と成っている場合は、必ずしも食事療法だけでは十分ではなく、薬剤による補給が必要になるでしょう。

 

食事は1日3食規則正しく食べ、偏食・減食・欠食はやめるようにしましょう。また、毎食、主食・主菜・副菜などを組み合わせ、栄養素をバランスよくとるようにしましょう。そして特に大切な鉄分は良質な動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に食べると吸収率が高まるといわれています。また、納豆や豆腐、鶏肉など良質のたんぱく質を含む食品を選びましょう。

 

貧血は進行状態によっては、鉄剤を補給して治療する場合があります。食事を見直して、鉄分の多い食事をすることも大切ですが、一度、体内の鉄分が枯渇してしまうと、食事だけ回復させるのは難しいといわれています。このような場合に、鉄剤で鉄分を補給してあげるのです。

 

また、鉄は体内でフェリチンとして蓄えられ、体の様々な反応にかかわる酵素の働きにもかかわります。このため、貧血に至らなくてもフェリチンの減少にともない体調が悪くなることがあります。たとえば、うつ、不眠、めまい、むずむず足、肌荒れといった症状です。このような鉄不足に起因する諸症状にも鉄剤が適応になる場合があります。

 

鉄剤は市販品もありますが、病院で医師に相談して処方してもらうことも可能です。例えばフェロミア錠などが用いられることがあります。

 

貧血になる前に、予防をして貧血にならないようにしましょう。鉄は吸収率の悪い栄養素で、日頃食事に気をつけていないと欠乏しがちになってしまいます。鉄を多く含む食材は、貝類(はまぐり、あさり、ホタテ)いか、たこ、レバー、ダークチョコレートやココア、種類(かぼちゃの種、ごま)、ドライフルーツ(アプリコット、プルーン)、ナッツ(アーモンド、カシューナッツ)などです。

 

鉄欠乏性貧血を予防するためには、毎日の食事から鉄分が不足しないよう十分に取るようにしましょう。特に、鉄の必要量が増加する生理や妊娠中の時期は不足しやすくなるので気を付けましょう。積極的に鉄分を含む食事をとったり、サプリメントや薬で鉄を補うとよいでしょう。

 

また、ビタミンCを補給すると鉄の吸収を助けてくれます。症状が見られたら、ひどくなる前に病院を受診して早めに対処するようにしましょう。ふらふらする、息切れする、爪が欠けるなど、大したことないと思っていても、実は貧血が深刻になっている可能性もあります。大丈夫と過信しないで、早めにケアすることが大切です。

 

いままでの貧血に対するイメージが少し変わったでしょうか?思っていたよりも、貧血は怖いものだと感じた方も多いのではないでしょうか。もし、何らかの自覚症状があって貧血を疑っている方は、まずは病院で血液検査を受けて、チェックしてもらうようにしましょう。貧血の種類によっては、早めに治療を開始することが必要な場合もあります。辛い症状を放置しないで、適切な処置を受けるようにしましょう。

 

貧血にならないように、バランスの良い食事を心がけて、しっかりと栄養をとることがとても大切です。血液は生命を保つのに大切な存在であるからこそ、血液のケアもちゃんとしていきたいものですね。

 



貧血                       ひかりあめのゆうすけ


そもそも貧血とは、増血機能が低下し、赤血球が少なくなった状態です。

そうなると、現代医学は鉄剤を処方し、現代栄養学はホウレンソウやレバーを沢山食べろと言います。

 

しかし、こうしたケア方法は、戦前の栄養失調型貧血には効果があったかもしれませんが、昨今の栄養過多型&ミネラル不足型貧血には何の効果も無いばかりか、鉄剤による胃腸粘膜への強い刺激で、かえって悪化する方も、少なくありません。

 

それはそうです。

 

神様は、人間が鉄を直接食べるように、設計されませんでしたから。

それに、飼料に含まれたホルモン剤や抗生物質で汚染されたレバーを食べたり、アクを減らすために品種改良され過ぎて鉄分の減った、また、農薬と化学肥料で汚染された非力なホウレンソウを食べても、状況が改善するどころか、別の問題を孕むコトにもなりかねません。

 

現代の貧血との正しい向き合い方は、増血機能を強化し、ミネラル補給と脱ミネラルを防ぐことです。

これ以上でも、これ以下でもありません。

 

身体の増血機能は、最近良く耳にする、サーチュイン遺伝子を活性化させれば、簡単に解決します。

サーチュイン遺伝子とは、別名を延命遺伝子、サバイバル遺伝子とも呼び、飢餓状態や低温ストレスを感じたときに発動するものです。

 

つまり、玄米菜食ベースに切り替えた上で、さらには、思い切った減食をし、入浴の締めくくりに冷水を浴びるようにして下さい。

 

胚芽と葉緑素を吸収できる玄米菜食は、ミネラル補給として理想的です。

特に葉緑素は、浄血作用もありますので、動物性食品で酸化した血液を綺麗にしてくれます。

 

減食については、朝食断食をすることで可能です。朝食を、ハーブティーだけにしてみて下さい。また、お菓子や清涼飲料水は、白砂糖が多量に使用されているため、体内に摂取したミネラルを、排泄させてしまいますので、こうした食品を、生活から排除せねばなりません。

 

ちなみに冷凍食品、チルド食品、そしてレトルト食品などの加工食品は、旨みを向上させるためにミネラルや繊維質を排除しているため、貧血症の方にとっては、最悪の食べ物であることを忘れないで下さい。

 

貧血は簡単に治ります。病院に行く必要はありません。

 



貧血の予防・改善                           手前板前


・鉄の多い食品をしっかり摂るのが基本です

ほうれん草などの葉野菜、海藻、レバーや魚介(とくに貝)

 

・鉄は吸収されにくいミネラルです。とくに植物性食品に含まれる「非へム鉄」は吸収率がよくありません。海藻、豆、緑黄色野菜などがそうです。ほうれん草などはあまり鉄の補給にならないので注意。それに、非へム鉄はあまりヘモグロビンの役に立ちません

 

・動物性食品の「へム鉄」は、植物性の鉄より5倍以上も吸収率がアップします。貝や肉、レバーなど

 

・葉酸:赤血球に関与 

 

・鉄の吸収を良くしてくれるのが、ビタミンCとたんぱく質

 

・これらのことから、もっとも鉄補給に良い食材は、「赤身の肉」「カキ(貝)にレモン汁」などでしょうか

 

・逆に鉄の吸収を邪魔するものが、お茶、コーヒー、赤ワインなどに多い「タンニン」、加工食品に多く含まれる「リン酸塩」、他のものと結合して排泄してしまう、フィチン酸、食物繊維、カルシウムなど。これらはなるべく鉄食材と合わせないようにしましょう

成人女性の約30%が貧血気味だといわれますが、貧血には様々な種類があり、自己診断が難しいので、医師に診てもらって自分がどういうタイプの貧血なのかを知っておく必要があります。

 

しかし、ほとんどは鉄分の不足からくる「鉄欠乏性貧血」であり、まれにある「悪性貧血(巨赤芽球性貧血)」の場合も葉酸やビタミンB12などの栄養不足が原因です。

 

鉄は血液の赤血球の成分であるヘモグロビンの主成分でもありますので、不足すると酸素不足を招きます。ひどく不足すれば、めまい、顔面蒼白、動悸や息切れ、頭痛などを発症するようになります。症状が低血圧症と似ていますが、低血圧はまた違う病気ですので、やはり一度は病院で血液検査をしてもらった方が良いですね。

 

月経があって血液を失いやすい女性の場合は、ヘモグロビンも流出してしまうため、男性よりも多めに鉄を補給しておく必要があります。特に妊娠中や成長期には不足しやすくなります。偏食を避けて鉄の多い食品をしっかり摂るようにしましょう。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


旬(ときめき)亭へのアクセス


 

 

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 旬(ときめき)亭 亭主  たきがみ博士



 

神奈川県川崎市麻生区

百合丘1-5-19 

   YDM百合ヶ丘ビル 5階

 



☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放