日ごろのお仕事で、ドリンク剤やサプリ等で、なお身体を活動状態にして頑張っている方も多いのでは。
体力がある人ほど注意!!
体力がある人は無理がきく。
それでも身体は動き仕事が出来るものだから、元気だ!!と思っているかもしれない。
元気だから病気はしないんじゃないかな。
自分は健康!!・・・・・と。 こういう方が生活習慣病になっていくのです。
一年に夏と冬があるように・・・・
一日に昼と夜があるように・・・・
空に太陽と月があるように・・・・
東洋哲学でいう陰と陽のバランスにて、その対象となる秩序が成り立っている。
人間の場合、この秩序が乱れた状態を長い年月放置していると、結果生活習慣病になる。
無理が効くという事と健康であるという事は必ずしも一致はしない。
動と静・・・この二つが一体となって秩序が保たれる。 それが健康の大きな要因である。
頑張って働く・・・・これは陽の状態。
ドリンク剤や目的に該当するサプリを持続的に愛用していると、益々陽の性質が強くなる。
だいたいこういう体質の方は、動物食が好きで味の濃い辛い物を好む。
特に牛肉が…そしてたくさん飲食する。
これがまた陽を加速させる。
また性格的にも、じっとしているのが好きではなく身体を動かしたがり動き回る。
こうして陽性の体質がどんどん強くなっていった結果が、生活習慣病の大きな原因です。
「元氣」 という意味は、陰陽二氣の調和がとれ 「ひとつ」 「全体」 を、秩序をなして安定しているという意味でもある。
無理がきく陽性の方は、疲れていても身体が動いてくれるのです。
だから本人が気が付かない間に・・・一つ一つの細胞群は負荷を強いられているのです。
そして動と静のバランス維持が極限まで達した状態が脳や心臓のトラブル(血管) 糖尿病などになっていくのです。
これらの病気になると動かなくなりますね。
歩くことや手を動かす事も出来なくなるかもしれません。
「陽極まって陰になる」・・・という言葉がありますが、ここでもやはりこの言葉が該当するのです。
精神科医の奥田弘美医師のコメント抜粋
【疲労がたまったときの初期症状】
○夜遅くに食事をとるようになると、睡眠が浅くなるため朝の寝覚めが悪くなる。
また、朝に胃もたれが残り朝食を抜きがちとなるため、午前中の仕事の能率が落ち始める。
○疲れのため代謝が悪くなり、体の重だるさが連日とれなくなってくる。
○記憶力・ヒラメキ力が低下する。機転が利かなくなる。そのためうっかりミスや初動の遅れが出始める。
○精神状態が不安定となりイライラや不安が高じやすくなり、仕事やプライベートの人間関係がぎくしゃくしてくる。
○夜になっても仕事のことが頭から離れなくなり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなって夜に何度も起きたりと睡眠の質が劣化し始める。
さらに疲労の蓄積が長期間にわたって高じていくと、次のような深刻な症状が表れます。
【疲労が長期にわたって続いた場合の症状】
○全身倦怠感がひどくなり、頭も体もボーっとして思うように働かなくなる。仕事の効率は大幅に低下する。
また大小様々なミスや人間関係トラブルがしばしば発生する。
○食事を楽しむ気力がなくなり、食欲が低下してやせてくる。
○免疫機能が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなる。
→長期的にはがんを発症しやすくなる。
○糖尿病、高血圧、心臓病、脳血管障害になるリスクが高まる。
→最悪の場合は過労死。
○自律神経の働きが崩れ、動悸(どうき)、めまい、胃腸障害など体調不良が本格化してくる。
○正常な思考力、判断力が低下し前向きな発想ができなくなる。本格的な不眠症やうつ病が発生する。