たけのこ                           森下敬一


春のスタミナ食品の筆頭は、たけのこである。

最もよく利用されているのは、孟宗竹のたけのこであるが、この竹は、わずか1ヶ月足らずで直径20センチ、高さ15メートルほどにものびる。

このものすごい成長力を秘めているのだから、たけのこにバイタリティがあふれているのも、不思議な話しではない。

 

たけのこを食べるとニキビや吹き出ものができると昔から言われているのも、それほど精力がつくということのたとえなのだ。

 

ナマのまま細かく刻んで、一晩塩付けにしておいたものを三杯酢で食べるのが最高のスタミナ食、という人もいるけれど、それほど凝る必要もあるまい。

たけのこ飯、わかめとの炊き合わせ、イカとの木の芽和えなどにして、ごく普通の食べ方をすればよい。

 

たけのこには利尿作用もあり、腎臓強化に役立つ。

腎臓の働きが活発になると、全身の細胞が働いた結果として生じる老廃物や、体内にある余計な水分は速やかに排泄されるから、血液はどんどんきれいになっていく。

血液がきれいになると、内蔵機能は強化され、基礎体力は大いに増強される。同時に体が引きしまるから、肥満解消にも有効だ。

 

また、タンをとかす作用もあるからタンのからみやすい人は、たけのこを少量ずつ続けて食べるとよい。

 

たけのこの繊維は、腸の蠕動を促進して便秘の解消に卓効をあらわす。便通がよくなり、腸の機能がよくなるとビタミンの吸収や合成がスムーズに行われるから、脚気にも有効だ。

 

その繊維は、たけのこの身上である独特の歯切れのよさを生み出している。食通で知られる中国の詩人は、「たけのこがなければ、一日たりとも過ごせない」と謳(うた)っている。

 

京都の料理が発達した一つの理由は、嵯峨野の孟宗竹のたけのこをふんだんに利用できたからだ、といわれている。

その孟宗竹というのは、母親のために雪の中にたけのこを探した孝行息子。孟宗の名前を記念してつけられたもので、冬たけのこは絶品だといわれている。

まあ、それを入手するのは無理としても、早春、地面から顔を出さないうちに掘りとってから、なるべく時間のたっていないものを用いたい。柔らかい上にえぐみも少ないからだ。

 えぐみは、カルシウムを沈着させて結石を作りやすいので、十分にアク抜きをすることが大切。

皮をつけたままで、皮に一本深い切り目を入れ、米糠をたっぷり加えた熱湯の中で十分にゆで、そのまま冷めるまでおいてから、皮をむいて使用すればよい。最近は、保存法が工夫されて、一年中たけのこが食べられるが、自然で新鮮なたけのこの風味と薬効は格別のものである。

 

■若竹汁

材料(4人分)

・たけのこの穂先・・・12切れ

・生わかめ・・・30g

・だし汁・・・5カップ

・自然塩・・・少々

・こしょう・・・少々

・木の芽

 

<作り方>

①生わかめは、油と水で洗い、細かく切り、たけのこと1カップのだし汁で煮て、しょう油少々で下煮しておきます。

②残りのだし汁を煮て調味し、澄まし汁をつくり、お椀に①を盛りつけて汁を満たし、木の芽を浮かせます。

 

■たけのこ御飯

材料(6人分)

・玄米ご飯・・・900g

・ゆでたけのこ・・・60g

・油揚げ・・・1枚

・だし汁・・・1/2カップ

・しょう油・・・大さじ1

・自然酒・・・大さじ1/2

・自然塩・・・小さじ1/2

・木の芽

 

<作り方>

①だし汁、しょう油、自然酒、塩を煮立て、たけのこ、油揚げを入れ煮含めます。

②温かいご飯に、①を汁ごと混ぜ合わせ、器に盛って、木の芽を飾ります。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

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