糖質制限について                        穴井 和孝


糖:グルコースはエネルギーとして余れば中性脂肪で蓄えられます。

タンパク質や脂質も余れば中性脂肪で蓄えられます。

 

三大栄養素はエネルギーと身体の材料を作る相互システムで代謝します。

糖質からグルコースを作るのが解糖系と言われグルコースが足りなくなるとアミノ酸から糖新生と言い3炭素化合物のピルビン酸を経てグルコース6リン酸を作ります。

このグルコース6リン酸から五炭糖リン酸回路でリボースと言うRNAの材料が作られ更にDNAの材料が作られます。

 

RNAやDNAやヌクレオチドは細胞分裂に必要な情報や材料でその情報に従いアミノ酸を20種類使って身体に必要なホルモン以外のほぼ全ての物質や細胞を作ります。

この場で複製ミスや情報や、ヌクレオチドに傷が出来るとアミノ酸配列が違う物質が出来て、それが細胞であれば異形細胞と呼びますが、異形細胞が処理されずに数回の分裂を繰り返すと、ガン細胞が生まれます。

 

五炭糖リン酸回路でガン細胞が生まれる事はその通りですが、糖質は脂質以外の栄養素から必ず作られますから、糖質を制限すればタンパク質から作られます。

五炭糖リン酸回路の暗号により、細胞内ではタンパク質の様々な部品が作られますが、酸化ストレスでこれが失敗すると細胞内は異物で溢れます。

そして身体に必要な部品が足りなくなる一方で、異物を処理する免疫細胞が忙しくなりますが、免疫細胞の数は有酸素運動で出来るスーパーオキシドアニオンラジカルに対処する量しか有りません。

 

酸化ストレスが過酸化水素に働く事により出来るヒドロキシラジカルの対策は、ヒトの身体には無いのです。

ヒドロキシラジカルは五炭糖リン酸回路で細胞分裂場に介入しガン細胞を増やします。

更に粘膜など露出した細胞と手を繋ぎ異物にし免疫細胞の仕事を増やします。

ですからガン細胞を増やすのは、酸化ストレスです。

 

これが基本的な糖代謝の仕組みです、糖質は代謝の基本物質ですから足りなくなると補う仕組みがある事と、ガン細胞の生い立ちと免疫細胞の数に限りがある為に、酸化ストレスを減らす必要がある事の科学的な根拠になります。

 

つまり糖質を制限しても、他のルートで作りますから糖質制限は意味が無いのです。

 

酸化ストレスのつなぐ手と直接的手を繋ぎ酸化活性を減らす物が、抗酸化物質でビタミンCやEにポリフエノール類です。

酸化とはある物質と手を繋ぎ違う物質に変える事を言います。

酸化ストレスが増えると、体内に異物が増えそれを処理する免疫細胞が対応出来なくなります。

この状態が10年15年と続くと、癌が現在の医療機器で発見できる5ミリ程度の大きさになります。

 

ガン細胞は2倍2倍で増殖しますから、この時期からは見た目で爆発的に増殖しますが、この時期からガン細胞自身が血管新生を促し、栄養を補給し増殖を早めます。

肥満細胞が増える体質に至った方は免疫細胞の仕事が相対的に増加した事になっていて、免疫細胞の仕事が過多になっていますから、ガン細胞が増える結果になりますが、肥満細胞からガン細胞が生じる機序は知りません。

 

ビタミンCは、炭水化物で食べ物です。

ビタミンはそのまま吸収されますが、血液に外部から直接、おそらく化学物質のアスコルビン酸を注入するものと思われますが、化学物質は酸化ストレスです。

 

ヒトの身体は、自然な物と化学物質を見分ける力を持っています。

 

酸化ストレスの血管内注射は、毎秒200万個も分裂する赤血球の遺伝子を酸化させ免疫細胞の仕事を増やす恐ろしい行為です。

 

腎臓では、ネフロンで漏れ出した糖や栄養物質をヘンレのループで再吸収します。

 

薬でこの再吸収を抑え糖を排泄する訳ですが、血糖が下がれば糖は複数のルートで作られます、これは体内の糖を排泄する目的に酸化ストレスで癌の素を使う事に成ります。

 

薬剤で糖の排泄を促進するのは対症療法しか出来ない西洋医学の世界です。

 

西洋医学は、根幹を修復する事は有りません。

 

医療と称する自分が出来る範囲を正当付けて患者をお商売道具にします。

栄養医学は、食べ物と生活習慣で自分で根治する方法です。

 



糖質選択                                                   もり くみこ


人間は、何万年もずっとずっとずっと、獲物を捕まえ、木の実を採り、狩猟採集で体を作ってきた。

ガンや糖尿病や心筋梗塞や肥満やADHDや虫歯もなかった。(そういうものがなかったという痕跡が残っている。)

人間の4万年の歴史の中で、たった数千年前に農耕が始まり、米や穀物を食べるようになった。

人類の歴史からしたら、米や小麦粉を食べるようになったのは、分厚い人類史の1ページ目にも満たないつい最近のこと。

 

その最近1000年ぐらいのうちに、人間には様々な病気や不調が現れて、東洋医学や西洋医学、薬膳、漢方、アーユルヴェーダなど、様々な健康に対する医学が生まれました。

不健康になったから「健康」という言葉が生まれました。

 

日本人の腸が伸びてしまうぐらい、炭水化物は消化に時間がかかるということを人体の歴史が証明しているし、それを3食も食べていれば内臓に常に負担がかかる。

血液はドロドロになる。

かといって、炭水化物を悪とするのも違うと思いますが。

炭水化物を食べるようになったのは、食糧難や飢えの時代があったからこその効率的なカロリーの摂り方だと思いますし。

炭水化物はある程度必要です。

 

だから「糖質制限」ではなく、「糖質選択」なんだと思います。

戦前の人が食べていた食事が必ずしも良いものとは限りません。

戦前戦後の食べ物がなかった時代の「ごはんと漬物と味噌汁」という炭水化物食で低栄養の食事をしていた人々に、現代の二型糖尿病や更年期障害、ガン、成人病などの疾患が増えているのも事実ですし、逆にお酒やタバコや好きなもの食べていても長生きで元気な方もいます。

 

ただ、地球上で野菜しか食べない民族はひとつもいないというのは事実。

 

植物性タンパク質には植物が生きるためのアミノ酸しかほぼ含まれていません。

やはり人間は動物ですから、動物性のアミノ酸も必要とします。

人間のもともとの栄養、お母さんの母乳も、動物性のタンパク質ですから。

体の材料になるタンパク質と脂質が不足していては、新しい細胞も再生しないし、体も修復されません。

 

江戸時代の食の大変化が起きてから、日本人のタンパク質不足、鉄不足、糖質過多の食事はどんどん悪化しているように思います。

実際、江戸時代の日本人男性の平均身長は150cm台でしたし、子供の成長・発達も悪かったようです。

昔話に出てくるやまんば様は、実は40代だったという話も。

穀物中心だった戦前戦後も、やはり老化は早かったと思います。

 

ちなみにアニメ中のサザエさんは24歳で、波平さんは54歳ですから。

戦前の女性が多産だったのは、栄養不足で種の存続・維持に危機を感じた体がたくさん子供を産むスイッチを押しているとも言われています。

体に飢餓スイッチが入り、子孫を残さなきゃと思うわけです。

栄養状態が悪い国になるほど子供を産む数は多く、老化も早いです。

 

種の存続のメカニズム

アフリカやカンボジアなどの途上国も子だくさんです。

逆にヨーロッパなどは子供は2人とかが多いです。(どちらが良い悪いという論点は今話していません。)

日本も昔は子だくさんでしたが、その代わり、お母さんの産後の老化は激しかったです。

 

歯が抜ける、爪が弱くなる、髪が抜ける、シミ、白髪、腰痛、産後鬱、手荒れ…。

今思うと明らかにミネラル不足に陥ってますよね。

 

ただ、戦前であっても明治や大正や江戸時代であっても、昔から妊婦や授乳のおっかさんには「健康な子を生むように」と、大切な家畜や卵を最優先で与えていたのですから、やはり昔もタンパク質は重要だという生きる知恵が備わっていたのでしょうね。

体を再生するタンパク質と脂質が足りていければ、体は内臓を最優先で守るために、「髪・肌・爪」など生死に直接関係のない部分から不調のサインを出していきます。

 

江戸時代よりも前の日本人の栄養状態は非常に良かったと思います。

獣肉や魚や卵などのタンパク質摂取量も今より全然多かったわけですし。

米を三食食べるようになった江戸時代から精米技術が格段に上がり、手軽にカロリーが補給できるようになり、そしてそれによる栄養不足の「脚気」という恐ろしい病も流行りました。

 

縄文人だった時の私達は、まだ穀物や稲作を知らず、動物を捕まえ、貝や木の実をたくさん食べ、病のない健康な体を維持していました。

命をいただき、その命をつなぐ、というサイクル。

 

穀物食が始まり、人は山や大地を切り開き、命をムダ使いし、そして今、自然からたくさんのしっぺ返しを食らっています。

世界中が病との戦いです。

 

健康体とは「不調のない体」という意味ではなく、裸足で大地をかけまわり、獲物を見つけに行くような「筋力と体温とメンタルのバランス」のことを健康体というのかもしれません。

 

もちろん戦前の伝統食を守ることも大切です。

とても大切なことです。

穀物食の中で生きていくために発酵食品が生まれたし、爆発的な炭水化物の普及によって、学問や芸術や文学が生まれたのかもしれない。

 

それと同時に、私たちは、もう一度、太古の人間であった時の「本来の健康」を考え直し、子供達や若者達に新しい栄養学をどんどん見つけ出してあげることが必要なのかもしれません。

地球上で炭水化物を1日3食も食べるのは人間だけ。

食べ物を山のように食べて、やまいだれをつけると「癌」という字になる。

 

異常なことかもしれません。

原始時代は毎日獲物が獲れるわけじゃないから、空腹状態になる時間も今よりずっと長かったでしょうね。

(だから少なくともお腹が空いたら食べる、お腹が「グゥ?ッ」となる感覚を呼び戻すことは大切です。)

 

今の私たちは手を伸ばせば食べものがすぐに食べられる。

なぜこんなに、食べ物で溢れかえっている日本で、こんなにも多くの子供や女性やお年寄りがミネラル不足で「現代型栄養失調」なんでしょうか…。

 ・パンにサラダ、

 ・パスタにスープ、

 ・お野菜たっぷりヘルシーランチ、

 ・手作りケーキにカフェラテ。

 ・焼肉ごはん大盛り、食後にアイス。

 ・忙しい日はスムージーにグラノーラだけ。

 

すでに副腎疲労やPMS、冷え、肌、爪、髪にサインが出ている方は、「肉や魚やチーズは体に良くないのかな?」と気にするより、まずは、鉄欠乏・タンパク質不足を起こしている体を健康な状態にしてあげることのほうが最重要じゃないでしょうか。

そもそもタンパク質が足りていない人は、そこを底上げすることが先決。

食材の良し悪しを考えることは、その先のレベルだと思うのです。

 

一方向だけを見ていたら、ステレオタイプになってしまう。

(厳密に言うと、糖質を減らしてタンパク質と脂質の底上げですね。糖質そのままだったら肥満や成人病に繋がります!)

 

私も前までは、「昔の人は素食で素晴らしい、玄米と漬物さえあれば健康でいられる!」と、ステレオタイプに信じていました。

 

でも、健康になれなかった。

自分の産後の体で実証済みです。

健康どころかすぐに疲れるし低体温だった。

甘いものでイライラしたり不安になったりしていた。

 

不健康だから健康のことばかり考えていた。

 

そこからいろんな気づきがあり、健康になるために新しいことを試し、考えたり、実験してみた。

そして不調がなくなった。

ポツポツ白髪がなくなった。

手荒れやイライラや肩こり、とにかくいろんなものがすっかりなくなった。

栄養で満たされるとはこうゆうことかと。

今は平熱36.8度です。

 

人は何万年も肉や魚を食べていて、ガンや糖尿病になったのでしょうか。

ではなく、肉も食べ、さらに糖質も食べ、添加物過多で血液がドロドロになり、心や体に病をもたらしていると思うのですが。

肉だけ食べている少数民族にガンや糖尿病や肥満や虫歯はありません。

糖質がこんなにも現代の日本人に様々な病気を産んでいます。

糖質食べて、肉食べて、添加物食べて、農薬食べて、悪い脂食べて…。

 

だから食べ方だと思います。

「糖質減らして、タンパク質。」

 

旬の作物、旬の魚介類も大切。 

日本には四季があって、その季節に採れるもので体を整えるしくみになっている。

 

不調を見過ごしている女子たちが、少しでも自分の栄養不足に気づいてほしい。

糖質依存に気づいてほしい。

 

そしていろんなこと、取り入れたり、試行錯誤してほしい。

その中から自分に合うものを選べるように、体の声に耳を傾けてほしい。

 

どんな食事法も、自分に合わないんだったら続ける必要はないし、体から出ているサインを無視してまで続けることに意味はない。

 

すべては体の声ありき。

自分の体で人体実験。たのしい。

 



本気で糖質制限                     トンプソン 真理子


ガン患者さんのFBタイムラインを見ていると、食べておられる精製糖質の多さに目を見張ることがあります。

パン、パスタ、ケーキ、お菓子・・ 

こんなんで、本気で治す気があるのか?!と思うぐらいです。で、本人に聞いたら、治す気満々と言う。

 

しかし、気持ちだけではダメなんです。行動が伴わないと。

どうしてそんなに自分に甘いのでしょうか。再発しないことを願うなら、もっと生のセロリやパセリをガンガン齧るような、石にかじりつく位の根性を見せてほしいのです。

それとも、再発してから本気で頑張る?! 

本人にお話しても、「美味しいもの」だけはどうしても譲れないそうです。

ガン患者さんたちのフォーラムでよく見る、傷の舐めあいみたいな慰め合いは、はっきり言って病気に何の意味もないんです。

 

要は、自分がどれだけ自分を律せられるかということ。

自分の中の戦いです。

お前はガンじゃないからそんなことを言うんだ、と言われるかもしれませんが、私だったら毎日生の野菜ジュースを作ってそればっかり飲みますね。糖質なんて、ガンの餌になると思ったら、恐ろしくて摂れません。

 

私のFBFさんにも、ガン患者さんがおられて、その方はとても甘いものが好きで、それで乳ガンにもなられたと思うんですが、手術して1年が経過して、体の調子も上向いてきたときに、やはりちょっとの気の緩みか、ご自分のお誕生日に誕生日ケーキを久しぶりにがっつり食べられたんですね。それからです、急に調子が悪くなって、お腹に腹水がたまって、亡くなるまで1か月もなかったです。

ご自分でもそのことを後悔しておられました。

 



糖質摂取の目安                         長尾 周格


糖質制限とは、糖質の摂取を減らしましょうという食事法で、元々は糖尿病の治療食として生まれました。そこからダイエット効果や各種の健康効果が期待できるとされ、現在ちょっとしたブームになっています。

糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものであり、単糖類、二糖類、少糖類、多糖類、糖アルコールなど、様々な種類があります。そしてまた、糖質はほとんどの食品に多かれ少なかれ含まれる栄養素でもあります。

「糖質は一切摂らなくても健康上問題無い」という極論もありますが、これは実際問題、実践するのは不可能に近いです。糖質を一切摂らずに生活することは極めて困難なのですから、これが事実かどうかを検証することもまた、意味のあることとは思えません。

 

糖質制限は糖質の摂取を減らすこと勧めていますが、どのくらい減らせばよいかというところは、指導者によっても違いますし、実践者の体調や病態によっても変わります。いずれにせよ糖質制限の考え方としては、糖質は減らせるだけ減らすのが望ましい、ということです。

糖質は積極的に摂取する必要は無く、また肉や魚介類など、動物性食品をたくさん摂っていれば必要な栄養素は満たされ、健康でいられるであろうことは、狩猟採集で生活している先住民族や農耕開始以前の現生人類の生活をみても、確かに理に適っているように思われます。

 

結局のところ、糖質は体質や状態によって、処理のキャパシティーが変わりますし、また糖質摂取の状態(単糖か多糖か、食物繊維を一緒に摂るかどうかなど)によってもまた、影響が異なります。

人間は基本的に糖質に対する耐性を持っていますから、この耐性の範囲内で摂取する分には、健康上の問題は起こってきません。しかしながら糖質に対する耐性は人によって異なりますし、現代食は糖質が過多となる傾向にありますから、糖質摂取の許容範囲を正確に見積もることは困難です。

ですから安全なのは、糖質の摂取を少なめにしておくこと。

その分栄養豊富な動物性食品をしっかりと摂っていれば、健康を得ることは難しくありません。肥満や糖尿病を予防することも可能です。人間本来の健康を得るために食を変えるとしたら、まずは糖質を制限しましょうというのは、このような理由からなのです。



砂糖について                      トンプソン 真理子


"Sugar is sugar", 体に入ってしまえば、白砂糖も、黒砂糖、ハチミツ、メープルシロップ、アガベシロップ、ココナッツシュガー、キビ砂糖、てんさい糖も、皆グルコース(ブドウ糖)というものに変わります。 

違いと言えば、そこに多少のミネラル・ビタミンが加わっているかどうかぐらいです。 

 

ついでに言えば、パンも、白ご飯も、コーンも、ジャガイモも、みな体内では同じくグルコースに変わって血糖値を上げます。炭水化物と砂糖類をひとくくりにして、あまり食べない方がいいとするのは、そういうところからです。

 

ブドウ糖は、普段は大切な脳を守っている『血液脳関門』といる関所を通過して、モルヒネ受容体と結びつきます。 

すると、脳は強烈な快感を覚えて、この快感が続くようにもっと食べろと指令します。

 このように糖は脳内で、コカインやヘロイン、モルヒネなどの麻薬と同じ生化学作用を起こします。 しかも、砂糖の依存性はコカインの約8倍ということです。 これが、多くの人がその害を知ってもなおやめられない、またはやめたくない理由となっています。

 



私が糖質制限する理由                  トンプソン 真理子


私は食べることは私にとっての『手段』であって、生きる『目的』ではないと思うから。 それが目的な人もいますが、食べることを目的にすると、大体ろくなことにならない・・。 後々、いろいろと厄介なことになるわけです。 生きる楽しみは、他にもいっぱいあると思うから! それらをこの世で長く楽しむために、自分の健康・食事をしっかり管理する。

 

① 人類の食は、本来『穀類』ではなかった件 

人間は、欧米では小麦、日本人は大昔からコメを食べてきたような印象がありますが、人類の歴史をたどってみると、人が農耕を始めて、穀類を常食し始めたのは、人類の歴史全体から見ればわずかに0.25%であった! その前は、当然狩りをして肉食だったり、木の実を採ったり、野菜、果物(今みたいに甘くないけど)、魚、貝などを採っていたわけです。 しかも、血糖値を一気に押しあげる精製した穀類、砂糖類が出回るようになったのは、ここ50年ぐらいのことである、と。 つまり、今この時代に生きている私たちは、人類史上かつてないほどの糖質食品を日々摂っていることになるんですね。

それを反映するかのように、ここ20年の糖尿病患者や透析患者の急増は異常です。そこまでいかなくても、メタボリックシンドロームの人、糖尿病予備軍の数は数えきれないほど・・。 運動ももちろん多少は関係があるでしょうが、彼らが怠け者だからではない、これは食の根本がおかしいからでしょう。

ちなみに、イヌイットなど、肉・魚(タンパク質・脂質)のみを常食としてきた先住民社会では、そのような疾病はありませんでした。 しかし彼らも、欧米型の食事にどっぷりと浸かってしまった今では、我々先進国と同じような健康問題を抱えるようになってしまいました。

 

ところで、自然界には元々たんぱく質・脂質はありますが、糖質はあまりなかった。ですから、人間の体は糖質を多量に摂取するようには出来ていません。その証拠に、血糖値を上げるホルモンはいくつも持ち合わせていますが、血糖値を”下げる”ホルモンは、インシュリンのみ、です。

 

血糖値が上がる、ということは、体にとっては火事同然なので、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞というところからインシュリンが出動して、一生懸命“火消し”に取りかかります。 ブドウ糖をどこかにやらなくてはいけないわけですが、ブドウ糖を必要とする箇所はほんのちょっと(血中のヘモグロビンと、脳の一部、網膜)なので、あとは脂肪細胞に押し込みます。その時はとりあえず事なきを得ますが、こうやって中性脂肪が増え、徐々に肥満になっていくわけです。

 

このインシュリンを毎回大量に出すような食生活をしていると、膵臓が疲弊し、インシュリンもだんだん出せなくなって、糖尿病を始めとするさまざまな病気に繋がっていきます。

 

②ブドウ糖はガンのエサ

そうやって、体の血糖値を下げてくれる大事な働きをするインシュリンですが、それが肥満だけでなく、血流内に滞在しているときに、なんと血管を傷つけてしまうのです。 毎回毎回インシュリンを出るような高糖質の食事をするのは、昔の人類の食生活からは想像もできなかったわけで、(古代の人間は自然に糖質制限食です)そのような体の構造にはなっていない。 言わば異常事態で、毎食後インシュリンが出て、血管内を傷つけ、それがやがて動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、になっていくわけです。

 

また、体が血糖の処理で忙しいあまり、自分の細胞のメインテナンスまではどうしても手が回らなくなります。 そうなると、どこかで遺伝子が傷ついてもその修復がおろそかになる、修復間違いも起こってくる。それが癌の発生。 そして癌細胞は正常細胞の何倍もブドウ糖を必要とします。そこへ、またインシュリンがせっせとエサやりするわけです。 糖質を絶つ食事をすると、ガンが縮小したり消滅したりするのは、そういうことも関係しています。 感染型のガンはさておき、少なくとも欧米型ガン(大腸がん、乳がん、肺がん、前立腺がん、子宮体がん)は糖質摂取と関係があることが証明されています。

 

また、糖質食品は『炎症』もおこします。ニキビ、花粉症、アトピー、喘息などの慢性的なアレルギー疾患になるのは糖質が原因です。 今まで脂質(油っぽい食事)が原因と思われてきましたが、実際悪さをするのは、糖質を同時に摂った時、脂質が糖質のせいでうまく体外に排出できないために、それが体の中で毒素となって回ることが分かりました。 ちなみに肉など脂質だけを摂っても、炭水化物などよりはずっと消化が良く、余剰分は毎回体外に排出されます。

 

③糖化=老化

もう一つ、糖質はたんぱく質とくっつきやすい性質があり、糖がたんぱく質を変質させることを糖化といいます。 お肉を砂糖を混ぜたテリヤキソースなどで焼くと、こんがりと茶色に焦げていい匂いがしますよね。それをメイラード反応といい、体内でも時間をかけて体温で熱せられて、同じことが起こるのです。 摂りすぎて余った糖がたんぱく質と結びついて、体内に溜まったものをAGE(終末糖化産物)と言います。 AGEがお肌のコラーゲンに溜まると、肌のくすみ、たるみ、かさつきなどになるし、脳の海馬というところにたまると、アルツハイマー認知症、骨に蓄積すると骨粗しょう症(実物は本当にこんがりと焼けたような茶色の骨です!)、目に蓄積すると白内障になります。ちなみに、AGEは、高温で揚げたり、調理で焦げたものにほど多く発生します。また加工肉にも製造過程で発生します。 その他、AGEを作る原因としては紫外線、飲酒・タバコ、ストレスなどもありますが、老化を遅らせたければまずそれらを避け、糖質を出来るだけ取らないな食事をすることと、抗糖化食品(日本茶、ショウガ、くるみ、ゴマ、その他いろいろ)を積極的に摂って糖化を消すことが大事です。

 

④糖質は精神も病ませる

パンや白米はおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。それはあなたのせいではなく、その中の糖質が、脳に麻薬のように作用してドーパミン(快楽ホルモン)を出させるからです。その間に血糖値を急激に上げる。 急激に上がるから、体は緊急事態だと、インシュリンを出して血糖値を一気に下げる。 これがグルコース・スパイク(ブドウ糖の急激な上がり下がり)です。 血糖値が急に下がると、落ち着きがなくなる、手足が震える、イライラする、など感じて、また体がさらなる糖質を欲する… 麻薬と同じ原理です。 急にお腹が空いたと感じるのも、血糖値がマイナスまでガクンと下がるからで、もともと糖質の物を食べていない時は、そのような急を要するような変な?お腹の空き方はしません。 そして、食後も眠くならないので、いつも眠くなるという方は、試しにやってみてください。 朝起きれないという方も、その爽やかぶりに驚きますから!

 

 というわけで、糖質食品をやめると鬱も治ったという報告が多々出ています。これは、精神の恒常性を乱す糖質食品を摂らないから当然と言えば当然の結果でしょう。

 

糖質をやめると、他にも胃潰瘍、逆流性食道炎、胸やけ、アレルギー性鼻炎、偏頭痛、しょっちゅう罹る風邪、慢性的な身体のだるさ、不眠症、肩コリ、首のコリ、歯茎からの出血、眼精疲労、抜け毛、白髪、冷え性、軟便、下痢、加齢臭などが改善するようです。

 (どんだけ悪者なんだ、糖質! 笑)

 

――と、糖質の害をこれでもかと書きましたが(笑)、別に糖質を日々とっている人が悪いと言っているわけではありません。 このように、糖質食品があふれかえっている世の中が異常なのです。 糖質は原価が安い、糖質は依存性がある(リピーターになってくれる)、外食産業や食品会社は人々の健康を考えて作っているわけではない(儲かればそれでよい)のですから。

しかし、糖質を摂らないという選択は、単なる食事法というよりは、その人の生き方、知性、意志力に相当かかってくるので、私も誰彼なしに勧めてはいません。 

自分は美味しいものを好きに食べて病気になっても、それが本望だという人は、それはそれでその人の生き方ですから・・。

しかし、糖の害に気づき、糖質制限を自分の意志で始める人が徐々に増えていることも事実です。 それに呼応して、世の中糖質だらけなのが、段々改善されていくと良いのですが――。

 



糖質制限のすすめ                    医師・首藤紳介


私がオススメする糖質制限は、炭水化物全般を制限するものではなく、「砂糖制限」です。糖質制限は、「砂糖はできるだけ制限する」&「砂糖以外の炭水化物は少し減らす」くらいだと、誰でもできていいと考えています。

厳しい炭水化物制限は、誰でもできるものではありませんから。。。

 

砂糖の過剰摂取は、

 ・ビタミンB1、カルシウムの欠乏をまねく。

  その結果、新陳代謝、骨の強度、脳や神経に影響が出る可能性がある

  (代謝が悪くなり、骨がもろくなる。)

 ・血糖値が短時間で急激に変動するため、すい臓が疲弊する

  → 糖尿病になりやすくなる

 ・血糖値が急激に変動すると、イライラの原因になる

 ・肥満の原因になる

 ・血管がもろくなる

 ・糖分は体内のコラーゲンと結合し、コラーゲンを劣化させる。

  その結果、皮膚や内臓の老化が早くなる。

 ・糖分をとりすぎて高血糖になると、ガン細胞が大喜びして増殖する

  (ガンは糖分が大好き!)

 ・血液がドロドロになり、免疫の細胞(白血球)の働きが悪くなり病気がちになる。

 

そして砂糖は中毒性、常習性(麻薬性)があります。実際、ガン患者さんは、甘いもの好きな方がとても多いです。

 

「甘いものをすべて食べてはいけない」というのは大変なストレスになりますし、そこまで厳しいことは言いません。「甘いものはできるだけひかえましょう。」ということです。でも、食べるときは、楽しんで食べたら良いと思います。

 

ただし、ガン患者さんなどで、「体質改善のために数か月の間は頑張る」と決めて、厳しい糖質制限をすることは良いことかなとは思います。

 

白砂糖がダメは理由は、<精製され、加工されているから>です。

天然の糖分に比べたら、もはや「薬品」と呼べるレベルにまで精製されていますので、糖分以外の栄養素はすべて除去されています。

 

ですから、天然には存在しないシロモノですので、体には有害なのです。

さて、「甘味料として、はちみつや黒砂糖、メープルシロップなどはどうか?」という質問をよく受けます。

それらの甘味料は、ほとんど精製されてないため、白砂糖に比べ安全性は高いと考えます。

精製されていないため、ビタミンや食物繊維などの栄養素も含まれているでしょうね。

 

しかし、摂取後の血糖値の上がりやすさ(GI値)をみると、はちみつ、黒砂糖、メープルシロップでも意外と高いというデータも出ています。GI値が高いと、膵臓や脳に負担をかけます。

また、血糖値の上がりやすさ(GI値)の低い甘味料は、体に有害であるという指摘もあります。

 

そもそも甘味料とは、「ヒトの生存」のために必要なモノではありません。

甘味料は、あくまで食のエンターテイメントの部分です。生物として生存に必須ではありません。

 

以上をいろいろ考慮しますと、答えは「白砂糖に比べればマシ」となりました。

はちみつや黒砂糖なども、摂らないに越したことはありません。そして、もし甘いものをとりたいなら、これらの精製されていない甘味料をとった方がよいでしょう。

 

甘いものを食べる機会があるときは、気にせず楽しんで食べるように。 食事は楽しく!!

甘いもの(白砂糖、お菓子、ジュースなど)は、体内のカルシウムやビタミンを奪い、体を冷やす、あらゆる病気の原因になり、脳にも影響しウツやイライラの原因となる、などの作用があります。

それ以外にも、「老化を早める」という作用もあります。

甘いものを常食しても、20代の頃はわからないことがほとんどですが、30代、40代、50代と年齢を経るに従ってその影響が明らかになります。

 

つまり、日常的に糖を摂取している人は、早く老けていくと言えます…。

逆に、「甘いものを控えるだけで老化を遅らせることができる」と言えます。

 

タンパク質の「糖化」とは、糖化とは、タンパク質と糖が結びついて「糖化生成物」が作られることを言います。

体内では、コラーゲンなどのタンパク質が「糖化」しやすい傾向があります。

コラーゲンは、皮膚だけでなく、体内の細胞と細胞をつなぐ接着剤のような役割を果たしており、細胞がキレイな形になるように支えています。

コラーゲンが糖化され、劣化してしまうということは、細胞の老化につながります。

 

また、動物実験では、コラーゲンは免疫力を高める作用があり、ガンの予防になったり、ガンの転移や再発を防ぐ作用が認められています。

免疫をつかさどるリンパ球などの細胞は、コラーゲンと結合することで力を強めます。

免疫力が強化されることによりガン予防に役立ちます。

また、コラーゲンはガン細胞を包んで封じ込め、転移や増殖しないように働いてくれるのです。

糖をとりすぎると血液がドロドロになったりすることで免疫をつかさどるリンパ球などの細胞の働きを弱める上、「糖化」によりコラーゲンもだめにしてしまう(=糖化生成物ができる)ので、病気にもなりやすくなります。

この「糖化生成物」は、一度できると体外になかなか排泄されず、蓄積しやすい物質です・・・

 

近年は「スイーツ」などと可愛い呼び方をされていますが、甘いものにはこんなコワーい面を持っているのです^^;

急激に血糖を上げるジュース類や白砂糖系のお菓子、アイスクリームなどを避け、体の細胞の糖化=老化を防ぎましょう。

 



糖質制限                               萩原 敦


糖質を摂取したらあなたの身体は必ず「糖化」する!

 

「糖化」とは、

あなたの唯一無二の細胞内タンパク質を硬くし、

水分を奪い、酸化させ、老化させ、活性を奪い、

あなたの死期を早め寿命を短縮させる悪しき反応である!

 

前にも書いたが、

 

我らが愛する糖質!

我らが愛する主食!

我らが愛するスウィーツ!

 

これらには、

悪名高き「アルデヒド基」(官能基)が、

含まれる。

 

これは、

悪名高き毒劇物扱いの

「ホルムアルデヒド」

の主体をなすものである。

※そもそも、

糖はホルムアルデヒドがくっついてうまれたものである

 

グルコース(アルドース)の

この悪名高き「アルデヒド基」が、

我々の細胞内の、

タンパク質やアミノ酸と化合して、

水分を奪い、

タンパク質を硬くして、

酸化させる。

 

細胞の組成のメインである

タンパク質の水分を奪い、

硬くしてしまったら、

素人でもわかると思うが、

活性が失われる。

生体として機能しなくなるのである。

 

「動脈硬化!」「動脈硬化!」

 

と権威医療の医師達が、

コレステロールがどうしたとか、

見当違いなことを言っているが、

 

真実は違う!

 

これは、簡単に言えば、

血管内の寿命の長い細胞内のタンパク質が、

高血糖により糖化して、

硬化している状態なのである!

「アルデヒド基」が、

例によって活躍しているのである。

 

我々哺乳類の特徴は、

水とタンパク質と脂質で、

体内組成のほとんどを

賄っていることである。

我々哺乳類は、

水とタンパク質と脂質で満ちた生きものなのである。

 

その中で、

細胞をつくるのが、

水分を多く含んだタンパク質なのである。

(水分が生命線である)

 

糖は、

我々生命体のタンパク質の

生命線である水分を奪い、

柔軟性に富み、

しなやかさに富む

タンパク質を硬化させるのである。

この恐怖は素人にもわかるだろう!

 

たとえば、

誰がみたって、

 

産まれたばかりの赤ん坊と、

死期が、

間もない老人の

皮膚や細胞をみれば、

一目瞭然である。

 

水分豊富で、

しなやかさ、

柔軟性の塊のような

赤ん坊と、

 

干からびて硬化して

柔軟性としなやかさを失った老人の皮膚と細胞。

 

これは、

「老化」と権威では言って、

例によって焦点をぼかすが、

 

私はまったく、

違う見方をする。

 

これは間違いなく、

 

「糖化」度の違いである。

 

だから、

 

糖質三昧で老けた友人をみた時に、

 

「お前!老けたな!」ではなく、

 

「お前!糖化したな!」

 

「糖化が進行してるな!」

 

「お前、いまだに、糖質食ってんのか?」

 

と言ってあげましょう!

 

ひょっとしたら、

糖を控えるかもしれないのでね・・・

(まあ、無理か・・・)

 

蛇足だが、

 

なぜ、

 

「アルデヒド基」が、

タンパク質やアミノ酸と化合すると

その細胞は硬化するのか?

 

興味のある人にだけ

説明する。

 

興味のない人は無視してください。

 

簡単である。

 

分子量が化合によって増加するから、

融点が上昇するからである。

(化学には例外があるが・・)

 

常温(我々の体温36.7℃)で固体になるのである。

 

ホリマリンも同じである。

 

死んだ生体の分子量を増加させ、

常温での融点を上昇させ、

常温では固体にし、

保存するということである。

 

生体においても、

糖質を摂取すると、

この作用がジワジワ進行して、

 

あなたの若くてみずみずしい、

うるおいのある細胞は、

糖質の「アルデヒド基」により、

一気に、糖化され、

融点が上昇し、

硬化(固体化)され、

活性を失い、

老い、

早すぎる死を受け入れざる負えなくなるのである。

 

それも、悲しいかな、

最大級の苦難

(がんや糖尿病や動脈硬化や脳卒中や

 その他の重篤な疾患を患いながら)

を享受しながら・・

権威医療の牢獄に入り

旅立つのである。

 

「柔らかい生体や細胞が、生命である。」

 

「硬い細胞や生体は、

 

  やがて死を迎え滅びる!」

 

「それが、我々哺乳類の生体の細胞の本質である!」

 

「病や本来の寿命を全うできない理由の元凶は、

 

間違いなく糖(アルデヒド基)の摂取にある。」

 

それでも、

 

あなたは、

 

糖質を愛してやまないのか?

 



ビタミンCと糖質(グルコース)の関係 [糖質制限]    トンプソン 真理子


ビタミンCは、白血球が体に侵入したばい菌やバクテリアと戦う時に必要とする栄養素です。 そのため白血球は普通の細胞の50倍もビタミンCを取り込むことを必要としますが、なんとこのビタミンCとグルコースの生化学的構造がとても似通っているために、この二つが競争して、最終的にはグルコースが競り勝ってビタミンCが細胞に入るのを阻害してしまうというものです。

お互い、細胞に入り込むためにはすい臓のホルモンであるインスリンとその出される信号に頼っているのですが、グルコースの方がこのインスリン受容体と”仲よし”なため、循環する血糖が多ければ多いほど、細胞に入れるビタミンCは少なくなるのです。

 

つまり、『血糖値の高い食事をしていると、免疫系システムが弱くなる』ということです。

例えば、お菓子ばかり食べて、栄養のないものを食べていると風邪を引きやすくなります。 風邪というと軽く聞こえますが、実はすべて免疫系の病気にも抵抗力が弱まっている、ということを表しています。

ということで、「糖質制限=免疫力を上げる食事」ということになります。

 



ケトン食                            古川 健司


正常細胞は、ブドウ糖の供給が途絶えても、「ケトン体」という緊急用のエネルギーを作りだすことができる。

「日本人の食事摂取基準」を遵守し、総エネルギーの60%を糖質でまかなっているとします。

その糖質を全エネルギーの10%以下、それも0%へと可能な限り引き下げてみたらどうでしょうか。

 

免疫栄養ケトン食では、炭水化物を極端にカットする代わりに、健常者の約2倍のタンパク質を摂取するようにしています。

ごはん、うどん、パン、パスタなど主食となる炭水化物は、一日3食すべてでNG。かわりに、良質なタンパク質と脂質をメインにした食事に切り替えます。

タンパク質を豊富に含んだ食べ物には、魚介類や肉、大豆、卵などがあります。タンパク質が豊富でも、炭水化物も豊富に含まれている食べ物は、基本的にNGです。

 

青魚など魚介類の刺身は積極的に摂取する必要があります。

肉は、飽和脂肪酸の少ない鶏肉(皮はNG)や牛・豚のヒレ、モモ肉を選び、脂身の部分をできるだけカットして食べます。

 

鶏肉に関しては、羽を動かす胸肉を推奨しています。

なかでも、何万キロも休みなく飛び続ける渡り鳥の胸肉には、イミダゾールジペプチドという抗疲労成分が豊富に含まれており、これが驚異のスタミナの源泉になっています。

 



運動選手の糖質制限                       ‎トンプソン 真理子