サラサラの血液はくまなく全身を巡りますが、均等に巡る訳では有りません。
臓器の中には血管が細い臓器が有ります、それは腎臓と心臓と目と脳です。
腎臓には、ボウマン嚢と言う血液を濾過する細いネフロンが有ります。
心臓は、血液の使用量に対して血管が細い為に詰り易い臓器です。
目は、眼底写真で分かるように細い血管が沢山有ります。
脳の中も、血の色が見えない程に細い血管が巡っています。
これらは血管が細い為に、血圧を必要とする臓器です。
血液が酸素やエネルギーや身体の材料を運びますから、血圧が下がるとそれらの臓器は酸素不足,エネルギー不足,部品不足となり維持できなくなります。
それが腎臓では腎不全、心臓では狭心症、目では飛蚊症・白内障・高眼圧・緑内障、脳では認知症となります。
普通にしていても血液が通り難いこれらの臓器は、更に降圧剤で血圧を下げ続けると、臓器に症状が出ます。
降圧剤は、病を作る薬です。
ヒトの血圧は、年齢+90で正常だと多くのDr.が言います。
学会の都合で、180~>160~>140と高血圧の定義を下げて来た根拠は、何処に有るのでしようか。
ヒトの身体は、何も変わっていないのにです。
血圧を下げるのは、自分で総合的、複合的に食と生活習慣を変える事でしか、実現しないのです。