間違った減塩健康法                      河口あすか


塩は悪い!と単純に考えていませんか

 

減塩していたのに出産時180もの高血圧に

 

 

世の中は減塩ブーム。

 

誰もが「塩辛い食事は体に悪い」と思い込んでいます。

 

かつて私もそう思い込んでいました。

 

長女を出産した病院では、マタニティ料理教室で徹底した減塩を教わりました。

 

塩は1日7〜8グラムまで。

 

マヨネーズは塩分が多いので牛乳で溶いて半分に薄めて。

 

じゃこは塩分が多いので洗ってから。

 

そして1日に使用してよい塩分の量が入った袋をいつも冷蔵庫に貼って意識してくださいと指導されました。

 

 

むくみが出ると「食事の塩分が多いんじゃない?」と妊婦健診で指導され

 

「塩は体に悪い」と思い込むには時間はかかりませんでした。

 

 

そうして減塩料理を徹底して高血圧やむくみは予防できたかというと、そんなこともなく。

出産直前まで足はむくんでパンパンで靴を履くもの辛かったです。

 

そして出産当日は180もの高血圧に。

出産自体は5時間半の安産でしたが、高血圧のせいか目の前に星がチラついていたり、体は辛かったのを覚えています。

 

しかしマクロビオティックに出会って、粗食・和食を中心とした食生活に切り替え、天然塩をしっかりとり始めました。

そうして迎えた次女の出産は、むくみもなく、高血圧にもなりませんでした。

 

あなたの減塩は間違っていませんか

減塩で体調を崩していませんか

 

マタニティ教室で教わった減塩食

1日に摂取していい塩は7〜8グラム

お刺身にかける醤油はポン酢などに置き換える

じゃこは塩分が濃いので洗ってから調理する

マヨネーズは塩分が濃いので牛乳で半分に薄める

 

私が長女を妊娠している頃、産院で教わったこれらの減塩を実践していました。

 

その頃は1日3食きっちり自炊していましたし、出産の時にもらった資料をもとに動物性たんぱく質や野菜の量などには気を使っていました。

 

「素うどんでもいいから家で食べたい」という家のご飯が好きな夫のために外食はほとんどしていませんでした。

 

しかし、私の高血圧をはじめ、娘は食物アレルギーでじんましんが出ていて、夫も咳が止まらないなど家族みんなが不調になっていました。

出産後から血圧はゆるやかだったものの、私もよくじんましんになり、家族全員じんましんに苦しんでいた時期がありました。

 

自炊が好きで減塩料理も実践していた私たち夫婦は「そんなに体に悪いものは食べてないよね」とよく話していました。

 

マクロビオティックとの出会い

朝起きられない、血圧が下がらない、咳が止まらないなど「病気」までいかないけれど不調の状態は続いていましたが、薬を飲んで治すのは違う気がしていました。

 

長女が生まれる前の年から夫は精神的な喉の不調に苦しみ、心療内科に通っていました。

そこで毎週のように色々な薬や漢方を処方されるのですが、なぜか夫は薬がまったく効かない体質でした。

 

どんな薬を処方されても症状は改善されない。いろんな薬で胃が荒れる。

胃薬と一緒にまた別の薬が処方される。そんな負のスパイラルにハマっていました。

 

長女の出産後にも不調は続いていて、どうにか食事や日々の生活で改善できないものかと情報を集めていたところ、食で体を整えるマクロビオティックに出会いました。

 

梅しょう番茶に出会って私たちに「必要な塩」があることに気がつく

出会った本は大森 一慧さんの「からだの自然治癒力を引き出す食事と手当て」。

 

その本の中でしょっちゅう出てくる「梅しょう番茶」。梅としょうゆと生姜を熱々の番茶で割った飲み物です。

 

疲労回復、胃腸強化、腹痛、血液浄化、冷え性、かぜ、神経痛、貧血、低血圧、下痢、頻脈・動悸など色々な陰性の症状に効果を発揮します。

 

 

梅干しと醤油という塩分のカタマリとも言える梅しょう番茶でしたが、疲れた時に試しに飲んでみると体が元気になるのを感じました。

 

今まで疲れた時は栄養ドリンクのお世話になっていましたが、梅しょう番茶を飲んだ時の方が血の巡りがよくなって体が温まります。

 

体に必要な塩があるんだなぁと感じた出来事でした。

 

「塩をとると高血圧になる」のうそ

塩は体に悪いと言われています。では、なぜ塩は体に悪いと言われているのでしょうか。

そう聞かれたらだれもが「高血圧になるから」と答えると思います。

 

塩をとりすぎると高血圧になり、高血圧を長く放置すると動脈硬化、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全などの症状を引き起こすといわれます。

 

なぜ塩が高血圧の原因とされたのか、その発端となったアメリカの高血圧学者メーネリーが行ったネズミの実験をご紹介します。

 

ネズミに6ヶ月間毎日与えたもの

20〜30gの食塩(通常の20倍)

1%の食塩を加えた飲み水

人間でいえば1日200gもの食塩を40年間にわたって食べさせた計算になります。

 

実験の結果

10匹のうち4匹のネズミが高血圧になった

10匹のうち6匹のネズミの血圧は変化しなかった

 

この実験からなぜか「塩こそが高血圧症の原因」という結論が導き出され、それは世界に広まっていったのです。

むしろ「塩は高血圧症の原因ではない」ことを証明した実験のように思えますね。

 

本当は「塩の摂取量と高血圧は無関係」との報告も多数あるにもかかわらず、日本の「減塩神話」は現在なお健在です。

 

「塩のとりすぎ」ではなく正確には「ナトリウムの単独過剰摂取」が問題

「塩を摂ると血圧があがる」というのは、実は塩自体ではなく、塩に含まれる「ナトリウム」にその作用があるのです。

塩の主成分は「塩化ナトリウム」ですが、ナトリウムは塩以外の食品にも多く含まれています。

 

いわゆる化学調味料(うま味調味料)も、グルタミン酸ナトリウムやイノシン酸ナトリウムなどのナトリウム化合物です。

ナトリウムを摂りすぎると血液中のナトリウム濃度が高くなり、渇きを感じて水を飲んだりして血液量が増えます。

限られた血管内の液量が増えるので、血圧が上昇するというわけです。

 

ただし、これは一時的な現象で、ナトリウムは時間とともに腎臓から排出されて、上昇した血圧は自然に解消されます。

 

ところが、ナトリウムだけを単独に過剰摂取した場合は、体液のミネラルバランスが乱れて、腎臓からナトリウムを排泄することが困難になるのではないかと、海の精株式会社の社長である村上譲顕さんは推測しています。

 

だとすれば、問題は塩ではなく、ミネラルバランスを無視してナトリウムだけを単独に過剰摂取するところにあるのです。

 

塩のとりすぎは体が教えてくれる

私たちのからだは実にうまくできていて、塩をとりすぎるとのどがかわきます。

体液の塩分濃度を一定に保つために、水を飲んで調整しようとするからです。

 

のどが乾くという以外に味覚も頼りになります。

 

自然海塩は必要な量をこえると「しょっぱい」というだけでなく、とてもまずくなって体が受けつけない感じになります。

 

精製食品はセンサーがマヒしてしまう

しかしこの優秀なセンサーがマヒしてしまうのが、精製したもの。

 

精製塩、白砂糖、化学調味料など。こういう純度の高い、不自然なものに対しては、センサーがよく働かないのです。

だから食べ過ぎてもわからないのです。

精製食品はセンサーがマヒしていくらでも食べられてしまう「習慣性」があります。

 

自然海塩であれば、私たちの「舌」というセンサーは実に有効に働いてくれます。

 

では、どのような塩を選べばいいでしょうか。

 

【正しい塩のとり方その1】

血液に近いミネラルバランスでできた天然塩を選ぶ

日本では塩の専売制導入後から、塩化ナトリウム純度の高い塩ほどいい塩という認識です。

 

本当は塩化ナトリウム以外のミネラルこそが大事な栄養分なのに、日本で出回っている塩のほとんどが塩化ナトリウム100%の食塩です。

 

私たちはどのような塩を選べばいいでしょうか。

生命にとって必要なミネラルをすべて含む海水から直接生産し、海水のミネラルを十分に、バランス良く含んだ塩がいい天然塩です。

海水だけを直接の原料として、伝統的な天日・平釜法で製塩するのが、もっともいい天然塩が作れる条件です。

 

私は今まで表のパッケージに書いてある「にがりたっぷり」「海の恵み」というキャッチコピーを見て塩を買っていました。

産地と加工法をチェックする習慣がなかったのです。そういう方は多いのではないでしょうか。

 

 

【正しい塩のとり方その2】

天然塩で食事を手作りする

素材の味をごまかすための濃い塩味

外食や加工食品はどこも価格破壊のご時世ですから、コストカットのために何を削るかというと「素材の質」です。

 

美味しい料理を作ろうと思ったら、それなりに値が張る素材を使うことが必要です。

しかし、そうすると料理の価格も跳ね上がってしまいます。

だから安い素材を使う。もちろん味がよくないですね。

 

そこで、精製塩を含めたさまざまな調味料を駆使して、素材の味がわからないような濃い味をつけるのです。

 

塩化ナトリウムばかりの食塩も、ナトリウムがふんだんに入ったうま味調味料も、工場で大量に作られるものなので、価格が驚くほど安いのです。

コストカットには最適です。

 

味覚は研ぎ澄ませば非常に繊細になる感覚ですが、一方で強い刺激にばかりさらされると、その刺激に慣れて悲しいほど鈍感になります。

そうやって刺激に慣らされた味覚のままに食べていれば、体の中のナトリウム過剰が解消されるはずもありません。

 

外食のナトリウム過剰を避けるためにやるべきこと

コンビニエンスストア、スーパーなどで売っている加工食品は食べない

ファーストフード、ジャンクフードは食べない

基本的に食事は自分で作る

 

血圧の上がらない、体にいい食事というのは、良質な素材を丁寧に調理することでしか、得られません。

良質な天然塩を使って「基本的に自分で料理を作る」という軸を持って欲しいと思います。

 

 

長女の時は病院で教わった減塩料理を実践していたにも関わらず、高血圧で辛い出産でした。

 

マクロビオティックを知って次女を妊娠してからは、分搗き米、味噌汁、野菜のおかずを中心とした粗食を心がけていました。

塩は天然塩を「やや濃いめだけど美味しい」と感じるくらいの味付けに。

妊娠中風邪を引いたりするとよく梅しょう番茶のお世話になっていました。

 

そうした食生活の結果は、出産直前まで働くことができ、出産前後も血圧が上がることなく、長女の時より楽にお産をすることができました。

今考えると、次女の妊娠中はむくみもなかったです。

 

やはり長女を出産する頃の減塩は間違っていたんだと、身を持って実感した出来事でした。

 

日本人にはより多くの塩が必要

長女の妊娠時は夫が減塩料理を作ってくれているそばから、おせんべいを食べて怒られていました。

体は塩分を欲しているのに、ただ我慢をする。

 

食に関する我慢は、まず長続きしません。

 

美味しくない減塩食を我慢して食べて、それで健康をくずしているなんて、おかしな話だと思いませんか

 

穀物食が中心の日本人には、塩抜きでは元気が出ないのです。

 

高温多湿の日本ではたくさん汗をかきます。

水分と塩分が失われる分、多く補給する必要があります。

 

そして欧米では動物性食品を多食している分、ナトリウムが含まれているのでそれほど塩をたくさん摂取しなくてもいいのです。

 

しかし植物性食品を多くとっている日本人にとって、天然塩は必要なものです。梅干しや味噌、漬物などはナトリウムとカリウムのバランスをとるための先人の知恵なのです。

 

不自然な減塩をやめて、天然塩で「適塩」を見つけて欲しい。

 

多くの日本人が塩は体に悪いと信じて疑わない現代だからこそ、塩の重要性を伝えていかなければいけない。

 

私の体験が、あなたの塩に対する認識を少しでも変えられると嬉しいです。

 

そして、天然塩をしっかりとって気力の充実した日々を送って欲しいと思います。

 

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

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