野草酵素
もう、かれこれ1ヶ月ぐらい前になりますが、ここは、7月初旬の鴨川です。
野草酵素と呼ばれるものを作ろうと思って、野草を摘みに来ました。
野草酵素の作り方
〈材料〉
野草の新芽1キロ
砂糖1キロ
野草をきれいに洗い、砂糖をまぶして密閉容器に入れる。
1日1回は蓋を開けてかき混ぜてやる。
10日ぐらいで出来上がり。
野草の水分で砂糖が溶けて、野草のシロップのようなものができるのですが、野草酵素は、酵素たっぷりで、善玉菌が生きていて、野草の強い生命力が宿り、ものすごい健康食品なのだそうです。
ただ、味が美味しくないらしい。
そこで私は、出来上がりの味を考えて、これなら美味しくなるだろうな、という野草を選んで摘んで来ました。
具体的に言うと、さわやかなミント・ササ・マツは多く、臭そうなドクダミなどは少なく、と言った感じです。
一生懸命に大量に摘んだつもりでしたが、野草の量は200gでした。
同量の200gの砂糖をまぶして置いておきます。
白砂糖を使ってますが、微生物に分解されて、加糖とブドウ糖に変わるらしいので健康への問題ありません。
1日後。
砂糖は完全に溶けて、水分が出てきました。
これを、毎日1回かき混ぜてやります。
10日後
完成です。
少し泡がプクプクと出ています。
酵母菌が発生しているのでしょう。
ミントのさわやかな香りがして美味しそうです。
漉してやります。
この状態で1日ぐらい置いておきます。
200mlぐらいの野草酵素ができました。
味は、さわやかな薬草の香りがするシロップです。
頑張って野草を選りすぐった甲斐があって、おいしいです。
野草酵素の搾りかすも有効利用
こちらは搾りかす。
さわやかなハーブのいい香りがしています。
このまま捨てるのはもったいないので、何か使い道はないかな。
せっかく酵母菌が生きているので、このまま酵母を育ててやりましょう。
搾りかすをビンに入れて、水で満たす。
蓋をして、1日1回は蓋を開けて混ぜてやる。
そしたら3日ぐらいでブクブク泡が出てくるはず。
そしたら1日でボコボコに泡が出てきました。
酵母が元気な証拠です。
普通だったら3日ぐらいかかるのに、野草酵母は1日で完成。
さて、この野草酵母をどうするかと言うと、まず、そのまま飲みます。
さわやか野草サイダーです。
おいしい!
娘が気に入ってほとんど飲みました。
次に、野草酵母でパンを焼きます。
野草酵母パン。
ホームベーカリー使用。
補助的に少しドライイーストも使ってます。
野草の香りがする。
天然酵母パンです。
野草酵素シロップを付けていただきました。
野草づくしのパンであります。
自然の生命力たっぷりで美味しいです。
ちなみに野草の搾りかすは、庭の土に返しました。