10秒後から未来を変えてみよう

話すときの言葉の選び方によって、その人の考えや心境、これまでの生き方というものが見えてきます。

今までの人生は変えることはできませんが、これからの人生をより良くするために、どのようにして言葉を選び、使っていけばいいのか。

 

リンクワードは文と文の間にくる言葉で、接続詞とか副詞、文頭に来て次に何を話すのかをあらかじめ伝える役割があります。

 

例えば、「もし」「偶然にも」「だからこそ」「残念ながら」「ちなみに」……。普段良く使う言葉です。

 

もし、あなたが話し手の言葉として「でも」しか使えなかったら…。

 

何か良いことがあったとしましょう。「ご飯がうまい。でも……」「来月結婚する。でも……」「仕事がうまくいった。でも……」どこかネガティブです。ネガティブが悪いわけではないと思うのですが、ちょっと嫌な予感がします。目の前にあることが良いことにつながっていく想像がうまくつかない、そんな予感がします。

 

では、悪いこと。そんな場合を考えてみましょう。「財布を落とした。でも……。」「病気になった。でも……。」「会社が倒産した。でも……。」ポジティブです。楽観と力強さになります。「でも」が、あながち悪いわけではない。

 

おもしろいのは、人物像が立ち現れてくるということです。このケースで言うと、逆境には強い。だけど、目の前のささやかな幸せを感じ取るのがあまり上手くできない。そんな人物が見えてこないでしょうか。

 

「でも」「もし」「だから」「それはさておき」「結局」「ちなみに」「偶然にも」「だからこそ」……。

 

私たちは既に十分に自由な言葉やとても多くのカードを持っていて、使い方も自由だし、使う順番も自由。偏った考え方にとらわれず、自由な発想でものを考えることができます。

 

 

話し手の言葉は、意識さえすれば確実にコントロールできるものの一つです。その確かなものを皆さんは既に共有しています。使い方が違うだけなのです。小さいが故にみんなが持つことができる道具。それが、リンクワードです。

 

会話は偶然と秩序によってできています。それは、ピロートークだろうが、立ち話しだろうが、会議だろうが、私たちは不確かさと確かさに翻弄されています。時には、互いに良く分かり合うという小さな奇跡を目の当たりにすることもあります。会話はまるで、人生の縮図です。

 

このリンクワードという小さな問いの力を借りて、偶然と戯れるように会話を楽しんでみる。自分のすぐ手近にあって、みんなも持っているものの確かさを信じてみる。それは、未来へのささやかな予行演習なのではないのでしょうか。小さな問いは、小さな道具。みなさんは既にそれを手にしているのです。小さな問いでほんの10秒後の未来から変えてみませんか。

 

 

 

*人生を動かす小さな問い、「リンクワード」から転載

 







          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士






☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放