土筆(つくし)は春の季語ですがこれはスギナの胞子茎です。ここでいう「スギナ」は、夏に伸びる杉の樹形に似た緑色の栄養茎を指します。実はこのスギナの栄養茎の部分の生体成分は、カルシウム分が非常に多いのです。
ですから骨治療の漢方薬にも使われています。ですがスギナの生育している土壌にはカルシウムなどほとんど含まれていません。ではどうしてカルシウムが多くなるのでしょうか。現代科学理論では説明が付かないのです。
例に示した「スギナ」の現象は、シリカ(ケイ素)などがカリシュウムに生物学的元素転換していることが考えられます。この理論ならば説明が付きます。これ以外にも現代科学理論では説明が付かないさまざまな現象で生物学的元素転換理論ならば説明ができる現象が多いのです。
「カルシウム」が鍵となっているようですね。カルシウムはストロンチウムは化学的な性質が似ています。
カルシウムのない土壌で育つスギナにカルシウムがたくさん含まれており、その理由は上記にあるよう説明がつかないとのことですが、カルシウムがたくさん含まれているスギナを取ることで、ストロンチウムが摂取されてしまうことを防ぐ効果があることが見込めそうです。
また、放射能の防御もそうですが、癌に効くという話もあります。
神奈川県厚木市に住む漢方研究家、I氏は自宅の庭でスギナを育てている。そう、一般には雑草として嫌われるこのスギナこそ、「奇跡の薬草」であるというのだ。詳しく話を聞いてみた。
I氏「大概の現代人の病気は、大気汚染や添加物などの食料汚染が招く免疫力の低下が原因です。スギナは、人間本来が持っている免疫力を高め、デトックスしてくれるんです」
I氏は、様々な病気で苦しむ知人たちにスギナを無償で提供している。またI氏の家には、噂を耳にした多くの患者が相談に来るという。鬱病治療のために精神薬を飲みはじめ、徐々に薬の量が増えて中毒状態となってしまったAさんも、先月スギナ茶によって病状が快復した1人である。
A「I氏からいただいたスギナを2週間飲み続けたら、毎日凄い量の汗と尿が出まして。薬や老廃物が全部抜けたようで、身体が軽くなりました。スピリチュアル的な効果もあるのか、なぜか心もすごく落ち着いてきました」
またBさんは、ガンを患った父親にI氏からもらったスギナ茶を飲ませた。
B「転移がなくなり、3カ月後には腫瘍が大分小さくなったんです! 本当に驚きました」
スギナの効果は、決して今に始まった話ではない。海外では効能の高い薬草として古くから研究されてきた。自然療法医でもあったドイツのセバスチャン・クナイプ神父やオーストラリアの生物学者リヒァルト・ヴルフォート氏は、スギナは膀胱炎・腎臓・結石・ガン・リウマチなどに効能があると実体験に基づき発表している。
また日本でも、薬物学者・宇田川榛斎、自然療法研究家・東城百合子氏などが同様のことを述べている。さらに中国医学でも、スギナを乾燥させたものは「問荊(もんけい)」と呼ばれ珍重される。
薬草の自然療法
緑色のスギナは、驚くほどの繁殖力があたり一面に広がるが、このエネルギーが人間の弱った体を癒してくれるのです。道端に準備された自然の暖かい親切な心ずくしです。
スギナ茶を飲むだけで、多くの病気に効き目があるのです。癌や糖尿病・腎臓炎・結石・カリエス・肝臓病・胆のう炎といった難病にも、驚くべき効果があります。スギナには3~16%の珪酸が含まれ、他の未知の成分とが難病を治す力となっているようです。
昔から民間療法で、血止めや腎臓・膀胱の病気に使われてきたスギナですが、現代のヨーロッパでも、このスギナの効果が見直されています。癌性肉腫・リウマチ等にも卓効があり、スギナはこれらを洗い流し、溶かし、また痛んだところを取り除く作用。
飲む以外に、温めて患部に湿布でも良い。特に、お茶と湿布で、痛みを除き、利尿効果が大きい。腎臓結石・膀胱結石等も、スギナの煎じ汁で腰湯をし、少しずつ煎じ汁を飲み、尿が一杯になるまで我慢して一気に排尿すると、たいていの場合出てしまいます。腎臓病・心臓病・肝臓病等でむくみがある人にも、このスギナの外用と内服で、驚くほどの効果があります。
スギナ茶を飲むと、多量のお小水が出て、特に疲れていたり、病気があると、血のような濃い茶色になるのでびっくりするかもしれないが、これは毒素が出てくるので、浄化されるとだんだん澄んできます。どんな排尿剤も受け付けない合にも、スギナ茶を5~6杯/日飲むと良い。一気に飲まずちびちび飲んで、煎じ汁をポットに入れておいて、熱いうちに飲むのが良いでしょう。
傷やアトピー性皮膚炎にも、スギナは良く効きます。生薬をすりつぶして、そのままパスターにして患部に貼ってもよく、青汁をそのままつけても良いのです。
また、痒い吹き出物やかさぶたも、煎じ汁で洗ったり、湿布すると良く、ひょうそ・カリエス・ただれた傷・癌性腫瘍にも効きます。
スギナは化粧水にもなり、脱脂綿に浸して汚れをふき取りながら塗ると、肌がツルツルし、にきびなど吹き出物も治る言われています。化粧水はスギナ茶70cc、アルコール30cc、グリセリン20ccの割合で混ぜたものです。
スギナ茶の入れ方は、生の葉でも干した葉でも良く、葉をひとつまみ急須に入れて、熱湯を注いで5~6分おいてから飲みます。煎じる時は、煮立てるのは5分位にして、長く煎じないのがコツで、癌や肺結核、慢性気管支炎、肺治療によく効きます。
ヨーロッパでは老年期に達した人々に、毎日スギナのお茶を1杯飲むことを勧めている。リウマチや関節炎、神経痛とおさらばし、健康な人生が送れる、また癌の成長を抑えるともされる。スギナの湿布は、濃く煎じた汁で湿布しても良く、生をすりつぶしてどろどろにし、直接患部に貼っても良い。
さらに卓効があるのは温湿布です。これは両手に一握りほどの生のスギナを蒸し器で10分蒸し、木綿の袋にいれ、タオルに包んで熱さの調節をして患部に置く(干したスギナは水をかけて30分位おいて使う)、更に重い症状には、保温することが大切で、2~3時間から一晩使います。湿布はいつも暖かい状態にしておくということです。
茹でコンニャクをタオルに包んで上におくと良いでしょう。スギナエキスの作り方は、ビワの葉エキスと同じように、アルコールまたは30度以上の焼酎にヒタヒタにつけて2週間以上、暖かい場所に置きます。毎日瓶を振って混ぜると、早くエキスができます。これを全て外用に応用して使います。
内臓の痛み、傷、捻挫、炎症、あぶら足、水虫等に良く効きます。スギナパスターはスギナを良く洗い、すり鉢でよくすり、どろどろになったものに小麦粉を少々足してつなぎにし、ガーゼに包んで湿布にします。痛みのひどい痔に効きます。
スギナの腰湯は100gのスギナを一晩水につけて、次の日にそのまま沸騰させ、その液をお風呂の中に注ぎ、10~20分ぐらい、汗が出るほど腰までつかります。腎う炎や腎臓病、膀胱炎、婦人科や慢性病に大変効きます。
スギナの天ぷらやふりかけも好評。スギナを乾燥して粉にして、黒ゴマをすりつぶしたものと同量混ぜ、炒り塩で味をつける。ハコベも同じ。
衣の薄い天ぷらもおいしい。ビワの葉のように、焼酎につけて盃1杯くらいを薄めて飲んでも良い。スギナが効くというと、それ一辺倒ではなく、日頃から自然の食物を摂るように心がけ、手当てもこまめにしながらの総合的な効果が様々の難病に効くのです。
注意点と副作用
スギナはチアミナーゼを含んでいるため、スギナの長期間の大量摂取はチアミン欠乏症を引き起こす可能性があるとされています。
また植物毒であるアルカロイドも含んでいるようです。
ただし、お茶に煎じて飲む程度ならスギナを過度に大量摂取するわけではありませんので、必要以上に怖がることはないかと思います。
スギナは、日本一の生命力を持った植物です。 スギナの成分は、ミネラル、ビタミンなど、極めて豊富に含まれています。
スギナは、現代人に最も不足している最重要栄養素、植物性ミネラルの宝庫なのです。
何も手をかけずとも生えてくる植物こそ栄養価が凝縮されており、日本一強い生命力で生えてくるスギナの素晴らしいパワーをそっくり頂いて、人体を、スギナのように強靭にしましょう。
現在、広く流通している野菜は、自然の固定種から人工的にF1種に改造されており、つまり戦略的に農薬や肥料をまき、人の手が必要な過保護、全く自生能力の無いサイボーグ、そんな人工野菜(F1種野菜)が考案され、みなさんの食卓に並んでいます。
植物の種に繁殖力がないというのは、将来の健康や、人間の繁殖能力にも非常に不気味なのです。
スギナには、生き抜くための素晴らしい栄養素が非常に多く含まれています。生命力が高い植物のため、スギナのお茶は、健康維持に素晴らしい効果があります。ダイエット茶としても素晴らしいです。
緑茶は、本来は素晴らしいのですが、市販の緑茶は、農薬まみれで味調整の添加物だらけで、本来の緑茶ではありません。逆に、飲むほど危険かも知れません。
スギナ茶の効能
ガン予防、糖尿病、肝臓予防、骨粗しよう病予防、アトピー性皮膚炎改善、便秘改善、 高血圧の予防
主な成分
サポニン、葉緑素、ケイ素、カルシウム、カリウム つくしは日本でも食べられており、スギナは製薬として日本だけではなく多くの国で民間療法に用いられています。
ドイツの「神の薬局より送られた健康」という文献には、スギナには、あらゆる病気、ガン性腫瘍にさえ効果がある。
スギナのお茶を長期服用することで、悪性の腫瘍の成長を阻止し、ついにはそれを壊してしまう。肛門ポリーブや滑液のう炎も同様に消失する。
この場合には蒸気湿布と腰湯の併用が良いと書かれている程で、世界中で薬草として用いられています。
スギナ茶には、ガンに対しての高い予防効果、葉緑素によるコレステロール値の低下や殺菌など様々な効能が期待できます。
他にもケイ素による血液中の酸素を補給する作用やコレステロールの吸着を抑制する効能などがあります。
スギナ茶は、排尿のトラブルを改善し利尿作用もあります。利尿作用により、むくみの解消が期待できます。
また、カルシウムや、カリウムが豊富に含まれており、体内のナトリウムを排出し、結果として、水分代謝が活発になることが期待できます。