高齢者には
「キョウイク」=教育=> 今日行く所がある‼️
「キョウヨウ」=教養=> 今日用がある‼️
19世紀の米国の詩人エミリー・ディキンソンは、孤独を「顧みられることのない恐怖」と表現したが、孤独は人の心を静かにむしばんでいく。だが近年の英国では、孤独はそれ以上の問題とみなされるようになってきた。公的資金と関心を注ぐべき深刻な公衆衛生上の問題だというのだ。
孤独が身体の機能や認知能力の低下、さらには病気につながることを示す研究論文も増えている。65歳以下の場合、孤独が死に与える影響は、肥満よりも大きい。
「孤独は空腹と同じくらい、人間が当然に持つ感覚だ」とカシオポは指摘する。それなのに「孤独」という言葉そのものに、社会性の乏しさや自立性のなさのようなネガティブなニュアンスがある。それが孤独を認めるのは恥ずかしいという意識につながる。
孤独は複数の身体機能に影響を与える。これは身体のストレス反応が過剰刺激されることが一因と考えられる。慢性的な孤独は、代表的なストレスホルモンであるコルチゾールの増加と、血管抵抗の上昇(血圧が高くなり重要な臓器への血流を減らす恐れがある)と関係している。孤独により白血球の生成も影響を与えることもわかった。そうなると免疫システムが弱くなり、感染症への抵抗力が低下する。
孤独が心理的な問題や社会学的現象としてではなく、医学的な研究対象と見られ始めたのは、ここ数年のことに過ぎない。
「男性はつい、『自分で自分の面倒は見られる。誰ともおしゃべりする必要なんてない』と言ってしまう。そんなのまったく間違いだ。コミュニケーションがなければ、人間は死んでしまう」。
Katie Hafne