物事のすべては縁、ただひたすら縁によって活きる

自分の人生の毎日を、ただひたすら縁によって生きていくほかはない。 

 

仏教では、 

「この世の中に存在するものはどんなものも、それ自体で存立存在するものは一つもない。 

 

すべては縁によって出来ている」と教えます。 

 

これを「縁起(えんぎ)」と言います。 

 

では、この世界にある様々なものはどうして存在しているのか。 

 

それは縁によって存在している、とお釈迦さまは説かれます。 

 

あらゆるものが縁を結んで、たまたま仮の姿として存在しているのであり、 

従って、縁の巡り合いによってすべてのものは千変万化する。 

 

これが「諸行無常(しょぎょうむじょう)」です。すべての現象は常なきものと説かれたのです。 

 

人生というものを考えても、私というものがいて、人生という道を歩くのではありません。 

 

毎日毎日の思わぬ不思議な偶然の出合いや体験が積み重なって、ようやく私の人生、また私の自己となるのです。 

 

現在の私は、生まれてから今日までの様々な経験が蓄積されて出来上がっているのです。 

 

後ろを見ると、確かに私の人生というものの道がはっきりと付いており、それは隣にいる人の人生とは内容が違う。 

 

これは、縁というものが一人ひとり違っているからです。 

 

しかも、私というものには明日が約束されていません。 

 

明日、交通事故で死んでしまうか、あるいは思わぬ人と出会って、それが将来の素晴しい幸せな生活の端緒となるか、何も分からない。 

 

従って、私達の人生、私達の自己は今日が最先端で、明日はありません。 

 

自分の人生の毎日をただひたすら縁によって生きていくほかはないのです。 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士






☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放