あんたも悪い

かれこれ23年も前から続いているのですが、女子刑務所の仕事をしているんですよ。

 

5年、10年と続けるうちに、だんだんとこの仕事に使命感が芽生えてくるんですね。

 

話を聞いていると、旦那がトンズラしたとか、離婚状を突きつけて家を出ていったのが悪いとかという具合に、罪を犯した原因を自分以外のところに求めている。

 

私にもいたらないところがあったのかもしれないとは、なかなか考えられないんですね。

 

だから、ものすごく苦しんでいて、そこから抜け出せずにいる。

 

それに対して以前の私は、相手の話に相槌を打つだけでしたが、思うところがあって、

ある時から「あんたも悪い」とはっきり言うようにしました。

 

そうしたら、驚いたことに受刑者のほうが素直に頷くんですよ。

 

その時に思ったんです、彼女たちは本当のことを言ってほしいのだと。

 

心の底では自分が悪いと思っているから、「あんたも悪い」と言われると気持ちが楽になる。

 

いままで誰も彼女たちと本気で向き合う人がいなかったのでしょうね。

 

確かに彼女たちは悪いことをしたわけですが、彼女たちにはまだ30年とか、50年近い人生が残っているんですよ。

 

ですから

 

「幸せにならなあかんで、 幸せになる権利を持っているんやで。 素直になりや。出発点は自分も悪い。 ここからやで……」

 

と話すうちに私も胸いっぱいになってくる。

 

するともう相手はみんな自分の子供みたいに思えてくるんです。

 

だからいろんな話を聞いて、真剣に応えてあげる。

 

 

 

西端 春枝(真宗大谷派淨信寺副住職)

 







          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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