元気のない、とにかくだるくてしかたがない…という人に「うつ病」と診断し、抗うつ剤を投与したところでなんの価値もありません。
同様に、問題(…と大人が思う)行動をする子、言うことをきかない子、周りの子どもと違う子に「発達障害」と診断し、ADHD治療薬などを投与したところでなんの価値もありません。
価値がないどころか、かえってその問題は大きくなりさえし、最悪の場合は「死」という結末さえ迎えます。もちろん、治療によって…。
大事なことは「症状には必ず原因がある」ということです。
その原因に向き合うことをせずに現れた症状や行動だけを修正しようというのは全く意味をなしません。
もちろん食が全てを改善するということはありませんが、食は日常の生活の基本ですから、日常の生活の中に潜む原因に目を向け、それに取り組むという意図を持つという行為の一環としてしっかり取り組む価値は大有りです。
なんでもかんでも「医学」「専門家」にお任せ…という姿勢こそ真の敵…です。
一人一人が逃げずに自分の人生にしっかりと向き合うこと!
食はその重要なきっかけを与えてくれることは間違いありません。