「さつまいも」、栄養が豊富で、しかも美容効果もあるんです。
さつまいもには、デンプンが多く含まれています。
デンプンはイモ類には多く含まれていますが、さつまいもは「βアミラーゼ」も豊富に含まれています。
このβアミラーゼは、デンプンを麦芽糖に変える働きがあります。さつまいもを食べて甘いのはこのβアミラーゼの働きなんですね。
さつまいもで注目すべき栄養素は「ヤラピン」というものです。
これはさつまいもを切った時にでてくる白い乳液に含まれているのですが、このヤラピンはさつまいもにしかない栄養素なんです。
さつまいもは、食べると次の日にお通じがあったりしますが、含まれている食物繊維のおかげでもあるのですが、ヤラピンの効果でもあります。
ヤラピンには、腸の動きを活発にして便を促す効果があり、食物繊維とあわさって、その効果はさらにアップします。
さつまいもの美容効果について
さつまいもにはこれ以外にも、多くのビタミンが含まれています。
特に多いのが「ビタミンB群」。
効果としては、ビタミンB1の働きとして
・疲労回復
・ストレス解消
・アルツハイマー病の改善
といったものが期待できます。
そして「ビタミンB2」。このビタミンは美容やダイエットに役立ちます。
・成長の促進
・健康な皮膚や粘膜を作る
・脂質を燃焼させる
といった働きがあるので、
・ニキビや口内炎の予防
・脂肪燃焼でダイエット効果
・老化抑制でアンチエイジング
といった効果が期待できます。
また、野菜に多く含まれる「ビタミンC」も多いんです。サツマイモは、りんごの7倍ものビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、美肌には不可欠なビタミンで、・抗酸化作用で美白効果(メラニン色素を抑える)
・コラーゲンの生成で弾力のある肌にという効果が期待できます。
さらにすごいのが「ビタミンE」。
さつまいも1本で1日分のビタミンEが摂取できるほどです。
ビタミンEの働きとしては、抗酸化作用があり、老化の大敵である活性酸素を抑えてくれます。
「若返りビタミン」とも呼ばれていて、アンチエイジングなど、美容には最適なビタミンです。
その他、
・生活習慣病の予防
・がんの予防
・更年期障害の改善
・冷え性予防
と、女性にとっては不可欠なビタミンなんですね。
さつまいもは皮もすごい
最後に「さつまいもの皮」に含まれている栄養素です。皮は焼き芋で食べるときでも食べずに捨ててしまう方も多いと思います。
でも栄養分が多いのは「皮」の付近なんです。
上であげたヤラピンも皮の周辺に多くなっているので、便秘解消なら皮ごと食べるようにしましょう。
また、さつまいもで気になる「おなら」ですが、皮ごと食べると消化が早まるのでおならが出にくくなります。
メリットはいっぱいあるんですね。調理法に工夫が必要ですが、ぜひ皮ごと食べたいですね。
ただの芋かと思っていたサツマイモですが、すごい栄養のある野菜だったんですね。
しかも美容効果がすごいので、女性にはぜひ、という野菜ですね。
スロークッカーを使えば、約2時間でおいしい焼き芋の完成です。手間いらず!焼きかぼちゃもOKです。
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健康に良い免疫力を高める食べ物 かぼちゃ
かぼちゃに含まれる種類豊富なビタミンで風邪や脳血管疾患を未然に防ぐ
薬効:ガン予防 冷え性 体力回復 風邪の予防 貧血 精力減退 前立腺肥大 高血圧 動脈硬化 老化予防
かぼちゃは抗酸化作用があるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養成分を豊富に含む緑黄色野菜です。
かぼちゃの種類を大別すると、表面のデコボコした日本かぼちゃとツルツルした西洋かぼちゃがあります。
日本かぼちゃはメキシコが原産で、安土桃山時代にポルトガル人によって、カンボジアから渡来したため、「カボチャ」の名前がつけられたといわれます。
西洋かぼちゃは南米ペルーあたりが原産です。
一般にくりかぼちゃといわれ、強い甘味とほくほくした肉質が人気です。
糖質の比較では、日本かぼちゃより倍以上も甘味が強く、緑黄色野菜の特徴であるカロチンも、またエネルギーもずっと多いです。
かぼちゃの注目栄養成分
ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、食物繊維
かぼちゃの主な栄養成分(可食部100gあたり)
β-カロテン:4000μg
ビタミンC:43mg
ビタミンE:4.9mg
カルシウム:15mg
葉 酸:42μg
食物繊維:3.5g
かぼちゃの栄養と効能
かぼちゃは、β-カロテン(ビタミンA)が豊富なほか、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などをバランスよく含んだ栄養面ですぐれた野菜です。
この数多い栄養成分の中でも、含有量の多さで目をひくのがβ-カロテンです。
近年、このビタミンAが風邪、C型肝炎などの感染症やガンといった免疫力低下によって発症する病気の抑制に効果的であることで注目されています。
β-カロテンには、粘膜などの細胞を強化して、免疫力を高める働きがあります。
免疫力が高まると、外から体内に侵入してくる有害な細菌やウイルスを撃退するだけではなく、抗がん作用も高まります。
さらにβ-カロテンには、体を酸化から守る坑酸化作用もあります。
体内の細胞の酸化は、ガンや老化など様々な病気の原因となっています。
体を酸化から守るためには、日常の食事から抗酸化成分を豊富に摂ることが重要ですが、その抗酸化成分の代表がβ-カロテンです。
かぼちゃには、β-カロテンに加えてポリフェノールやビタミンC、Eなどの抗酸化成分が豊富に含まれており、抗酸化力が極めて高い野菜です。
かぼちゃには体を温める効果があるので、冷え性の方にはうってつけの野菜です。
温かいスープにして飲めば保温効果は抜群で、病後の体力回復にも効果があります。
また、冬至に食べるとよいといわれるのは、その時期、かぼちゃを常食していると、風邪の予防になると考えられるからです。
ビタミンAとCが粘膜の抵抗力を高め、細菌感染を予防する効果を発揮します。
体力がなく、貧血ぎみの方が常食すれば、鉄分、カルシウム、ビタミンCなどの効果で、症状が改善されるでしょう。
胃や腸の潰瘍に、かぼちゃのポタージュがよく飲まれます。これはカロチンとビタミンCに、細胞粘膜を正常に保つ効果があるとされるからです。
かぼちゃのビタミン類、ポリフェノール、ミネラル、食物繊維等は、皮やワタに多く含まれています。調理の際は、これらの部分も上手に使うが良いでしょう。
ちなみにビタミンAとビタミンEは脂溶性なので、油と一緒に調理すると体内での吸収率が良くなります。
かぼちゃの選び方・保存方法
【選び方】
ヘタがコルク状で周りがへこんでいる。
左右対称に丸く肥大している。
ずっしりと重く、皮がかたい。
カットしたものは、果肉の色が濃くて締まっており、種がつまってワタが乾いていないものを選ぶ。
【保存方法】
丸ごとのものは新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で保存(保存期間は2ヵ月)
カットされたものは種とワタをスプーンで取り除いてラップに包み、野菜室へ(保存期間は1週間)
かぼちゃの栄養素を引き出す調理法
熱に強いので、焼いたり炒めたり油を使った料理で栄養の吸収率がUP
かぼちゃは、抗酸化作用があるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEが揃っています。
ビタミンEとβ-カロテンは油と一緒にとることで吸収率が高まります。
また、かぼちゃのビタミンCはデンプンに守られて熱に強いので、焼いたり炒めたりすると良いでしょう。
加熱すればかたい皮にも火が通るので、皮をむく必要がありません。
炒め物にする場合は、動物性や植物性のタンパク質を含む食材を組み合わせると、健康効果が高まります。
かぼちゃの健康美容効果倍増の食べ合わせ
かぼちゃ+ヨーグルト
かぼちゃのβ-カロテンとヨーグルトのカルシウムは相乗効果で高血圧予防に役立ちます。
さらに、かぼちゃのビタミンCとヨーグルトのタンパク質は疲労回復に力を発揮します。
おすすめは、かぼちゃのヨーグルトサラダ