乳がんの早期では、腫瘍はまだ小さく、自覚症状もないのでこれからの治療方法を迷う方もいらっしゃると思います。
先生によって、すぐ全摘、乳房温存、しばらく様子を見る、など様々です。
また、できるだけ自然療法で治したいという方もいらっしゃると思います。
それらは全て「最終的には自分で決める」という事を大前提に進めるのが理想ですが、はじめて経験する乳がんなので、治療法以外にもこれからの生活の不安や、命への不安、家族への心配などが押し寄せて、冷静に判断ができる状態にある方ばかりではないと思います。
そんな時、専門家やカウンセラーと相談するのも一つの方法ですが同時に、すぐに始めた方がいい事が幾つかありますので、それを今日はご紹介します。
①腫瘍がそれ以上大きくならないようにする
●1日1食・16時間断食・1日1000カロリー以下に抑える
このいづれかの方法で、まずは余分な栄養を抜きます。
この段階で栄養を与えすぎると、生命力の強いガン細胞は、食べ物に含まれる糖分を凄まじい威力で吸収します。
なので、できるだけ食事から「糖分」を抜き、必要最低限の栄養価に抑えます。
乳がんの唯一の栄養源はブドウ糖(糖分)です。これをいつも念頭に
<なぜ食事制限>
ガン細胞が確認されたという事は、身体の中が酸化してる(錆びてる)証拠なんです。
なのでまず始めに、身体のサビを落とす事から始めると、その後の自然治療にも(化学治療をしたとしても)効果が早く出るのです。
まずは体内を、ガンにとって住みにくい状態にする事で、ガン腫瘍の成長を抑えます。
②野菜メインの食事にする
●炭水化物は糖分を多く含むので、直接ガン細胞の栄養源になってしまうので控えます。
●肉、魚、卵、乳製品は消化にエネルギーを大量に使う為、内臓の働きを低下させます。
すると、血流が滞り、結果的に体温を下げてしまいます。体内の体温が35度台になった時、ガン細胞は最も活発に活動します。
●常に体温をあげるよう心掛けるには、内臓に負担のかからない食事が基本です。
野菜の摂取方法は、生でも加熱でも構わないと思いますが、私は生3:加熱1くらいの割合です。
③発酵食品を多く取り入れる
●黒ニンニク
③アルカリ性の水を飲む
酵素(免疫力)というのはアルカリ性の体内で、最もその力を発揮するので、常に体内をアルカリ性に保つよう心がけます。
ガン細胞は「酸性=錆びてる」身体を好みます。
アルカリ性とはその逆で、ピカピカ元気な状態の事をさします。
アルカリ性だとガン細胞は生息できないと立証されているので、できるだけ日常的にアルカリ性体質を心掛けます。
④酵素を摂取する
人間の体内には2万種類以上の酵素が存在しています。体内で起こる全ての生体反応は酵素によって行われています。
そして私達は、大気汚染や紫外線、水や食べ物、加齢、ストレス、喫煙、睡眠不足など、様々なものから、知らないうちに「体内毒素」を溜めてしまってます。
その「毒素」が生み出すものが「活性酸素」。
活性酸素とは体内の細胞を「酸化(サビ)」させることで、老化の主な原因となるものです。
また、細胞の老化から肝機能を低下させたり、生活習慣病を引き起こす要因とされている他、更にはその毒素が、細胞内のDNAを傷つけると、発がんリスクが高まる恐れがあるのです。
こういったものから身体を守るために必要な酵素ですが、残念ながら私達に与えられた「一生で使える酵素量」は決まっています。
それは年齢と共に減少する一方なので、補給が必須となります。
その酵素補給に酵素ドリンクなどを摂取し、酵素量を増やす=免疫力を増加させます。
まず、行動。その間にご自分にあった治療方法を選ぶことができると思うのです。
1人でも多くの女性が、乳がんに対する恐怖を克服できますように。
※ガン治療は、これさえやってれば大丈夫!的なものではありません。
・知識: 摂取するものを100%自分で納得した上で選択する
・心 :身体の反応を常に確認
・身体:身体に浸透させる為に摂取するタイミングが重要
何かを摂取する前に、身体を綺麗な状態にしておく事が治癒への近道となります。
ぜひ16時間断食を習慣にしたうえで、摂取するものを選択し、効果が100%自分の身体に反映されるように心がけてください。
1.酵素ジュース(優光泉)
身体の免疫力を高めるのと、酸化を止めるには酵素の摂取が必須です。
市販されているほとんどの酵素ジュースは加糖されていたり、添加物が入っていますが、優光泉は60種類の天然素材を発酵させて抽出した完全無添加の酵素ジュースです。
糖分は、野菜と果物が発酵する際に発生する麦芽糖のみです。
1㏄に数百万個の酵母菌を含む優光泉は、通常の食事からは摂取する事ができない大量の酵素を取り入れられるので、私は乳がん治療中から引き続き、毎日継続して摂取しているマストアイテムです。
2.びわ茶(ねじめびわ茶)
びわ茶はガン細胞の増殖抑制や、アポトーシス(死滅)に効果があるといわれています。
また、脂肪分解酵素が含まれていて、食品中の脂質・糖質・炭水化物の吸収を抑制します。
更には体温を上げ、老廃物を体外に出す力が強いので、血が巡り、肝臓の働きを助け、体内をアルカリ性に保ってくれる必須アイテムです。
びわ茶の中でも、ねじめびわ茶は九州最南端の町、鹿児島県南大隅町根占(ねじめ)の広大な大自然と、降り注ぐ太陽の中、無農薬で栽培されたびわの木から作られています。
味はクセが無くさっぱりしていて美味しいです。
また、1回分(1包 / 1リットル)ずつ小分けされているので、便利です。私はねじめびわ茶を毎日欠かさず飲んでいます。
3.スピルリナ
必須アミノ酸9種類、5大栄養素、更に60種類以上の栄養素をバランスよく含み、身体を理想的な弱アルカリ性に戻し、免疫力アップ・解毒作用・抗酸化作用のあるスーパーフード。
加えて、大豆に含まれる倍以上のタンパク質を含むので、乳がんの場合は控えた方がいい大豆の摂取を抑えながら、タンパク質を摂取できます。
最近、その効果に注目を集めているスピルリナですが、日本語のパッケージであっても、原材料が汚染地域の一つである中国産の商品が多く流通しています。スピルリナ購入の際には日本国産の商品をお勧めします。
4.ブロッコリー
ブロッコリーはスルフォラファンというファイトケミカル(紫外線による酸化、虫などの外敵から身を守る天然物質)が多く含まれていて、免疫力アップ、抗酸化作用、そして体内の解毒酵素を飛躍的に上げ、ガンの原因の一つである活性酸素を除去する働きがあります。
スルフォラファンは熱に弱いので、無農薬のブロッコリーを生で食べることをお勧めします。
また、ブロッコリーサプリは手軽で体内への吸収も早く効果的ですが、他のサプリとの併用を避けるなど、摂取方法にはくれぐれもご注意してください。
5.黒にんにく
免疫力、抗酸化作用、抗がん作用を含むニンニクを、更に熟成・発酵させてる事で、免疫力を最大限まで引き上げる効果があるとされる黒ニンニク。
熟成することで味がまろやかになり、ニンニク特有の臭いも抑えられていて、とても食べやすいです。
6.びわの種(仁)
びわの種の中の仁(種の中にある柔らかい部分)に含まれるアミグダリン(ビタミンB17)という成分は胃酸に反応して体内で、シアン(青酸)という猛毒に変化し、癌細胞のみを攻撃します。
通常細胞は酵素で守られているのでシアンは浸透しません。
ただ、摂取量を間違うとシアン中毒になる可能性があります。摂取量は少量から、様子を見ながら始めてください。
7.フラックスオイル(亜麻仁油)
主に血を綺麗にする必須脂肪酸を多く含みます。
基本的に血をサラサラにしてくれるので、それによって引き起こされる症状(例:コレステロール、動脈硬化、アレルギー等)を改善する効果が高い。私は現在でも継続して摂取しています。
8.アップルサイダービネガー
リンゴジュースの糖分を酢に変わるまで発酵させ、圧縮したものです。酵母であるバクテリアには酵素やペクチン、ミネラルを多く含んでいます。
ご購入の際にはオーガニックのものを。また、遺伝子組み換え、加熱処理、フィルタリング、低温殺菌していないものを選んでください。私は毎日寝る歯磨き前に飲んでいます。
9.重曹
自然界の全てに含まれる物質である重曹(炭酸水素ナトリウム)は、川、雨、海、湖、そして人間の体内にももちろん存在する物質です。
これは強アルカリ性なので、その逆である強酸性の癌を溶かす事ができると立証されています。
また、私は重曹を入浴剤の代わりにお風呂に入れて重曹風呂にも入っています。
10.メープルシロップ
重曹と併せて摂取する事で、ガン細胞の縮小に効果があるとされています。
メープルシロップの種類(グレード)は No.1~ No.3が主にありますが、オーガニックのカナダ産メープルシロップNo.2アンバーをお選び下さい。
カナダ産No.2アンバーは抗酸化作用が強く効果的です。
また、白砂糖は身体に有害なため、私は白砂糖の代わりとしても使っています。
ガン治療って言うけど・・・
ガン細胞って、言ってみれば1種類の細胞の呼び名でしかない。
それを成長させたのは自分なんだから、自分を治さないと。
この事実が自分にストンと入るまで、だいぶ遠回りしてしまいましたが、結局はここにたどり着く。
事実、私の中に「ガン細胞を大きくする要素」がなければ、乳ガンにはなっていないので。
その「要素」を持ち続けたままだと、例えどんな治療しても「再発防止」が人生の中心に来るのは嫌だから。
こんな怖い思いは一度でいいや。
だから根底から自分をひっくり返したい、と思った。
自分の事を全否定したり、全肯定したり・・って繰り返しながら、ガンの原因を探す 自分の固定概念って何なんだろうって探した。
これ(固定概念)がわからないと、
自分が見えない。
自分が見えないと、
自分を治せない。
きっと、「自分が思ってる自分」っていうのは、「本当の自分」とは違う気がする。
今までの育った環境とか、親からの影響とか、幼少時代に埋め込まれた思考や、思春期のショックな事や、うまく逃げかわす技を身につけたりした事で、「本当の自分」って隠れてしまって、もはや地底人みたいになってるはず。
その地底人化した自分を見つけるには、自分が反応した「人からの言葉」でよくわかる。
自分がムカツクと感じる言葉とか、悲しくなる言葉とか。
特に反射的にカチン!とくる言葉には、自分の執着や固定概念が丸見えです。
それらを、受け入れるのは痛い。
信じたくないし、自分をそんな人間じゃないって思ってるから、受け入れられない。
けど、受け入れる。いったん。嫌でも。
傷つくから嫌だけど、生きる為だったら仕方ない。
それをしたら、家族のそばで生きていられるのなら、当然そのくらいやる。
1年以上そんな事ばっかり試してたから、今では前より遥かに自分が見える。
嫌だと思ってた本当の自分は、実は結構オモロイ奴かも、とか思う。
全然完璧じゃないし、出来る人でもないし、抜けてるし、文句ばっか言ってるけど、それでも偽ってないから、誇りが持てる。
辛かったし面倒だったけど、やってよかった。
あともう1つ、「食事を変える」は必須です。
食事は、その人の考え方そのものが現れる。
何を選んで、何を食べるか、そこに凝縮される。
要点を抑えて食べていくと、余計なものを摂取しなくなる。ガマンするんじゃなくて、別に食べたくなくなる。
ガン細胞は余計な思考、余計な栄養、余計な行動の現れなので、これは、思考にモロに繋がります。
自分の思考が食べ物を決めてますから。
特に甘いものを断つのは、本当に難しかった。
甘いものが好きな人って、甘えたいのに、甘えられないから、甘いものを食べてた。って気がする。
ガンになって(強制的に)人に甘える立場になってからは、甘いものは欲しくなくなった。
そういう意味では、私はガンを使ってまで人に甘えたかったという事かぁ。
・・・ガンなんかを使わなくても、最初から素直に甘えてればよかった。
これからは人に甘えとこ。
そして、炭水化物、白砂糖、肉、魚、卵はガンの栄養になってしまうので、食べなくなってから始めた、ビーガンライフ(というより、アルカリ性&酵素ライフ)。
私は大豆も食べる量を控えたので、メニューは色々と勉強しました。
お陰で野菜の色にも感動する日々。
私達の周りは、結構カラフル。
それにいちいち感動してる自分にすら、笑える。
シアワセって、結局自分の時間の中にあった。気づいてよかった。