諸外国の動きと逆行して、農薬の規制緩和を続ける日本。
安心して食べられる、自然栽培や無農薬の品を買い求めるには、手間ひまかかります。
足りない物を近くのスーパーで、すなわち農薬が使用された慣行栽培のものを買うことは、誰にでもあるでしょう。
外食や惣菜などでの食事では、更にハードルが上がりますよね。
農薬や抗生物質が残留している、お肉や乳製品
遺伝子組み換え食品の大きな害の1つとして、農薬による影響が挙げられます。
遺伝子組み換えで生み出された、除草剤を撒いても枯れないトウモロコシなどの作物。
人は食べたがらないので、家畜などの飼料となっています。
抗生物質に関して、アメリカで生産されているものの何と75%が、畜産用だそうです。
オーガニックでベジタリアンやグラスフェッドのものしか口にしないというようにストイックにならないと、肉や乳製品からの、目には見えない農薬や抗生物質の摂取を避けることができません。
農薬の有害性
農薬を多量に摂取したら何の病気になる、と明快に見えないのが恐いところです。
神経系に影響を与える農薬は、じわりじわりと体を蝕み、一見関係なさそうな症状として表れてきます。
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ちょっと待って!ガーデニングで使っている殺虫剤は大丈夫
あの地下鉄サリン事件に使われた「サリン」と同じ有機リン系農薬とは
ADHD、自閉症、発達障害、学習障害などの精神病。
気になって病院へいけば、「病」として診断され、薬など治療が施される。
巨大な権力と経済力を持った、医療ビジネスの餌食となってしまいます。
不妊体質にも、農薬の影響が
慣行栽培の米と無農薬で残留農薬ゼロの米を、1ヶ月マウスに食べさせたところ、慣行栽培の米を食べたマウスは、睾丸が3割も小さくなっていた。
あるセミナーで、日本の焼酎の約8割に使われている河内菌の第一人者である山元正博氏が、このようにおっしゃっていました。
男性の女性化作用が、指摘されています。
自己解毒力を高めることが、現代生活を健康に幸せに生きるキーポイント
農薬など有害な化学物質による害を防ぐには、摂取しないか、体内で悪さをする前にさっさと排出するしかありません。
先述の通り摂取を避けることが難しい状況の中では、自分の解毒力を高く維持することがひとつ、健康を保ちながらはつらつと生きる上で、とても重要なのです。
「麹菌」は、私たち現代人の解毒をサポートしてくれるヒーロー!
じっくりと汗をかいて脂溶性毒を抜いたり、デトックス力が高いものを食べたり、方法はいくつかあります。
デトックス食材もいくつもあり、食材によって効果効能が少しずつ異なります。
無限の可能性を秘めた、麹菌の驚くべきデトックス力
麹がデトックス食材の1つであることは、皆さまご存知の通りです。
腸内環境改善効果
麹を摂ると、腸内の乳酸菌の成長が、6倍促進されます。
すると腸内の酪酸が増加し、柔毛が育ちます。人体の免疫細胞の約6割が腸内で生産されると言われており、その免疫細胞を作るのは、この柔毛です。
腸内で柔毛を育てることにより、免疫力を高めることができ、また同時に、柔毛が上下運動することによって排出を促すことができます。
解毒力を高めることができるのです。
体内に摂り込まれてしまった農薬も、デトックスします。
社会を変える可能性をも持つ、麹菌
素晴らしい麹菌の解毒力は、活用対象が人間に留まらないところが、麹菌のすごいところです。
作物を麹発酵させることで、農薬の残留成分が減ることが明らかになりました。
この力を利用して、麹の家畜用の飼料への活用が、現在広められています。
麹を食べた豚は、生殖機能がアップして成長効率が2倍に
飼料に農薬が含まれていたとしても、麹によるデトックスで、生殖機能をアップさせることができる、ということです。
麹菌が持つ自然の力、素晴らしいですよね。
伊藤ハムの鹿児島黒豚「黒の匠」の飼料には、麹が活用されているそうです。
よつ葉乳牛の牛も、妊娠した乳牛数を増やす為に、黒麹を食べているそうです。
先述の山元氏が率いる源麹研究所で、このような麹の家畜飼料への活用が行われています。
本物の麹菌を使うことで健やかな生活を維持することができるのではないかと思います。
毎日の食卓に、楽しく美味しく「麹」を取り入れよう!
塩麹・醤油麹
麹が出す酵素は、食材の繊維質や糖質、でんぷん質を分解して旨味に変えます。
塩麹や醤油麹を日々の料理に使うと、食材が美味しくなると共に解毒力アップも図れます。
他に余分な調味料も必要なくなるので、お財布にもやさしい。一石三鳥です!
他、味噌や醤油などの、麹の発酵力が活かされた調味料も意識して使うと良いでしょう。
身体の解毒力アップを図る為には、生きた麹菌を摂れるよう、いずれも無添加で非過熱のものを選ぶようにしましょう。
たとえ悪質な食事でも、1度の食事で、命に関わる病気が発症することはないでしょう。
だから、意識が高い人とそうでない人の差が、ものすごく大きいですよね。
我が子の周りでも、ファーストフードやコンビニ惣菜などを食事として買い与えている人も多く、食に気を遣っている自分の方が、何だか異様に思われていると感じることさえあります。
でも、自分たちが子供の頃にはなかった様々な症状が、蔓延していることは、化学物質の有害さの証だと思います。
今は何ともなくても、5年後、10年後、大丈夫だと言い切れますか。
具合が悪くなったら、病院で治療したら良いのでしょうか。
でも、人生限りある、大切な時間に労力、お金をそのような治療に使いたいですか。
それでは、巨大な力を持つ医療ビジネス界の思うつぼ。
そしてある日突然「自分には関係ない」と思っていたはずの深刻な病気の多くは「気づいたときはすでにとき遅し」であることが多いのです。
お金をかけさえすれば、必ず治る、そうとも限らないのが私たちの体。
食べることは、生きること。
今日の食事の選択が、10年後や20年後の自分や家族の姿を創っていることを、忘れないようにしたいですね。