「あたりまえ」の食習慣                   小林くみん


からだを作る幼少期~青年期。

「あたりまえ」のその習慣が、若年性の現代病の原因になる

 

成長期のお子さんは身体発育・感覚機能の発達が著しく、脳・神経系にも急速な発達がみられます。 

また思春期になると身長が急速に伸び、生殖機能の発達もみられ、精神的な不安や動揺も起こりやすくなります。 

 

近年、お子さんの栄養摂取の偏りや市販の加工食品、冷凍・レトルト食品利用の増加、家族揃っての夕食頻度の減少、通塾率の増加などによるお子さんの食生活への影響により、生涯にわたる健康への影響が懸念されています。 

 

そして、今、一見「肥満」ではない子どもたちも、生活習慣病のリスクが危惧されています。 

 

子どもの生活習慣病リスクの現状を把握するために行われた、中高一貫の男子240人、女子550人、合計790人の食生活と健康状態を調査では、健康そうな生徒でも血糖値が高いという結果が出ています。 

女子の場合は痩せている生徒が多いにもかかわらず、全体的に血圧・中性脂肪、血糖値が高め、そして男子は運動部所属の生徒でも血糖値が高いケースが多いことが判明しました。 

 

牛乳を毎日飲む、白い小麦でできたパン食中心の生活、電子レンジでチンした食品、市販のカット野菜、添加物や白砂糖の含まれる食品中心の生活・・・

 

まだまだこれらの問題に気付かずに健康被害の原因になる食材を子供に与えられている方もいらっしゃいますが、これらは一部の若年性がんや糖尿病などの要因になりえます。

 

血圧・中性脂肪、血糖値が高い状態が続くと、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病のリスクを一気に高めるのです。

 

「太っていないから大丈夫・・・。」 

「まだまだ若いから大丈夫・・・。」 

 

確かに今は「大丈夫」かもしれませんが、5年、10年・・・、この状態が続くと、お子さんの将来の健康を補償できるかは疑問。 

あなたのお子さんの生涯にわたる健康のため、お子さんを生活習慣病のリスクから守るために、今から出来ることを考えてみましょう。 

 

対策1:食事の内容偏

「食べる」ことは生きるための基本。 

「食」は大切なお子さんの心身の状態に大きな影響を与えます。 

 

この中高一貫の女子中高生(中性脂肪が高く、インスリン分泌も高い生徒)の食事の内容(一例)は、 

 

朝:パンとコーヒーなどの飲み物 

昼:おにぎりと具なし麺 

間食:小麦粉や砂糖を使ったスイーツ 

夜:ご飯に中華丼、魚、お味噌汁野菜のおひたし

 

などで、全体的に野菜や海藻、豆類、魚などが不足し、市販のお菓子などの間食が多い傾向がありました。 

 

男子は、食べ盛りでごはんや肉・卵などは多く食べていましたが、やはり野菜が少なく、部活中に摂取するスポーツドリンクも血糖値の高さに影響を与えているようです。 

 

農林水産省は食育基本法(平成17年法律第63号)に基づく、食育推進基本計画において、食生活の改善、生活習慣病の予防、国民の健康増進の観点から、ごはんを中心に多様な副食等を組み合わせ「栄養バランスに優れた日本型食生活の実践を促進する」と述べています。 

 

その内容は(農林水産省「我が国の食生活の現状と食育の推進について」参照)

 

1.「日本型食生活」の要素は、ごはんと汁にバラエティのあるおかずを組み合わせた「和食」の基本形。

ごはんには麦や雑穀を加えたり、汁にも様々な具を使うことが可能であり、おかずは様々なものを取り入れることが可能である。 

 

2.「日本型食生活」は日本の気候風土に適した多様性のある食として、地域や日本各地で生産される豊かな食材を用い、健康的で栄養バランスにも優れている。 

 

3.「日本型食生活」を一食、一日単位ではなくとも、数日から一週間の中で組み立てる。 

 

4.ごはんと組み合わせる主菜、副菜などは、家庭での調理のみを前提とせず、中食、冷凍食品、レトルト食品、合わせ調味料などの活用や外食との組み合わせも可能である。 

 

1と2はマクロビオティックの基本的な考え方にも近い内容ですね。 

特にパパやお子さん、またはあなた自身が肥満気味、血糖値などが気になる場合は、カロリーの低いものばかりを食べ脂質や炭水化物を避けがちですが、これらも健康のためには必要な栄養素。 

バランスよく食事に取り入れることがポイントです。 

 

お米が主食のバランスの取れた日本食は、お子さんの現在の健康維持のためにも、将来の病気予防のためにも大切になってきます。 

 

しかし農水省の記述の中には注意が必要な内容も・・・

3、4は忙しく生活するわたし達現代人が実践可能なように考慮した内容といえますが、

 

4で述べられている「中食、冷凍食品、レトルト食品、合わせ調味料などの活用や外食との組み合わせ」は体に負担がかかる添加物や有害物質が含まれている可能性が高いので、これを鵜呑みにしてはなりません。

 

必ず調理品を選ぶにしても、オーガニック食材店などで購入した無添加で質の良いものを選ぶよう心がけることが必要です。 

 

お子さんと食べたい安心な無添加な食品を選ぼう。

 

 

 

 

対策2:食事の食べ方偏

ゆっくり食べる・食べ方の順番を指導する

健康のために、多様のものを、バランスよく、適量を食べることは大切ですが、「ゆっくり血糖値を上げる食べ方」も是非親子で心がけてしてみてください。 

子どもの頃からの習慣づけが大人になってからの健康維持に役立つはず。 

 

炭水化物をただ控えるのではなく、血糖値が急激に上昇しないように、糖の吸収がゆっくりと上昇するような食べ方をしましょう。 

例えば食物繊維が多く硬い食べ物、きのこ、海藻、きのこ、芋、野菜から食べ始める(血糖値を急激に上げないGI値の低いものから食べ始める)。 

 

ご飯とおかずの主菜や副菜と一緒に口にする「三角食べ」という食べ方をするだけでも、糖の吸収は穏やかになります。 

またよく噛むことは、食べ過ぎを防ぎ、脂肪燃焼の働きがあるとも言われています。 

 

対策3:コミュニケーション偏

一人きりでの食事の頻度を減らす努力を

お子さんの心身の健康・成長のためには、「なにを」「どれだけ」食べるかだけでなく、「いつ」「どこで」「誰と」「どのように」食べるかということも同じくらい大切。 

 

ただ「体に良いもの、栄養素が高いものを適量食べる」ことだけに焦点を当てるのではなく、家族をはじめ人との関わりも含めバランスをとることが、体だけでなく心の安定にも影響します。 

 

ちょっと、毎日の食事を振り返ってみてください。 

 

家族そろって食事を取れていますか? 

家族そろっての食事は楽しい時間ですか? 

食事中、家族との会話を楽しんでいますか? 

お子さんの好き嫌いを怒ってばかりいませんか? 

「早く食べなさい」とお子さんをせかしていませんか? 

 

お子さんが生涯にわたって心身ともに健康でいきいきとした生活を送るための基本として「食事」をとらえていますか? 

 

あなたのお子さんは、今まさに発育・発達の過程。 

日々成長し、その生活や行動も変化していきます。 

 

味わって食べることにより感覚が養われ、食事を作り準備をする中で、また季節による食事の変化を一緒に楽しむことからもコミュニケーションが生まれ、お子さんはそこからも多くのことを学び吸収していきます。 

家族とのコミュニケーションをとりながら「楽しく食べる」ことは、生活の質の向上にもつながり、身体的、精神的、社会的健康につながります。 

そんな大切な「食事」の時間を、ただ、「食べ物を体に入れる」という時間にしてしまっていないですか? 

 

対策3:睡眠偏

夜更かしは成長にも弊害をもたらします。

適量の睡眠をとることにより、高血圧やうつ病のような病気のリスクはもちろん、ケガや事故のリスクなど、不十分な睡眠による悪影響を避けることにも繋がります。 

乳児だけでなくティーンエイジャーのお子さんも、わたし達大人よりも多くの睡眠を必要とします。 

 

米国睡眠医学会(AASM)は子どもの睡眠と健康の関係についての864件の科学的研究を精査し、お子さんの健康状態を最適な状態に高める理想的な、年齢層ごとの睡眠時間を割り出しました。 

 

・生後4~12カ月:12~16時間(昼寝を含む) 

・1~2歳:11~14時間(昼寝を含む) 

・3~5歳:10~13時間(昼寝を含む) 

・6~12歳:9~12時間 

・13~18歳:8~10時間 

 

睡眠により心身の健康を向上させるには睡眠の質や規則正しさも大切。 

またこの推奨時間より長い睡眠時間でも、お子さんの健康には良くないことも分かっています。 

 

大人になっても元気でいられるように、あなたがお子さんにしてあげられること、なんですか?

「健康な心身」、それは私たち親ができる子どもへの最高のプレゼント。 

あなたのお子さんが大人になってあなたの手を離れても、子どもの頃からの習慣はきっとあなたのお子さんを守ってくれるはず。 

いつまでも一緒にいることは出来ないから・・。

 

あなたのお子さんが心身ともに健康で自分の軸をしっかり持って人生を歩んでいけるよう、あなたのメッセージをちりばめた毎日を過ごして欲しい。 

忙しい生活の中、もう一度立ち止まり、あなたにとって何が一番大切かを考えてみてください。 

大切なお子さんと過ごせる限られた時間の中で、今のあなたが出来ることは何ですか? 

 

大切な人を守る力はあなたの中にも必ずあります。 

 

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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