体脂肪率                        Dr. Mercola


研究で健康な褐色脂肪は血糖値を調整することが明らかに体脂肪率は、代謝の健康あるいは機能の状況を測るうえで役立つ指標です。

一般には体脂肪率は低い(ポイント)ほどよいとされます。

ですがこれは、あくまで白色 脂肪(最も蓄積したくない脂肪)についての話なのです。

 

新生動物(人の新生児を含む)は、褐色脂肪を多く持っています。

褐色細胞の主な機能は、新生児の体温調整を助け、熱を発生させることです。

 

興味深いことは…褐色脂肪はカロリーを燃焼させることで熱を生み出します。

このため減量や健康な代謝をはじめ、多くの面で健康に役立つと考えられ、現在多くの研究が進められています。

 

さらに、より新しい研究で明らかになったのは、成人にも褐色脂肪があるというだけではなく、発熱のほかにも、褐色細胞は生理機能を担っている可能性があることです。

これらの役割についても現在研究が進められています。

 

褐色脂肪が血糖値の調整を助ける

褐色脂肪に関する最新の研究の1つでは、褐色脂肪が多い人ほど代謝の速度が速く、血糖値の制御が正常に行われており、 さらに高いインスリン感受性を持っていることが示されました。

この研究では、12人の被験者のうちの7人が「褐色脂肪の割合が多く」、5名は褐色細胞が少ない人でした。

 

褐色脂肪が単に多いだけでは、有用性を十分に発揮することはできません。

褐色脂肪が活性化していることが、望ましい結果を得るために必要なのです。

褐色細胞を活性化することがわかっている方法のひとつは、低温との接触です。

研究では、被験者の褐色脂肪を活性化させるため、穏やかでやや寒冷な環境に最大で8時間さらす実験を行いました。

 

褐色脂肪が多い人は、実験のあとで代謝が速くなり、インスリン感受性が高まり、さらにグルコース処理が促進されました。

研究者は、褐色脂肪が人間の糖尿病を予防する組織として機能するかもしれないと考えています。

研究者のうちの1人は、次のとおり記しています:

 

「褐色脂肪組織を多く持つ人は、穏やかなやや寒冷な環境への接触により、全身のエネルギー消費が向上し、循環器からグルコースが減り、インスリン感受性が高まったことが示されました。」

 

褐色脂肪の活性がないと中年太りになる

加齢とともに、褐色脂肪の発熱活性が低下してしまいます。

これはFASEB Journalで公開された研究でハツカネズミに起きたことに類似しています。

血小板の活性化因子受容体(PAFR)遺伝子をノックアウトして無効化したハツカネズミは、制御群の通常の同年齢のハツカネズミより、はるかに肥満が進んでいました。

 

PAFR遺伝子は、炎症および脂肪転移の役割を果たします。

また、この遺伝子を非活性化したことで、褐色脂肪の機能が阻害され、ハツカネズミが速く肥満したと考えられます。

褐色脂肪の活性を「失う」ことは、恐らく年齢とともに体重に増加傾向があることの重要な理由です。

The FASEB Journal のチーフエディターは次のことを示しました:

 

「若い人と比べて、年配の人は、食事制限および運動の成果が出るまで2倍かかるという嘆きはよく耳にします。

私たちは今、この理由をより正確に理解できるようになりました:

人体の褐色脂肪は、加齢とともに機能が弱くなってしまうのです。」

 

さらに、褐色脂肪の代わりとして使用される脂肪には、ベージュ脂肪として知られているものもあります。

これら2つは類似しているように見えますが、体にとってそれぞれ個別の有益な機能を持っており、まだ発見されたばかりです。

Nature Medicineでの報告によると:

 

「明らかな問いは、褐色脂肪およびベージュ脂肪細胞には、それぞれ異なる機能があるのかどうかということです。

この問いに対する答えは未知で、いまだよく研究されていません。

しかしながら、最近の研究では、完全に刺激した褐色脂肪およびベージュ脂肪は、同様の発熱能力を持っていることが示唆されました。

 

熱の生成に加え、ベージュ脂肪と褐色脂肪細胞には、他の細胞に対しても、まだ研究されていない機能を持っている可能性が高いのです。

例えば、ベージュ脂肪細胞は、WAT[白色脂肪組織、あるいは白色脂肪]の機能、全身代謝、または両方に影響する要因を持っている可能性があります。」

 

褐色脂肪が多い人の特徴

現在では、ほぼ誰もが、少量の褐色脂肪があると考えられています。

しかし、あるグループの人は、別のグループの人より多くの褐色脂肪を持っている傾向があります。

褐色脂肪が多い人ほど、または活性化した褐色脂肪が多い人ほど健康であることがわかりました。

これは、褐色脂肪の活性と健康的な代謝に直接相関があるためです。

例えば:

 

痩身の人は、肥満の人に比べて褐色脂肪細胞が多い

若い人は、年配の人に比べて褐色脂肪細胞が多い

血糖値レベルが正常な人は、高血糖の人よりも褐色脂肪が多い

さらに女性は、男性より多くの褐色脂肪を持っている傾向があります。

 

また高血圧の治療でβ-遮断薬を服用している患者の褐色脂肪は、あまり活性化されていませんでした。

後者のグループについて説明すると、カテコールアミン(自然な「戦うか逃げるか」の反応の一部として分泌されるホルモン)が、褐色脂肪を活性化することが知られています。

しかし、ベータ受容体遮断薬は、カテコールアミンをブロックすることによって、有益な褐色脂肪の活性化を阻害してしまいます。

 

自然に褐色細胞(およびベージュ)脂肪を増やせる3 つの方法

褐色脂肪の新たな利点をすべて知ったところで、では褐色脂肪を増やすには、どのようにすればよいのか、と考える人は多いでしょう。

 

医学研究者は、褐色脂肪を医学的介入で増やす可能性に熱心です。

しかし、私自身は薬剤の使用にはあまり肯定的ではありません。

薬剤は使わずに、褐色脂肪の生成と活性化を促進することが知られている、身体への負担が少ない方法を試みることを推奨します。

 

1.やや寒い環境にさらされること

研究では、成人の褐色脂肪は、低温に露出されることで活性化するとわかっています。

ある研究では、気温が低下し、白色脂肪(肥満を引き起こす種類の脂肪)を失った人は、より多くのカロリーを燃焼させました。

研究者によれば:

 

"…褐色脂肪中の代謝は、成人が寒さにさらされた場合に、実際に増加していました。このことで、褐色脂肪中のカロリー燃焼が、人間の代謝に重要である可能性が高まります。

またこれに相応して、褐色脂肪がない場合に肥満が増加するのかもしれません。…"

 

さらに2009年に発表されたスウェーデンの研究で、低温によって褐色脂肪の部位の活動が増加することが分かりました。

低温下でのグルコースの取り込みは、15ファクター分も増加していれました!

 

研究では、動物モデルに基づいて、褐色脂肪はわずか50グラムで(これはボランティア参加者の平均未満の数値です)、毎日の熱量摂取のうち約20パーセントを燃焼させていると推測されました

そして「促進された」場合は、この割合がさらに増加すると考えられています。

ティム・フェリスは「The Four-Hour Work Week, 」(週4時間の労働)の著者であり、次の提案を実践することを推奨しています。

(実行しやすいことから、ハード・コアまで様々です):

 

1日30分間、背中の上部と胸の上部に氷嚢をのせる(例えばテレビの前でリラックスしながら行う)

毎朝、約500mlの氷水を飲む

冷たいシャワーを浴びる

週3回、10分間ウエストまでの氷水につかる(バスタブを冷水と氷を入れるだけでできます)

 

2.運動

マウスについてのある研究では、動物の白色脂肪は、運動するだけで褐色脂肪に変わりました。

「Disease Models and Mechanism」(疾病のモデルとメカニズム)で公開された研究では、動物の筋肉は、運動中に、イリシン(irisin)と呼ばれる酵素を放出することが分かりました。

これは、白色脂肪を褐色脂肪に変える作用を持つものです。

 

この利点が人にも当てはまるかことが明らかになったのは、2013年の米国糖尿病協会の年次会議で示された予備的研究でした。

この研究は、ハツカネズミと人の両方で、運動後の脂肪細胞に「褐色化」が起きることを示すものでした。

人では、こうした利点は、室内で固定式自転車運動を12週間続けた後で発見されました。

研究者の一人だったジョスリン糖尿病センターのある博士フェロー研究員は、次のように説明しています:

 

「研究結果から、運動によって有用な効果があるのは筋肉だけではありませんでした。

運動することで、脂肪にもに影響があるのです。

脂肪に対してもトレーニングを行うことによって、褐色脂肪が増え、より代謝も活性化するのです。

また、血流の中により健康な脂肪が放出されることで、他の組織にも作用する要因があるだろうと考えています。」

 

3.メラトニン

メラトニンの消費は「ベージュ」脂肪の生成を刺激します。

メラトニンが持つ代謝作用の利点に加えて、体重を適切な範囲に維持するうえでも役立つと、ある研究者は考えています。

Science Daily の報告では:

 

「この研究では、…メラトニンの長期投与によって、寒さとの接触により熱の生成作用が活性化され、また運動時の熱の発生作用も高まりることがわかりました。

したがって、肥満に対する優れた療法となりうることも示されました。

ベージュ脂肪(メラトニンを処理する際に現われる脂肪)と、「白色脂肪」の間の重要な違いの1つは、「ベージュ脂肪」細胞のミトコンドリアは、UCP1たんぱく質のレベルを表していることです。

このたんぱく質は、カロリーを燃焼させ熱を生み出します。」

 

睡眠不足と肥満に関連があることは、すでに多くの研究で実証されています。

また、十分な睡眠を取れない場合、メラトニン生成が十分行われていない可能性は高くなります。

睡眠不足(または夜間に明るい光にさらされること)によってメラトニンレベルの低下が引き起こされることは、睡眠障害が体重増加につながるもう1つの理由となっている可能性があります。

これはあなたの健康にも多くの影響をもたらしてしまいます。

 

ただし、メラトニン不足をサプリメント摂取で補おうとすることは賢明な選択といえません。

メラトニン生成を刺激するなら、以前の記事で多くご紹介してきたような方法を取ることで、はるかによい結果につなげられるでしょう。

 

ヒートショックプロテインとサウナの関係

ヒートショックプロテイン(HSP)は、細胞が潜在的に有害な刺激を打ち消すため使用するたんぱく質です。

細胞が寒冷な環境にさらされた場合は、DNAは常にある部位で分離をはじめ、ストレスに対処するたんぱく質を生成する遺伝子コードを読み始めます。

たんぱく質を損傷から防ぎ、また損傷してしまったたんぱく質を修復する上で、ヒートショックプロテインはとても有益です。

ヒートショックプロテインは、熱によって生成プロセスが始まります。

これが、サウナが非常に健康に良いとされる理由の1つなのです。

 

意外なことに、さらに研究の好奇心をそそるのは、ヒートショックプロテインが、低温を引き金として生成されることもある点です。

ある動物実験では、寒冷な環境にさらされることで、褐色脂肪の中で、ヒートショックプロテインの生成が引き起こされました。

その意味するものはまだ解明されていません。

ヒートショックプロテインが低温を引き金にして生成されることで、褐色脂肪の中の熱の生成も円滑化されると考えられています。

さらにより広い視野で考えれば、体を合理的な範囲の 冷温 や 熱ストレス にさらすことは、健康にとって有益な面があると考えられます。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

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  失うことがない


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