暑い時期、痺れたりこむら返りのような症状、夏ばて対策
ミネラル不足
汗によってカルシウム、マグネシウム鉄や亜鉛といった、神経伝達に必要なミネラルがどんどん抜けてしまうと神経系がスムーズに機能しなくて、こむら返りになったり、筋肉がつったり、しびれたり…ということが起きます。
そんな時は、特にマグネシウムを足してあげると筋肉が柔らかくなり症状が改善します。
マグネシウムを食品から摂るなら以下のようなものを意識してください。
・海藻類(ワカメ、昆布、ヒジキ)
・ナッツ
・色々な無農薬野菜(農薬でMgが土壌から減る)
・ミネラルの多い自然塩
熱中症の時期は、ミネラル不足を改善するために「スポーツドリンクを飲みましょう」なんて言われています。確かにイオン飲料とか、レモン○○とか書いていると「良さそう」な感じがします。イメージCMの勝利ですね。
しかし、お気づきの方も多いと思いますが、スポーツドリンクは糖分が多すぎてお勧めできません。
お水に自然塩を入れるとか梅酢をちょっと入れる方がお勧めです。この方が害のないイオン水と言えます。梅酢水はクエン酸も豊富で元気が出ますょ。
活性酸素
強い紫外線や猛烈な暑さ、気温差は活性酸素を発生させます。
特に脳に活性酸素が多量に発生すると、自律神経中枢の機能が低下してしまいます。そうすると、ふらつき・めまい・だるさ、食欲不振・倦怠感などの不調が現われてしまいます。
いわゆる夏ばて状態です。
活性酸素対策で、一番手っとり早い抗酸化物質はビタミンCです。ゴーヤ、ピーマン、セロリなどビタミンCたっぷりの夏野菜を積極的に摂りましょう。
仕事のストレスも加わっているなら、副腎疲労を起こして秋口にはもっと辛い状態になりかねません。(副腎はビタミンCを最も多く消費するから)
ビタミンB不足
あとは、暑い時期に特に消耗するものと言えばビタミンB群です。
特にB1が不足すると筋肉が緊張することから”こむら返り”が起きやすくなります。
ビタミンB1は肉類や胚芽、豆類、ナッツに多く含まれます。外食やコンビニ食が増えると意外と不足しがちになる栄養素ですね。
B群は腸でも作られます。B群不足の人は腸内環境が良くない事がほとんど。アレルギー持ちだったりしますね。だから、本来は腸内環境を整える事からするべきです。
結論として、夏ばて対策に必須の栄養素は、
ミネラル(特にマグネシウム)
ビタミンC
ビタミンB群