身体を鍛えて健康になろう…と思っている人が、やがて身体、身体、身体、身体、身体となって、その身体もどんどん不健康になっていく人を多々見受けます。身体を鍛えて…というだけでなく、エステ通い、身体に良いことをなんでもする…というような人(性別や年齢などを問わず)にもよく見受けられます。
何故でしょう。自分=身体となってしまうからです。
身体とは物体です。物体は物体に対するコントロール能力を持ちません。
物体である身体に成り果ててしまったら、物体である身体をコントロールすることはできません。故に不健康になったり、姿が醜くなっていったりします。
身体をコントロールできるものは「心」を通して「思考」が行えることです。いささか難しいかもしれませんが、「思い」がなければなにも起こり得ないということです。
自分自身を「思考」という存在に思えれば思えるほど、そしてそうした「思考」が身体とコミュニケーションを回復してくると、当然、身体に対するコントロールも復活し、健康状態や美醜の状態が良くなってきます(悪くなろうという思考を持てば悪くなりますが)。
どれだけ物体と正確なコミュニケーションを行い、どれだけ物体を上手にコントロールできるか…。それは人間の成功の成否の大きな要素を閉めているといっても過言ではありません。
自分を精神的(思考の)な存在として認められる人ほど、健康で美しく、そして活き活きと輝いて見えるものです。
思考とは何で、思考はどのように機能するのかということを知ることは本当に重要ですね。「思考」を知ると人生の本質が見えてきます。