抗酸化作用とは酸化を抑える作用の事
酸化とは、物が錆びてしまう状態で人間も酸化するのです。
酸素を体内に取り入れて、生命維持に必要なエネルギーを作り、その際に一部の酸素が活性酸素になります。
この活性酸素の発生を抑える作用で老化を食い止める事も可能です。
すなわち抗酸化作用が大切になるというわけです。
抗酸化作用の効果のある食品
バナナ
カロチン、カリウム、食物繊維が豊富
ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、カリウム食物繊維であるペクチン、オリゴ糖、タンニンなどのリフェノール、アミノ酸も豊富
シミ、シワ対策や荒れた肌にも効果的
1日2~3本を食事の1~2時間前に食べると効果的
かぼちゃ&ニンジン
①カボチャ
カボチャは体を温める食物繊維が多く含み便秘、冷え性に効果
βカロチンを多く含むカボチャは肌の老化すなわち、酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
カボチャの黄色い色を作っているのがβカロチンとα-カロチンです。
②ニンジン
ニンジンの赤い色はカロチンの色素によるもの
ニンジンに多く含まれるβカロチンは体内で必要なだけ、ビタミンAにかわり残りは活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用を発揮し酸化を防ぎます。
キャベツ
キャベツに含まれるイソチオシアネートは免疫力を高め、ガンや心臓病を予防し抗酸化作用もありアンチエイジングや脳梗塞の予防にも効果
ニンニク、ショウガ
①ニンニク
ニンニクにはアリシンが含まれておりアリシンは風邪の細菌やインフルエンザのウィルスに作用し予防する。
アリシンはチアミン(ビタミンB1)と結合するとアリチアミンという物質に変化し体内で、ビタミンB1と同じ働きをする。
強い抗血栓作用やコレステロール抑制作用があり動脈硬化を予防し、血液をサラサラにしてくれます。
血行が良くなるため、肩こり、冷え性、神経痛などにも効果的
②ショウガ
ジンゲロンは生ショウガに多く含まれる辛味成分で加熱したものに多く含まれています。
加熱した生ショウガに含まれるショウガオールは血管を拡張し、血液の流れを良くします。
蕎麦
タンパク質、リジン、トリプトファン、メチオニン等アミノ酸が多くその組み合わせが優秀です。
ビタミンB1、B2、ナイアシン、カルシウム鉄、マグネシウムのミネラルも豊富です。
大豆
大豆イソフラボンは女性ホルモンに近い働きをする。
コラーゲンの生成を助けることで肌の潤いやハリが期待できます。
大豆は肌の材料となるタンパク質、肌の再生に必要なビタミンB群を含み美肌作りに役立ちます。
緑茶
カテキン、テアニン、カフェイン、サポニン、アルギニンが豊富に成分が含まれています。
緑茶は活性酸素を解消するので老化防止をします。
ベリー
ベリー系で、良く知られているのがブルーベリーです。が今回は、クランべりーに注目しました。
クランベリーは生で食べるには酸味があるためジャム、ドライフルーツ、ジュース、等にして食べ物にします。
赤い実に含まれるアントシアニンとプロアントシアニンというポリフェノールは、ブドウの約2倍も含み美肌の大敵である活性酸素を消去する効果があり抗酸化作用の効果が大きな果実です。
アボカド
老化の原因というと酸化と糖化が代表的です。
アボカドに含まれる不飽和脂肪酸(主に一価不飽和脂肪酸)は他の脂肪酸と比較して酸化しにくい性質があります。
アボカドには抗酸化作用から「若返りのビタミン」とも呼ばれビタミンEが豊富に含まれ(100gあたり3.3mg)カロテノイドの一種のルテイン、グルタチオンなど抗酸化作用のある成分を含んでいます。
アーモンド
アーモンドは100gあたり含まれるビタミンは31mg
ちなみにピーナツは10.1mg
活性酸素による細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があり老化のスピードを抑えます。