人の身体は、電磁場(電磁波が形成する「場」)にいつもいると、カラダがその電磁波を悪いものだと認識して、カラダの中の動きがシャットダウンしてしまい鈍化しやすくなるといわれています。
本来、人類は自然の中にあるランダムな「雑音場」の中で健康的に生きてきました。
文明が進化するにつれて、50~60年前に電化製品や電子機器が発達し始め、暮らしはとても便利になりなりました。
しかし、同時に電化製品や高圧送電線など一定の周波数を持つ電磁波が人体に照射されるようになり、身体が驚いている状態です。
病気の率が信じられない勢いで上昇していることも事実です。
現在、住まいはもちろん職場環境においても、大量の照明器具やバソコン、テレビ、エアコン、電子レンジ等、多くの電気製品や電子機器に囲まれており、人体に多大な影響を与えています。
生体磁気はものすごく弱い磁気で、たとえば人に方位磁石を当てても方位磁石の針はピクリとも動きません。
それほど弱い磁気を使って私たちの体は活動しています。
そのため、電気コンセントや電気製品から出る強い磁場(磁気)を受けると、生体磁気はいとも簡単に狂ってしまいます。
微弱な電磁波によって起こされる症状は慢性的な症状や慢性病としてしか現れないため、医師はもとより本人すら気付かない場合が多いのです。
様々な電磁波障害の原因が人類全てに関わる『生活習慣病』を惹起させるものです。
また、化学物質を多用する新建材に囲まれ、中国からの大気汚染が重なり、換気しても室内環境の改善が見られなくなり、人体の生命活動を維持するための自然生体エネルギーが枯渇することで、電磁波の影響と重なり人体の極度な疲労や心身の病、癌の発症率の増加など大きな影響を与えています。
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慢性疲労症候群とは
ひきこもりの約7割が大脳の血流が低下する「慢性疲労症候群」が原因とされています。慢性疲労症候群(CFS)専門の内科医、小川良一院長(神戸市・小川クリニック)が驚くべき臨床データを発表しました。
それが「脳血流低下はIT機器からの電磁波による影響ではないか」という見解です。小川医師はCFS患者の約8割が携帯電話やパソコン、テレビゲームなどを毎日、頻繁に使用していたことに着目。一般の臨床検査では異常所見が認められず「理解不能の疾患」とされてきたCFSの原因を突き止めるため携帯電話やデスクトップパソコンとの因果関係について研究を重ね、ひきこもり親の会の全国組織である「全国KHJ親の会」も要因の一つとして注目をしています。
建物における電磁波の発生源は、ほとんどが屋内配線です。
屋内配線は、この20年間で約5倍~6倍に膨れ上がっています。例えば、木造二階建ての住宅では、以前は150m程度でよかった配線を、今は1,000m以上も使っています。今や私たちは、電気コードのケージの中で生活しているようなものなのです。そして、建物によって異なりますが、屋内配線から発生する電磁波が、床や壁に帯電していることが多いのです。
“生活の場”である家から発生する電磁波に関しては、距離を保つことは不可能です。
化学物質が過敏症を引き起こしてしまったように、電気をたくさん使う生活が住まいの電磁波を過剰にしてしまい、安らぎの場であるはずの住まいに安心して暮らすことが出来ない方が増えています。
この、住まいにおける電磁波リスクに対して、わが国の基準値の対象は今のところ送電線が主な対象となっており、住まいに関しては基準値がないのが現状です。
最近感じる身体の不調は・・・
なんとなく身体がだるい、腰が痛い、肩こりがひどい、イライラする、熟睡できない、目が疲れるなど、いつも感じている身体の不調を、ストレスや、生活習慣病、体質だからとあきらめていませんか
実は、それが「有害電磁波」によって引き起こされているものだったら
「ストレス」の感じ方は人それぞれ個人差があります。ちょっとした「ストレス」でも、すぐ身体に変化がおこる人や、「ストレス」なんてへっちゃらと思う人まで…。
「電磁波」によるストレスも人によって個人差はありますが、そこに「有害電磁波」が存在しているのは事実です。
しかし、生活が便利になり、家には電気製品があふれ、それに伴い屋内配線はこの20年間で約5倍~6倍に膨れ上がっています。そして「電気のある所には必ず電磁波が発生している」のも事実です。
最近パソコンや携帯電話からの電磁場が騒がれていますが、建物における電磁場の発生源は、ほとんどが屋内配線って知っていましたか
この20年間で大きな変化を遂げてきたのは、家の中の照明器具とコンセントの増加です。新しい家でまず目に付く玄関ホールからキッチンそしてダイニングへと天井に埋め込まれているダウンライトを数えてみてください。
さらに、階段周りから寝室や子供部屋そして洗面所に至るまで、どのくらいの照明器具を使用しているでしょうか。
そして、お部屋には家電製品を使うときに不便さを感じないようにお部屋の四隅にコンセントを設置しているでしょう!この数を数えてみてびっくりするはずです。
今や私たちは、電気コードのケージの中で生活しているようなものなのです。
照明器具やコンセントそのものから発生している電磁場はある程度の距離があるので、ほとんど問題はありませんが、そこに電気を供給している「屋内配線」から電磁場の「電場(交番電界)」と言うものが360度方向に直径で約70cmの範囲で25V/m以上発生しています(屋内配線から磁場は発生しません)。
つまり、床や壁の内側に入っている配線から発生している電場は電位が低いほうへと伝播しているという特徴をもっていますので、床の上や壁に直接触れ続ける身体へ伝播していくのです。
屋内配線はブレーカーを落とさない限り、常に電圧がかかっていますので、配線が重なった場所からはかなり強い電場が発生します。
私たちは20年前と比べ、とても便利な生活を手に入れました。しかし、一見豊かな暮らしは、目に見えない不要な副産物をも生み出しました。私たちの住まいはアースをして、過剰なものを取り除かなければならない環境に変化してきているのです。
住まいの中での電磁波の発生源は家電製品と屋内配線ですが、磁場は一部の家電製品を除いては屋内配線も含めほとんど発生しておらず、住まいの電磁波問題は電場であると言いきっても過言ではありません。
https://youtu.be/165FBqLXuh8
屋内配線の電磁波対策
電場対策として有効なのは、対象物から離れることですが、離れることが出来ない場合はどうしたらよいのでしょうか。
もうひとつの電場対策は「アース」です。アース(接地)は余分な電気を逃がし、感電防止などの役割を果たすためのものですが、実は結果的に電場をも逃してくれるのです。
壁・床・天井に張り巡らされている屋内配線からの電磁場は、様々な部材を伝わって伝播し、身体の表面を覆うのです。電磁場の室内への侵入を防ぐために、アースをする必要があるのです。
電気のあるところに電磁波は必ず存在します。
実生活において「ストレスを感じやすい人」と「ストレスなんてへっちゃら」という人がいるように、電磁波もすご~く敏感に感じる人と、そうでない人と個人差があります。
また、長い時間強い電磁波にあたっている人やそうでない人でもその違いはあるようです。
電磁波と上手く共存していく方法
一日どれくらいの電磁波を浴びたら危険なのでしょうか 「一日被曝量」=「強さ」×「時間」
電磁波の人体への影響は「強さ」×「時間」で表れるとされています。1日どれくらい浴びたかが「一日被曝量」です。つまり電磁波の強い電気製品ならば、使用時間を短く抑えることが大切なことです。発生源から距離をおくことで影響を軽減することができるのです。
<VDT症候群・電磁波過敏症・化学物質過敏症・慢性疲労症候群>
電磁波過敏症は、アレルギーのひとつとして広がりを見せています。アレルギーは複合的な影響が多く、汚染物質や飲食物からの有害物質の摂取が加わり、私たちは絶え間なく影響を受けています。
また、人間の免疫力の過剰な反応であり、それよりももっと微量で反応してしまう過敏症も増大しています。「何か調子が悪い」と医師の診断を受けても、具体的な病名が指摘されないのが現状ですが、私たちはこんな症状を防ぐための予防処置」が必要なのです。
慢性疲労症候群とはどんな症状なのですか
ひきこもりの約7割が大脳の血流が低下する「慢性疲労症候群」が原因とされています。慢性疲労症候群(CFS)専門の内科医、小川良一院長(神戸市・小川クリニック)が驚くべき臨床データを発表しました。
それが「脳血流低下はIT機器からの電磁波による影響ではないか」という見解です。
小川医師はCFS患者の約8割が携帯電話やパソコン、テレビゲームなどを毎日、頻繁に使用していたことに着目。
一般の臨床検査では異常所見が認められず「理解不能の疾患」とされてきたCFSの原因を突き止めるため携帯電話やデスクトップパソコンとの因果関係について研究を重ね、ひきこもり親の会の全国組織である「全国KHJ親の会」も要因の一つとして注目をしています。
電磁波にまつわる様々な研究レポート
☆電磁波と上手につきあう方法:アースを正しく取る 小児白血病が4.69倍
20V/m以上の電場被曝で、小児白血病が4.69倍にも有意に増加している(1995年のコギール(英)論文)
アースを正しく取る 電磁波研究所 荻野晃也(PDF形式 145KB)
☆小児白血病が2.98倍、脳腫瘍は2.4倍
配電線や配電所近くに住む子どもの小児白血病の発症率は一般の2.98倍、脳腫瘍は2.4倍(アメリカのコロラド大学医学部・ナンシーワルトハイヤー博士らが1979年に発表)。
☆住民のほとんどが頭痛に
コネチカット州にあるメドウ通りは、巨大な変電所と高圧送電線に囲まれており、過去20年間で、このメドウ通りの9世帯のうち4世帯から、脳腫瘍患者が出て、住民のほとんどが頭痛に悩まされている(有力雑誌『ニューヨーカー』1990年7月9日号)。
☆脳腫瘍発症率が2倍
携帯電話使用者の脳腫瘍発症率は、不使用者の2倍(2000年、スウェーデンで発表された論文)。
☆イヤホンの使用が義務化
アメリカでは携帯電話を使って脳腫瘍になった、という裁判が各地で起こっており、カリフォルニア州では、携帯電話を直接耳につけての使用を違法とする法律ができ、イヤホンの使用が義務づけられた。
☆白血病の死亡率が120倍
大阪府門真市末広町には、住宅街の上に送電線が張り巡らされている。この町の周辺では白血病の死亡率が大阪府平均の120倍。現在では、電磁波が細胞のカルシウム・イオンを流出させることで、神経細胞の伝達を乱れさせ、それがガン細胞の発生など様々な悪影響に関連しているという説が有力となっている。
電磁波と上手につきあう方法
我々の現代生活は、すでに電磁波から逃れることができないものとなっています。電磁波の影響と考えられる病気や疲労などの症状が急増している今、個人レベルでも最低限の安全策を取る必要があるのではないでしょうか。
携帯電話は耳から3センチ離す
電磁波の影響は距離の二乗に反比例します。耳から離せば離すほど良いわけです。聞こえにくくなる限度の3センチほど離せばいいでしょう。
携帯電話のアンテナを伸ばす
携帯電話のアンテナを伸ばせば電磁波を拡散できます。中には、アンテナを伸ばすと10分の1も電磁波が抑えられるという機種もあります。
PHSを使う
PHSの電波は、他の携帯電話の10分の1程度です。
子どもには携帯電話を使わせない
脳細胞への悪影響が考えられるので、10年20年後を考えて、使用を控えさせましょう。
電気暖房器具の使用は控える
電磁波対策のなされていない電気毛布やホットカーペットなどの使用は控えましょう。特に赤ん坊など小さい子どもへの影響は大きいと考えられます。ドライヤーなど強力なモーターのある製品も注意しましょう。
テレビは2メートル以上離れて観る
ただし、テレビゲームなどは、遊んでいる間、常にコントローラーを握っているため、パソコンの帯電と同じ状態にあるといえます。
パソコンのモニターとの距離は70センチ
モニター(ブラウン管)から最低でも70センチ離れましょう。ちなみにカリフォルニア州には、「ブラウン管から少なくとも1メートル離れる」という条例があるほどです。
アースを正しく取る
電化製品の使用量は年々増え続けています。パソコン、プリンタや冷蔵庫、電子レンジなどアースのとれるものはアースを正しくとりましょう。
<電磁波環境研究所 荻野 晃也>
1979年秋、私は米国スリーマイル島原発周辺へ調査に行きました。その年の3月末に大事故が発生していたからです。その時、滞在していた友人宅で、興味ある話しを聞きました。
「ホワイトハウス内で、科学者たちが原発事故の放射線被曝問題以外に非電離放射線のことも論議しているらしい」とのことでした。同じ三月に発表されたワルトハイマー論文を巡っての議論だったのです。
「配電線の形状と小児ガン」と題するその論文は、配電線周辺で小児白血病が約三倍にも増加しているという世界でも最初の疫学研究でした。「配電線の形状」を問題にした理由は、磁場が原因なのか水道管を経由して流れ込むアース不良による電流なのかが良くわからなかったからです。
日本でも洗濯機を使用するときに、「アースをキチッと取って下さい」と説明文に書かれていますが、アースが不完全ですと感電する恐れがありますし、微弱であれ身体の中を電流が流れるのですから良いはずがありません。身体には水分が多く、電気が表面を通り易いこともあって、電場よりも磁場の危険性のほうが大きいと考えられてはいるのですが、決して電場が「安全だ」と決まっているわけではないのです。
テレビの表面にホコリが良くつきますが、これは電場の効果で静電気がたまり、ホコリを吸い寄せるのです。テレビに黒い布をかぶせてその前にハツカネズミを置いた北里大の実験結果では、目が充血したり水晶体の繊維構造が崩れたりしていて、電場効果のほうが大きな影響を与えているようです。
目と睾丸には血管が少なく、電導性も低く冷却効果もありませんから、電磁波には一番弱い組織だと考えられているのです。そもそも動物の身体は、微弱な電圧差で制御されているのですから、磁場より電場のほうが悪影響を懸念されて当然なのですが、その様な研究がとても少ないのです。
人の背中はプラス電圧で、手先の指ではマイナス10mV程度の電圧になっています。
つまり、身体全体としては僅かな電場がかかっているわけです。
その途中の上腕で骨折したとしましょう。
そうしますと、マイナス数mVであったその骨折場所の電圧がプラス10mV程度にまで急激に増加し、それから骨の修復を始めるのです。
10日もするとマイナスになり、ゆっくりと骨折前の電圧に戻るのです。
この例から考えても、交流とはいえ100Vの電圧は、身体にとっては大変な高電圧なのです。
ワルトハイマー論文以降、磁場と小児ガンとの関係を調べた疫学研究は、私の調査では62件もあるのですが、その多くは小児白血病の増加を示しています。2003年6月4日に文部科学省のホームページに発表された日本の疫学結果でも、4mG以上の被曝で小児リンパ性白血病が4.73倍に、小児脳腫瘍が何と10.6倍に増加しています。
この様な多くの疫学結果を根拠にして、世界保健機関も2001年10月に、極低周波(つまり60/50サイクルの周波数)の磁場に対して「発ガンの可能性あり」と発表したわけです。勿論、電場被曝の研究もないわけではありません。
有名なのが、1995年のコギール(英)論文です。20V/m以上の電場被曝で、小児白血病が4.69倍にも有意に増加しているのです。
日本の規制値は3,000V/mですから、100分の1以下の電場でも白血病が増えているというのです。職業人を対象とした研究でも電場の効果を示している研究が幾つかあります。
その中でも話題になったのが、1996年に発表されたカナダの電力会社(ハイドロ・ケベック)の従業員の自殺を調査した研究(バリス論文)で、電場被曝の方が自殺率が高く、2.76倍にもなっているとのことです。磁場に比べて電場の方が遮蔽(しゃへい)し易いことは確かですが、それでも日本の電気製品には大きな欠点があります。
コンセントを見ればわかりますが、電気コードが2本になっていて、欧米のように3本足になっていません。アース専用線が用意されておらず、2本足ではどうしてもアースが不十分となり、電場の漏洩が多くなってしまいますし、ビリビリ感電することにもなります。
アースを完全にして漏洩電流をも減らし、更に磁場をも少なくしたような電気製品を使用して、危険な電磁波被曝を減らすように心がけて欲しいと思います。
特に長時間にわたって子供が使用するような電気製品にはその様な注意が大切です。
携帯電話の発がんリスクのWHO見解について
平成23年6月1日に各マスメディアで上記報道がされました。以下記事の引用です。
「世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC、本部仏リヨン)は31日、電磁波とがん発症の因果関係調査結果として、携帯電話の頻繁な利用で脳腫瘍のリスクが高まる可能性があるとの見解を示した。
IARCは、携帯電話の長時間利用と脳にできる腫瘍である神経膠腫(こうしゅ)や聴神経腫瘍の因果関係について「何らかのリスクがある可能性があり、今後も注視が必要」と指摘した。脳以外への発がん性は確認できないとしている。」【時事通信】
東京女子医大の先生方により、「携帯電話を1日20分以上使用すると聴神経腫瘍のリスクが増加」という研究が公表されました。
この1日20分以上という条件付のリスク増加は、電磁波の影響を正しく伝えていくためにも大きな成果だと思います。がしかし、絶対に間違って欲しくないことがありますので、是非ともご理解を頂戴できればと願っております。まず携帯電話は、通話をする際に頭部付近で使用することによって、このようなリスクが生じるわけですが、携帯電話の電磁波(=電波)そのものが悪いと指摘している訳ではありませんので誤解をしないでください。携帯電話を頭部のすぐ近くで使用することによって、脳の血流が5分の1まで下がるという報告もありますが、頭部付近で使用しなければこうした問題はないと考えています。
簡単ですぐできる携帯電話の電磁波対策方法としては、3つあります。
ひとつはできるだけ通話時間を短くする、そしてもうひとつはイヤホンを使用して頭部付近から離すようにする。最後にできるだけメールを利用することで十分にリスクを軽減できます。
こうした報道によって、「高周波をシールドしなければ」と考え違いを起こすようなことのないように、どうか惑わされないようにしてください。特に、携帯電話の電波そのものが身体に悪いのだと勘違いされ、お部屋中をシールドしたり、シールドカーテンや蚊帳などでの対策は決してしないようにお願いします。金属繊維等のシールド素材であれば電波を反射しますから、電波がお家の中には入って来なくなりますが、その代わりにお家の中で発生している電波も内部で反射し、電波は反射すると強度が増すことで、却って電磁波リスクが増加することになってしまいます。金属で囲まれた電車やエレベーターと同じような環境になってしまうわけです。
携帯電話の身体への影響についてはまだまだ研究段階であり、たくさんの情報が飛び交っていますが、間違った対策や過剰な対策では却ってリスクが増してしまうということを十分にご理解いただき、行動していただければと思います。
携帯電話の電磁波というのは、電波のことを指します。
この電波は、高周波といって家の外でも家の中でも強度は同じと考えられていますが、対策の方法を間違うと、この電波が増幅して「複合被曝」という、とんでもない結果を引き起こしてしまう可能性があるのです。
電波を遮断しようとしてアルミやステンレスと言った素材を使ってしまうと、それが、反射材となって、窓がある限り電波は外から入ってきますので、その窓から入ってきた電波が室内で乱反射を起すと同時に、もし室内で携帯電話(待ち受けの状態であっても)を置いていると電池の消耗が著しくなるという現象が起こります。
これは、携帯電話が電波を拾おう(受信探索)とすることで、それだけ電池を消費しているのですが、このような対策をすることによって却って電波が強い環境をつくってしまうことになってしまうのです。
ですから、遠くから発信している携帯電話の電磁波への対策は必要ないということになるのです。むしろ、耳元で話するような至近距離での影響のほうがはるかに大きいため、長くお話しするときはイヤホンを使ってお話されるほうが、よほど効果のある対策になるのです。
通話の際、携帯電話を頭部付近で使用すると、脳の血流が5分の1まで下がるということが神戸の小川クリニック小川院長から報告されています。
そして血流が下がっているのに、頭部の温度が局所的に上がるということも分かっています。これは、携帯電話の周波数の特徴で、人体にあまりにも近くなると「熱作用」が働いてしまうということが原因と考えられています。ちなみに、低周波は「刺激作用」を起すと考えられています。
携帯電話が極力頭部に近づくことで、人体に干渉すると考えた場合、距離がとれる方法としてイヤホンを使用することによって本体を頭部付近から離すことが、最も簡単で、安価で、明確な対策になると考えています。
電磁波は、すぐに何か影響が出るわけではないですが、何年、何十年後にその影響が現れる可能性はありますので、パソコンや家電製品のアースとともに、今からできる予防として、イヤホンマイクを使用するよう心掛けることが大切だと考えています。