過食が病気をもたらす                                              加藤 貴大


現代人は、食べるために生きている

生きるために食べる動物と食べるために生きる人間

 

僕たち、人間やどうぶつは「食欲の本能」を持っています。

本能は「食欲」「性欲」「睡眠」が主に挙げられ、中でも食欲が根本的な本能です。

 

したがって、本来は「生きるために食べる」ことが本能的なんですね。

 

しかし、今の人間社会は食べものに溢れ、本来の本能からは外れた「食べるために生きる」が主になっていると言えます。

 

なぜ、そうなってしまったのか

今回は少しだけ歴史にも触れながら食べることへの考え方を述べていきますね。

 

日本は戦後から食事が変わった

食糧不足で食べ過ぎることはなかった時代に、病気は減った。

 

話が逸れますが、アメリカの研究著書「チャイナスタディ」によると、どの国でも戦時中は、戦前戦後と比べ、病人の数が激減していたことが記されています。

 

なぜ、戦時中はどの国も病人が減ったのかというと、食糧不足だったから食べ過ぎることはなかったというのが理由です。

そして、戦後は食糧過剰となり、食べ過ぎによる肥満や糖尿病と、戦時中ではありえなかった病気がどの国でも一気に増えました。

 

日本の戦前は、和食文化が中心で、日本食は発酵食品や漬物のように腸内発酵を促すような食事スタイルであったといえます。

しかし、戦後から欧米文化(肉食やファーストフード)に変わったことで、食事や栄養への考え方も大きく変わってきました。

 

プラスの栄養学も元々欧米から入ってきた学問なのです。

 

西洋的な栄養学をベースとした、プラスの栄養学

プラスの栄養学は現代の我々の知っている西洋栄養学のことですね。

栄養分をバランスよく多く摂り、カロリーや動物性たんぱくへの偏りが今の栄養学の主流です。

 

ちなみに、食べ過ぎの状態でも、カロリー制限をしたりするが、栄養バランス重視で食べるひとの体質や体調に応じての

「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉の通り、プラスの栄養学の盲点はこの食べ過ぎにありました。

 

現代に生きるぼく達の食事の摂り方は、このプラスの栄養学に沿って今も考えられています。

 

 

戦争があった時代とは違って、食べものに困っていないのに、今度は食べ過ぎで病気になり困るというのは本末転倒な気がしませんか

 

ここから、その解決策としてマイナスの栄養学をさまざまな角度から述べていきますね。

 

マイナスの栄養学とは簡単に言うと、「断食・半断食・節食」のことです。

 

プラスの栄養学によって栄養過剰が元で起きる病気を、マイナスの栄養学を用いていくことで、身体の内臓や細胞、組織に溜まっている老廃物を排泄し、細胞や遺伝子までも活性化するのがマイナスの栄養学の狙いです。

 

 

「サーチュイン遺伝子」を、ご存知でしょうか

サーチュイン遺伝子は別名「若返り遺伝子」や「空腹遺伝子」とも呼ばれ、ぼく達の身体の中に存在する遺伝子です。

 

医師である、南雲吉則氏が提唱する理論の中で、この遺伝子のことを説明されています。

 

簡単に説明すると、断食(ファスティング)半断食、節食をしていくと空腹状態になり、この遺伝子が活性化され、細胞が活性化していきます。

 

ぼく自身の印象では、「オートファジー」もこの遺伝子と相互関係にあると解釈しています。

 

そして、細胞活性化の前に、プラスの栄養学で溜め込み過ぎた老廃物を出しやすくしていくことがこのマイナスの栄養学の特徴ですね。

つまり、プラスの栄養学だけでは、必要以上に身体に栄養を溜め込み過ぎてしまい、排出できなくなってしまうことが病気の元となります。

 

驚愕!

見た目年齢に15歳くらい差が出る!空腹時に活性化する長寿遺伝子=「サーチュイン遺伝子」。

 

では、すぐにファスティングをすればいいかといえばそうではありません。

ファスティングに対しての捉え方も変えていく必要があります。

 

次は、このファスティングからより日常でも取り入れられるように、実践的に紹介していきますね。

 

基本編 まずは完全なファスティングではなく、腹6分目の目標からはじめよう

ファスティングにも種類や段階がありますが、素人が完全な断食をするのは危険を伴うケースもあるのでまず、最初は手軽にできる、「腹6分目」を最終目標としてください。

 

というのも、急な「食断ち」や「食事制限」は辛いと感じることもあり、なかなか長続きしないという問題点もあります。

 

なので、現在の食事量から自分のペースで1.5割ずつ減らしていくこと。

 

「腹八分目」「腹七分目」「腹六分目」と段階的に変えていくことをおススメします。

間食をなくしたり、スナック菓子からナッツ類に変えるなどできることからでも構いません。

 

場合によっては、1年かけて行うことを目安にしてもいいでしょう。

長年の習慣を変えるというのは、それくらい大変な人もいますからね。

 

しかし、マイナスの栄養学も実践できた方には、その先があるとぼくは感じています。

 

 

食べすぎた時に使いたいバランスの取り方

これはぼく自身の生活を通して得たことなのですが、マイナスの栄養学を実践すると、食べ過ぎた時には、身体に何らかの反応が出てくることが多いようです。

 

例えば、ぼく自身の場合は、食べ過ぎると歯が疼いたり、身体がだるくなったり、口内炎ができる、など。

 

人によって上記以外の反応もあるでしょう。

眠くなる、頭痛がする・・などなど。

 

それは食べ過ぎた時の「あなただけにわかる身体のシグナル」と捉えることができます。

 

マイナスの栄養学を実践してきた人の身体は、溜まってきた老廃物が排出されてリセットされています。

リセットされると身体の感覚に敏感になるので、この身体の「シグナル」に気づきやすくなります。

 

ここがポイントです。

 

食べすぎた後の不調を感じたら試したいこと。

 

不調な反応が出たら、

・食べた後は、しばらくゆっくり休憩する

・コーヒーや紅茶、緑茶など糖質の殆ど含まれないものを飲んで血糖をゆっくり下げる

・次の食事を摂る時間は、「お腹が空いたな」と空腹感を感じてから食事を摂る

・身体のシグナルが翌日も続くようなら、半断食や節食する

 

このようにすると身体に溜め込むことを防ぐことができます。

 

ただし、ぼくは必ずしもプラスの栄養学がダメとは言いません。

ミネラルなどの栄養素が足りていないことで不調になっているケースもありますし、食べるものによっては消化促進や身体を活かすことにもなるからです。

 

必要な栄養素を摂取しつつ、同時にマイナスの栄養素を取り入れていくことが重要です。

 

 

おまけ編 素材の味を活かす料理のコツ

簡単に言うと「オーガニック」な食べものや「食べると身体が嬉しくなるもの」を食べましょう。

 

食べていただいたらわかるのですが、やはり農薬や化学物質を使っていないものの方が素材の味だけでシンプルに美味しく食べられます。

ぼく自身、料理をしますが、オーガニックな食べもので調理するときは「塩と胡椒」だけで十分素材の味が引き立ちます。

 

農薬を大量に使われている野菜だと渋みなどがあったりするので、それを隠すためにあれこれといろんな調味料を駆使して複雑に調理しないとならなくなるので結果的にオーガニックを選択した方が経済的な上、健康的でもあります。

 

ここだけの話、ぼくは凝り性なので、最近は調味料もオーガニックなものに変えたところ、素材の味だけではなく、いい調味料はそれ以上のものを引き出してくれると感じて、ハマっちゃいました。

 

生きることも食べることも大切

プラスの栄養学の長所短所を知り、マイナスの栄養学の長所短所も知った上で、良いとこ取りをしながら自分の身体に合う食事をすることが大切です。

 

食欲は本能といいましたが、人間は味覚や嗅覚、視覚、聴覚、触覚「五感」すべてを使って食事をしている生き物なので、身体が喜ぶものを大切な人と分かち合って食べれるのもまた人間なのです。

 

たくさんではなく、本当に身体が欲している自然の道理に基づいた良質なものを美味しく食べることがなにより大切なことではないでしょうか。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

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