発汗の効用                        Dr. Mercola


発汗は、身体を涼しい温度に維持するための自然で不可欠な体の機能です。

しかし、中には体温調節以外の理由で発汗を促すことが果たして有益なことなのだろうかと疑問を抱く方々もいらっしゃることでしょう。

 

ニューヨーク・タイムズ誌 は最近、身体の過熱防止以外の「発汗そのものは特に健康に有益となるものではない」と結論付ける記事を発表しましたが、私を始め、他の専門家の多くは、これよりはるかに奥深い論議がある、と信じています

 

なぜ発汗は大切なのか

身体には2種類の汗腺があります。

エクリン汗腺は全身に分布しており、アポクリン汗腺は、頭皮、わきの下、そして性器周辺に存在しています。

多くの人に忌み嫌われながらも、発汗には健康や美容上の多くの優位点があります。

肌は最大の器官であり、他の身体の器官と同様に、大切な役割を担っています。

たとえば、発汗は以下の点で身体に役立つのです。

 ・適切な温度を保ち、過熱を防ぐ

 ・毒素を排出し、免疫機能を適正に維持し、過剰な毒素摂取に起因する疾病を予防

 ・摂氏37度を超える温度では生存できないウイルスや細菌を死滅

 ・毛穴を清潔に保ち、毛穴の黒ずみやニキビを防ぐ

 

興味深いことに、人間には生まれつき、200万~400万個の汗腺があります。汗腺の数が、どれだけ汗をかくのかをある程度決定します。

一般的に女性は男性よりも汗腺が多いのですが、男性の汗腺はより活発で、多量の汗を産出する傾向があります。

体温が上昇すると、身体冷却のために自動的に汗腺から塩分を含んだ液体が分泌されます。

このしくみは自律神経系によって制御されており、意識的に制御できるものではありません。

しかし、不安、怒り、困惑や恐怖などの特定の感情によっても発汗が促されます。

 

運動は身体の温度を上昇させるので、運動に伴う発汗は、運動が提供する多くの利点を享受しようというサインでもあります。

一方で、発汗自体が有益でもあり得るのです。

 

発汗はその抗菌特性によって皮膚感染症に立ち向かい、腎臓結石を抑える

ダームシジンはエクリン汗腺で分泌され、汗として分泌される広範な活性を持つ抗微生物ペプチドです。

研究によると、標準的な健常人では発汗によって皮膚表面の一般細菌が減少し、皮膚感染のリスクが低下する可能性があります。

実際に、ある研究では、再発性の細菌性またはウイルス性の皮膚感染症を有するアトピー性皮膚炎の人たちは、汗の中にダームシジンが欠落している可能性が示唆されており、これはすなわちヒトの皮膚の先天的な防御システムが損なわれている可能性があるからです。

 

研究によると運動をしてより多く発汗する人々は、腎臓結石になるリスクが低いです。

この理由のひとつは塩分が結石の形成に関与する腎臓に蓄積されるより、より多くの塩分を汗で排出するからです。

発汗の多い人は水分を多く摂取する傾向があり、これが腎臓結石のリスクを低減させのに役立ちます。

 

発汗は身体の解毒に役立つ

皮膚は主要な排泄器ですが、多くの人は定期的に発汗するわけではありません。

このため、発汗作用のあるサウナを繰り返し利用すると、皮膚の排泄機能が徐々に回復し、毒素の負荷を著しく軽減できます。

解毒の一様態としての発汗の利用は、現代医学からは軽視されていますが、古代から浄化の一形態として評価があります。

 

Journal of Environmental and Public Health誌(環境と健康)に掲載されたとある系統的レビューによると

「発汗は、運動に伴うのみならず、発熱も健康促進するもの、と長い間認知されてきました。

ローマ風呂、アボリジニの発汗ロッジ、スカンジナビア式サウナ(乾燥した熱気; 相対的な湿度は40%~60%)、トルコ式風呂などを含む世界的な伝統や習慣があります。」

 

このレビューにおいては、ヒ素、カドミウム、鉛および水銀などの毒素は汗で排出されることが分かっており、以下のように記しています。

「 ニューヨーク州の救助隊員、中でも持続性のある難燃剤とビスフェノールAで認められる通り、発汗はこの論文が注目している毒素の排泄を促進するのみならず、多様な有毒成分の排出を増加させる可能性を備えています。

治療的な排泄の仕組みとしての発汗の持つ可能性を最適化することは、さらなる研究に値します。」

 

研究者たちは、解毒における有望な発の役割を以下のように記しました。

 ・固体が高レベルのカドミウムに暴露された場合に、発汗はその排泄の重要な経路となる

 ・発汗を促すサウナの利用によって、有毒な微量金属の排泄を促進する治療法を提供できる可能性

 ・発汗は尿中水銀量が上昇している患者の初期治療として、また望ましい治療法

 ・発汗はビスフェノール-A(BPA)とフタル酸エステルの除去に役立つかもしれない

 

21世紀において、最もありふれた化学汚染物質の1つがBPAです。BPAは内分泌系を「破壊する」、つまり、外因性内分泌かく乱物質であり、身体のホルモンを擬態もしくは阻害を引き起こしします。

内分泌系腺とそこから放出されるホルモンは、性機能や生殖過程の調整に加え、心的状態、成長発達、組織の機能、代謝を調整するのに役立ちます。

 

若齢期を取り巻く最大の懸念事項は、BPAに暴露された子宮であり、成育中の胎児に染色体の異常を引き起こし、自然流産や遺伝的損傷につながることがあります。

一方で、これらの化学物質が成人や子供たちにも悪影響があり、数多ある健康問題の中でも精子の質低下、早熟症、乳腺発達異常、生殖周期および卵巣機能不全、癌、心臓病などを惹起するという大変強力な証拠があります。

 

BPAは人間の汗で頻繁に検出され、時に、血液や尿検査では検出できない場合もあることが研究の結果判明しています。

この研究では、汗の分析をBPAの生物蓄積をモニタリングするための道具としてみなすだけではなく、発汗の誘発はのまん延した毒素を除去する潜在的な方法となり得る、と結論付けました。

 

さらに発汗を促進することで、特に毒性が強いDEHPを含んだ体内の広範な環境化学物質であるフタル酸を排出を促進することも分かっています。

この時点では、汗によってどのくらいの有毒成分が排泄されるのかは不明ですが、研究によると、かなりの量になるであろうと指摘しています。

 

発汗の役目を毒素の排泄の1つの形態としてとらえるという、その他の研究では、多くの毒性の要素が汗によって選択的に排泄されることがわかりました。

これらの研究者は、以下のように結論づけました。

「おそらく組織に蓄積されているのであろう被験者の汗で容易に同定できたいくつかの毒性要素は、血清中には検出されませんでした。

誘発された発汗は、人体から多くの毒素を排出するための潜在的な方法と考えられます。

血液、および/または尿検査による毒素の生物的モニターはそれら毒素の全身負担の過小評価につながる恐れがあります。

汗の分析はヒトの体内への有害物質の生物蓄積をモニタリングする追補的な方法として捉えるべきです。」

 

興味深いことに、多量の発汗は、実際のところ、体臭を軽減する働きがあります。

嫌な体臭は、排泄される毒素と関連があります。

それはあなたの「自然な」香りではありません。

もしあなたが「クリーンな」生活を送っている場合、つまり、食生活や環境に有害な毒素にほとんど晒されておらず、結果として毒素の負荷の低い状態で生活している場合、汗は無臭に近くなります。

 

安全にもっとたくさん汗をかく方法

事実上、ほとんどの激しい運動は発汗を促しますが、暖かい気候環境で(たとえばビクラムヨガを行うような暖かい部屋で)運動すれば、よりたくさんの汗をかくでしょう。

また、サウナ(伝統的な方式、赤外線方式を問わず)で発汗を誘発することもできます。

赤外線サウナ は優れた選択肢であり、解毒の過程を大幅に短縮することができます。

 

サウナはあなたの組織を数センチ深いところまで加温し、自分の持つ自然な代謝プロセスを強化することができます。

また、循環を改善し、組織に酸素を送り込めるようを補助します。

赤外線式サウナと伝統的なフィンランド式サウナの相違は、後者はまるでオーブンのように外側から暖めるということです。

赤外線式サウナは、身体深部の温度を内部から高め、身体のより深くから清潔な汗を発汗させます。

赤外線式サウナを使った場合、毒素を20%含む汗が生成されますが、伝統的なサウナを使用した場合の汗には、わずか3%の毒素しか含まれません。

 

発汗、とくに多量の発汗時には体内の貴重な体液や電解質が失われてしまうことに注意してください。

多量に発汗した場合は、水分補給を十分に行い、ココナッツ水やヒマラヤ塩を含んだ水を飲んで体内の電解質を自然に補給してください。

小さじ4分の1のヒマラヤ塩を1ガロンの純ろ過水と混ぜて飲んでも良いです。 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

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