1.ココナッツオイルとは太平洋の島々をはじめアジアやアフリカ、中南米などの熱帯地方で作られた栄養分が豊富なヤシの実から作られる油脂のことを指します。
ココナッツオイルにはさまざまな栄養素が豊富に含まれているといわれています。
2.ココナッツオイルの魅力
ココナッツオイルを使うことで、肌の保湿対策ができます。
ココナッツオイルには、「ビタミンE」や「ラウリン酸」「ミネラル」などが豊富に含まれており、ココナッツオイルを使ってスキンケアをすることで肌を保湿し、乾燥を防ぐことができるのです。
また肌にのせてもさらっとしていてべたつきにくいので、顔だけでなく全身のお手入れにおすすめです。
3.美肌をつくる!ココナッツオイルの摂取方法
3-1.スキンケアへの取り入れ方
まずは、ココナッツオイルをスキンケアへ取り入れる際の方法をご紹介します。
今回ご紹介する方法は、肌らぶ編集部員が実際に実践している方法です。
ココナッツオイルをスキンケアに取り入れる方法は他にもさまざまなものがあり、今回ご紹介する方法はそのほんの一例であることをご承知くださいね。
3-2.ココナッツオイルのスキンケア方法
<下準備>
ココナッツオイルは25度以上で液体になり、25度以下で固まってしまう性質があるとされています。
スキンケアとして使用する際は、ココナッツオイルを事前に温めて液体状にしておきましょう。
※使用する際は必ず事前に腕や首でパッチテストを行って、赤みなどの異常が出る場合は使用を中止してください。
<ココナッツオイルを取り入れたスキンケア方法>
■化粧水の先行オイルとして
クレンジングと洗顔を行った後、タオルで軽くふき取った状態のお肌にココナッツオイルを1~2滴ほど塗り、お肌になじませます。
肌をやわらげ、その後に使用する化粧水や乳液がなじみやすくなります。
■マッサージオイルとして
血行をよくするフェイスマッサージ
①クレンジングと洗顔後、軽く水分をふき取った状態の肌にココナッツオイル5、6滴を手に取り、顔~デコルテに馴染ませていきます。
②次に人差し指・中指・薬指の3本の指の腹を使って、あご⇒頬⇒目の周り⇒額の順に、下から上に軽く持ちあげるように力を加えず、丁寧にマッサージを行います。
③ 次に耳の後ろから鎖骨に向かって、やや強めに押し流します。
④ 軽くぬるま湯で洗い流したら完了です。
3-3.ココナッツオイルを食事として摂り入れる方法
オメガ3 サプリ次に、ココナッツオイルを食事として摂り入れる方法をご紹介します。
摂取する際は1日大さじ2程度を目安に取りいれていきましょう。
<ココナッツオイルの取り入れ方>
■加熱調理の油として
ココナッツオイルは熱にとても強いとされており、加熱調理の油としても活用できます。
約200℃くらいまで加熱することができ、美容だけでなく、健康にもよいと言われています。
■食材として
ココナッツオイルは、食材として混ぜて取り入れることもできます。
ココナッツオイルを混ぜることで、全体がふんわりとした甘い香りになります。
■飲み物のフレーバーとして
ココナッツオイルはコーヒーや紅茶のフレーバーオイルとしても使用できます。
入れる量はお好みで問題ありません。まずはスプーン1杯から始めて、好みの量を探してみてください。
■食べ物のトッピングとして
ココナッツオイルを食べ物にトッピングとして使用することもできます。
ココナッツオイル独特の甘さや風味があるので、少し甘めのデザートなどによく合うとされています。
4.肌に使うココナッツオイルの選び方
頭皮 クレンジングココナッツオイルにもいくつか種類があります。
ここでは、質の良いココナッツオイルを選ぶポイントをご紹介します。
4-1.食用かスキンケア用かを選ぶ
オイル ファンデーションココナッツオイルには、現在「食用」のものと「スキンケア用」のものが存在します。
食用のココナッツオイルをスキンケアとして活用しても特に問題はありませんが、食用オイルも化粧品用オイルもそれぞれの摂取方法に合わせて使い分ける事をおすすめします。
「食用」か「化粧品・スキンケア用」かは、パッケージの裏に表示がされているので、確認してから、目的に合わせて購入してください!
4-2.よりココナッツそのものの香りや質を感じられるオイルを選ぶ
頭皮 保湿 ローション 保湿 ホホバオイル メンズ オイルせっかくココナッツオイルを使用するなら、ココナッツそのものの香りや質を感じることができるオイルがおすすめです。
ここでは、そうしたココナッツオイルを選ぶためのポイントをご紹介します。
①抽出方法が「低温圧搾(コールドプレス)」のものを選ぶ
ココナッツオイルの抽出には「低温圧搾(コールドプレス)」が最もよいとされています。
「低温圧搾(コールドプレス)」されたココナッツオイルは、ココナッツの果肉そのものに熱が加わらず、じっくり圧力をかけてオイル・ミルク・水が混ざった原液を搾り取ることができる方法だとされています。
②「オーガニック認証」を受けているものを選ぶ
ココナッツオイルを選ぶ時は「オーガニック認証」を受けているブランドに注目して選ぶのがおすすめです。
ココナッツオイル独特の色や香りを薄めるための加工を行う場合があり、その過程で化学成分や添加物を使用する企業もあるため、「オーガニックマーク」のあるココナッツオイルを選ぶことが大切です。
5.まとめ
ココナッツオイルは、食事にもスキンケアにも使うこともできる役立つオイルです。
簡単に買い求めることもでき、ココナッツオイルは取り扱いもむずかしくないので、ぜひ、毎日のケアとして生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか
私はこれまでココナッツオイルをマッサージオイルとして使用していて、これで全身のリンパマッサージをするとたいそう喜ばれます。
ニオイに癖もなくリーズナブルなのでガンガン使えるしお気に入りです。
今回の記事はそんなココナッツオイルを飲んだ場合にどんな効能があるのか、また顔や髪への効果的な活用方法を管理人直伝の形でご紹介します。
まずは高品質のココナッツオイルを買う
まずはここからです。
料理などで体に入れる場合は特に意識して以下の様な高品質な食用ココナッツオイルを選びたいところです。
主にポイントは抽出方法、添加物、産地です。
■抽出方法
この抽出方法でココナッツオイルの品質や味、香りなどがガラッと変わってしまいます。
ココナッツオイルをつくるにはまず圧搾して、その後に油分を取り出します。
この圧搾の段階で熱を入れるか入れないかで品質が変わります。
もちろん熱を入れない低温圧搾がココナッツの栄養素多く含み劣化も少なく高品質です。
次に油を分離する作業ですが、こちらは遠心分離機にかける方法と発酵させて分離させる方法があります。
こちらは発酵分離の方を選ぶようにしてください。
遠心分離ではどうしても水分が残ってしまい純度が落ちて劣化が早くなります。
まとめると低温圧搾+発酵分離を選べばOK!
■添加物・加熱
ブランドによっては本来のココナッツオイルにある色やニオイを消すために水素添加や漂白剤を添加物を入れるところもあるそうです。
せっかく買うオイルが添加物まみれだったら最悪ですので、ここは「オーガニック認定」を受けているものがオススメです。
また、過熱することで化学構造も変化するので加熱してないものを選びましょう。
まとめると「トランス脂肪酸フリー」や「水素添加していない」の表記があるものを選べばOK!
■産地
ココナッツオイルの産地で有名ドコロはフィリピン、タイ、インドネシアあたりでしょうか。
それら多くの産地からつくられるココナッツオイルの中でもナンバー1はフィリピン産だと言っていいと思います。
フィリピンでは政府がココナッツオイルの生産技術や品質管理を支援しており、他の国に比べても頭ひとつ抜け出ている印象があります。
まとめるとフィリピン産買えばOK!
総合的にまとめるとオーガニックエキストラバージンで未精製、低温圧搾法、発酵分離のフィリピン産で決まり(長い!)です!
ココナッツオイルの効能(ダイエット編)
ここからはココナッツオイルを飲むことでダイエットにどれだけの効果があるのかを紹介します。
ここが他の食用油との分かれ目になるのかなと思っています。
ココナッツオイルは極めて太りにくい!
まずココナッツオイルは油でありほとんどが飽和脂肪酸です。
油とか脂肪とかつくと太りそうな感じがしますよね。
でもこの飽和脂肪酸には3種類があって、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸に分類されます。
◆短鎖脂肪酸:
バターなどの乳製品に多く含まれ、腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を発酵することにより生成されます。
細胞の増殖やエネルギー源や脂肪を合成する材料となります。
◆中鎖脂肪酸:
母乳や牛乳、パーム油、ヤシ油に多く含まれ、三種類の脂肪酸の中でも脂肪になりにくく、体内に余分なエネルギーをため込みません。
◆長鎖脂肪酸:
体内で固まりやすく、ほとんどの食用油が長鎖脂肪酸で、体内蓄積しやすくストック的な役割。
脂肪の燃焼という観点で見るとココナッツオイルは他の食用油に比べて圧倒的なアドバンテージがあるといえるでしょう。
私が愛用しているオリーブオイルに含まれるオレイン酸ももちろん長鎖脂肪酸ですのでトホホです。
そして驚くべきは中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて消化は4倍、代謝は10倍早いです。
このことから中性脂肪になりにくく燃焼効率のよい油であることがわかります。
そのためココナッツオイルはカロリーは他の油と対して変わらずとも燃焼されやすく極めて太りにくい油と言えます。
しかし、ここで勘違いしてはいけません。
巷ではココナッツオイルを飲めば痩せられるというようなちょっと行き過ぎた表現方法が散見されます。
しかしこれは違います。
あくまで他の食用油と比べるとココナッツオイルが優れているだけであって油は油です。
消化が早く代謝がアップしても体に多く入れれば太りますし、負担もかかります。
重要なのは今の食生活にどうココナッツオイルを既存のオイルと入れ替えるかであって、ココナッツオイルそのものを痩せ薬のようにダイエットの必須条件にしてはいけません。
あくまで食生活における健康のサポートアイテムです。
ココナッツオイルの効能(健康編)
便秘改善!
便秘は百害あって一利無しです。
これを解消するだけでどれだけ体の不調が消えるか。
私は昔から腸が弱く便秘気味ですので、この効能は非常にありがたい。
ココナッツそのものには食物繊維が豊富に含まれ腸内環境を改善してくれますが、実はココナッツオイルにも整腸作用があります。
善玉菌の働きを活発化させ悪玉菌を抑える整腸作用があるのです。
便秘、宿便などを改善し、腸内環境を健康に保ってくれるのは腸が敏感な方には強い味方になります。
免疫力の向上!
上の便秘改善もそうですが、ココナッツオイルはとにかくオールマイティに体に効いてくれます。
そのひとつに免疫力の向上があります。
免疫力の向上というと「ああ…風邪引かなくなるのね」と思いますがそれだけではありません。
・甲状腺を刺激する
・カンジダ(菌類)を殺菌してくれます
・糖尿病予防
・心臓病リスクを減らす
・消化吸収不良疾患を予防・
・脳への栄養補給(認知症などの予防)
などの効果も研究では明らかになっているそうです。
この分野の研究も日進月歩ですので今後ココナッツオイルの隠された効能が見つかるかもしれません。
個人的にはすべての食物は紐解いていけばいろんな効果、効能がありそうなのでココナッツオイルだけに過度な期待はしませんが、それでもココナッツオイルすげー!っていう認識は変わりません。
ココナッツオイルの効能(スキンケア編)
ココナッツオイルの肌に良い効能
ココナッツオイルの特徴としてラウリン酸と豊富に含まれるビタミンEがあります。
このラウリン酸は抗菌性に優れていて、湿疹、水虫、カンジダなどの細菌が原因である肌トラブルに効くということが証明されています。
また、ビタミンEはとにかく肌をキレイにする効果があり、シミ、くすみ、老化の促進などを防ぎながら、血行を促進するという「無敵か!」とツッコミを入れたくなるような成分を含んでいます。
ただここで注意点があります。
ここで注意!!
→肌につけるココナッツオイルは食用とは違う
肌や髪につける場合はできれば食用ではなくコスメ(化粧品)グレードのものを選ぶことをオススメします。
もちろん食用のものでも高品質なものは肌につけてもトラブルは極めて起きにくいです。
しかし食用と肌につけるものを混同して「絶対効果あり!肌に良い!」と盲目的になるのは私のような天邪鬼には少し疑問を感じるところだったりします。
そもそも食用油は肌につけることを全く考えていません。
逆にコスメグレードは肌につけることを前提に考えています。
その違いは私は結構大きいんじゃないかと思います。
この差をどう考えるかは人によって違うと思いますが、肌が刺激に弱いという方はコスメグレードをオススメします。
■メイク落とし&マッサージ
ココナッツオイルはわりとサラサラしているのでメイク落としには向いていると思います。
また落ち方も合格レベルできっちり落ちます。
その後のマッサージですが、まずは毛穴をきっちり開くように蒸しタオルを顔にのせましょう。
その後にくるくる優しくマッサージすることで毛穴の汚れや化粧残りもきっちり浮かすことができます。
私もマッサージでは大量に使っていますのが、信頼感バッチリです。
顔だけでなくそのまま体のマッサージをしてもらいたいくらい。
■保湿全般オールオッケー
ココナッツオイルは先ほど書いたように含まれているものがかなり肌に良いので保湿効果も高いです。
化粧水と併用する方は後に塗っても先に塗っても良いです。
先に塗ると化粧水の浸透率がアップ!…してるような気がします。
強者は化粧水や乳液に混ぜてるらしくこのへんは好き好きでいいと思います。
自分に合うやり方を探してみてください。
あと唇に塗るとテヤッテヤになります。
それが好きで飲み物にいつもココナッツオイルを垂らす人もいます。
万能ですね。
またココナッツオイルは酸化しにくいので日差しの強い日のサンオイル代わりになります。
皮膚の炎症や乾燥肌に効果がありますので、お出かけ前やおトイレ休憩の時にさっと塗ると肌が傷まなくてグッドです。
ただ日焼けしないわけではないので、焼きたくない方は日焼け止めを塗るか、日傘、帽子で武装しましょう。
ココナッツオイルの効能(ヘアケア編)
ココナッツオイルでヘアケアする人の使い方には大きく分けて2通りあると思います。
ひとつは上の傷んだ部分にちょこっとつけて洗い流さない方法。
もう一つはヘアパックです。
個人的にはヘアパックをオススメしますが(前者はべたついたり洋服についたりするから…)、出かける前とかに傷んだ部分にほんのちょっとだけつける程度ならべたつかずいいかもしれません。
■ヘアパックの方法
手順1:ココナッツオイルを手に取り髪全体に塗る
この時無理に塗り込もうとガシガシしないで優しく手ぐしでたっぷりつけていきます。
塗り始めたら時間を見ておきます。
ここから最低でも一時間は置きたいので、時間の確認は必要です。
あと、個人的には本かな。時間が余ると暇ですので。
手順2:頭皮マッサージ
この頭皮マッサージは重要です。
現代人の多くの人が頭皮が凝っていて毛根に栄養を届けるための毛細血管の血行が悪くなっています。
せっかくパックしてもこれじゃ意味がありませんので、毛穴の汚れを取ることも大事ですが、肩、首、顎、頭の凝りを解消するマッサージも行ってください。
そのまま体のマッサージもできればなおグッドです。
手順3:ラップを巻く
できるだけ頭にぴったり巻きます。
そしてその上から蒸しタオルを乗せ、こまめにレンチンするのが理想ですが、なかなか難しいと思いますので、最初の1回乗せて後は放置で良いと思います。
FINISH!:洗い流す
シャンプーでしっかり洗い流して終了です。
ドライヤーしてる時に髪質がかなり変わってるのを実感すると思います。
◆アドバイス
1回のヘアパック時間を長くすることも確かに大切なんですが、毎週1回とか継続的にやるほうが長期的に見た場合効果があります。
半身浴の時間を週一つくってヘアパックだけでなく同時に顔面パック、全身マッサージ、ストレッチを継続的にやれば一年後には代謝や肌状態が激的に向上すると思います。