血液サラサラ                         Reluckzen


現代を生きる人々の生活やカラダの問題を表現するために、たびたび引用される「ドロドロ血液」という言葉。

このフレーズは今では健康を考える時の重要なポイントの一つになっています。

具体的に自分や自分の生活の中でいったいどんなことを意味しているのか本当に理解できているのでしょうか。

ここではそのメカニズムをひも解きながら、「血液サラサラ」を目指して私達ができる今後のアクションについて考えてみたいと思います。

 

カラダをめぐる血液を知る

人間が生命を維持し健全に生活を送る上で、血液は絶えずカラダ中をめぐりながら、カラダの各機能がきちんと働きを果たすために必要な栄養分や酸素を供給するという非常に大切な役割を担ってくれています。

私たちのカラダにある血液の量は体重の約8%と言われており、60kgの男性なら約4.8L、それだけの血液が心臓の左心室を起点にカラダの隅々へ送られ、また心臓へ戻るという循環を繰り返しています。

 

私たちの血液は液体部分の「血漿(けっしょう)」と有形成分の「血球」に分ける事ができます。

「血漿」は血液の約55~60%を占め、その90%は水分、後はタンパク質やブドウ糖、カルシウム、カリウム、リン、ホルモン、無機塩類などが溶け込んでいます。

水分が多いことからもわかるように、「血漿」はその流れに乗せて、様々な物質を運び、老廃物を持ち去るところを担当しています。

また「血球」は血液の残り約40?45%を占め、幾つかの種類に大別する事ができます。

(1) 肺から取り入れた酸素を全身に運搬、二酸化炭素を運び出す役目:「赤血球」

(2) カラダの中に侵入してきた敵を撃退する役目:「白血球」

(3) 血を固める役目:「血小板」

 

いずれの「血球」の種類も、カラダが必要とするところに存在しながらそれぞれの役割を果たさなくてはならないことから、狭い場所にまで到達できる「柔軟性」を持ち合わせています。

血球のこのような「形を自由自在に変える能力」を「変形能」といい、このお陰で私たちのカラダ全体隅々にまで行き渡ることが可能になっています。

このようにカラダ中を細部まで網羅しながらカラダの各臓器がその役割を果たし、その結果をまた次のステップへと橋渡しをしながら様々な調整を行ってくれている血液ですから、カラダメカニズム全体がきちんと働いているかどうかのバロメーターとしてまず健康診断で「血液検査」と言われるのもうなずけます。

 

 

血液の通り道、血管のしくみ

血液とともに注目したいのが血管です。

血液はカラダ中を巡るために「血管」という通り道を使います。

そのため私たちのカラダには縦横無尽に血管が張り巡らされています。

血管は、大動脈、大静脈のように直接心臓との血液のやり取りを担うような内径2cm前後の太いものから、細いものでは6.0μm(※1μmは0.001mm)のものまで様々です。

一般的な日本人の黒髪1本の太さが80~100μmですから、毛細血管と呼ばれる血管は我々の髪の毛より細い血管だということになります。

カラダの各組織に行き渡るように大動脈のような太い血管も最終的には毛細血管となり、各細胞に対する栄養分や酸素の供給や老廃物の受け取りを行うようになっています。

血管の全てをつなぎ合わせると全長は約10万km、なんと地球2周分というスケールといわれ、サイズも大小取り混ぜながら綿密にデザインされている様子はまさに芸術品といってもよいでしょう。

 

血管の細部をもう少し見てみましょう。

血管は輪切りにしてみると、「内膜」「外膜」「中膜」の3層構造になっており、内皮細胞、平滑筋、弾性膜、結合組織などにより構成されています。

特に、血管の太さを調節し血流に対する抵抗を決める働きのある平滑筋細胞と、弾力性を持たせることを可能にする弾性繊維膜の構成の違いにより、それぞれの血管に必要とされる弾力性や柔軟性、強度を実現しています。

例えば血液を心臓からカラダへと送り出す動脈は、血管壁が厚く伸縮性と弾力性に富み、血液を受け取ると膨らみ、次の瞬間に収縮するといった運動を自らが繰り返しながら血液を先へと運びます。

 

これに対して静脈は、二酸化炭素や老廃物を心臓に戻す役割であるため、血液を送り出す力を必要としないため動脈より薄く、筋組織や弾力も少ないという特徴があります。

静脈は自ら血液を送り出す勢いを持たない代わりに、カラダを動かした時に起こる圧力差を利用してゆっくりと血液を流していますから、心臓から遠い手足は余り動かさないと静脈血の流れが悪くなります。

特に長時間立ったままでいると足がむくむのは、遠い心臓へと血液を送ろうとするため静脈の壁に圧力がかかり膨らんでしまうからです。

24時間休むことなく血液が様々な成分を乗せてカラダの中で循環を問題なく繰り返すためには、道筋である血管自体も、強くしなやかで健全な状態であることが必要になってきます。

 

健全な血流とドロドロ状態の違い?ドロドロ状態とは

カラダの隅々まで血液が滞りなく行き渡り、きちんと仕事を終えて、また心臓へと返っていくことのできることを「理想的な血流の状態」とすると、これに対して、想像を絶するスケールでカラダ中を張り巡らされている「血管」を通って流れる「血液」が、さまざまな理由や条件によってスムーズに流れず滞ってしまう状態、これを総称して「ドロドロ状態」と呼んでいます。

特に毛細血管などと呼ばれる極細の血管に至るまで血液が循環する為には、よほどその流れ自体が「速やかにすっきりした健全な状態」であることが条件になるわけですが、いずれにしろ「血液」と「血管」のいずれもが理想的な状態であることが重要になります。

 

「理想的な状態」を構成する要素、そのどれが欠けたとしても、そこから血流が複合的に悪化する状態が起こります。

それではこの「ドロドロ状態」を引き起こす血液、血管のそれぞれの状態はどういうことなのかを見てみる事にしましょう。

「ドロドロ状態」をまず血液、血管双方に注目して見てみると、次のポイントにまとめる事ができます。

(1) 速やかな血流を担う「血漿」部分にツマリやゴミが滞留している状態

(2) 「血球」自体のコンディションの悪さが健全な「流れ」を妨げる状態

(3) 「血管」の健康が損なわれて血液が通りにくくなってしまう状態

 

もう少し詳しく説明してみましょう。

ドロドロ状態とは(1) - 血漿の中の「よどみ」が流れの悪さを作る

元々血漿には、タンパク質やホルモン、コレステロールや中性脂肪など多くのものが含まれていますが、溶け込んでいる全ての物質は非常に微妙なバランスで構成されています。

ところが必要以上にカラダに取り込まれてしまうと健全な血漿の成分構成を崩してしまいます。

その中でも特に「ドロドロ状態」の原因とされるのが「コレステロール」と「中性脂肪」です。

なにかと「悪者」と捉えられがちな「コレステロール」と「中性脂肪」ですが、本来はカラダの働きにとって必要な物質です。

 

コレステロールは、1人の人を形成する約60兆個の細胞一つ一つにある「膜」を作り上げて、また数多くのホルモンを作る素であり、中性脂肪は、エネルギーとして利用され、余分に摂取した場合カラダに蓄えられ、万が一の場合の備えとなってくれています。

これらは通常、食物から取り入れたり、肝臓で合成されたりするのですが、しかしながらその量はバランスが取れていなければ、血漿内に「よどみ」を作る事になり、速やかな血液の流れを作れなくなってしまいます。

 

通常、「ドロドロ血液」と血液検査の数値的に目安とされるのは次のような数値です。

総コレステロール値 220mg/dl以上

LDL(悪玉コレステロール) 140mg/dl以上

HDL(善玉コレステロール) 40mg/dl未満 ※HDLは値が低いと動脈硬化などになりやすい

中性脂肪値 150mg/dl以上

(日本動脈硬化学会 http://jas.umin.ac.jp/)

 

ドロドロ状態とは(2)-血球の弱体化がツマリを増大

皆さんは「軟式テニス」のボールに触れたことがありますか。新しいものは、とても弾力がありハリもあります。

握ると形を変え、離せばすぐに元に戻る柔軟性を持っています。

この柔軟性こそが血液中の血球に必要なもので、形を変えて細い管でもスルリと通り抜け、また大きな血管へと流れ出して行くことができます。

 

血球にはこのように「形を自由自在に変える能力」、「変形能」があります。

例えば、血球のうち酸素を運搬する「赤血球」の直径は7.2~7.8μm、厚さは2.0μm。

そして、血管の中で最も細く、カラダの末端に多く存在する「毛細血管」は直径約6.0μm。単純に見ても、血管のほうが細く、変形能が高くなければ通過できない部分がカラダの中にはたくさんありますから、血球はしなやかで、弾力性がなくてはなりません。

しかし、年齢や活性酸素の攻撃などで血球が劣化して傷ついたり、表面の膜が硬くなりざらつくような状態になると、その弾力や変形能も衰え、細い血管を通過しようとしても引っ掛かってしまってスムーズには流れていきません。

 

この血球の変形能が劣っているか否かは、最近話題の「ドロドロ血液検査(MC-FAN)」で見る事ができます。

そのドロドロ血液の様子は、血球が数珠繋ぎのようになり確かに流れが悪く、直ぐに詰まって流れをさえぎっています。

「自分はどう」と心配な方にとっては、「ドロドロ」状態をこの目で見られる手段の一つということができます。

 

ドロドロ状態とは(3) - 「血管」の不健康が血液の通行を妨げる

血流を司る血管は、しなやかな強さと弾力性のある滑らかな「通り道」である必要があります。

しかしながら健康な血管も幾つかの理由でその状態が損なわれてしまう事があります。

例えば、余分なコレステロールや中性脂肪は、そもそもの血流を停滞させるだけでなく、血流をせき止める「コブ」を血管に作る原因にもなります。

血液の中の「マクロファージ」と呼ばれる血球は、余分なコレステロールや中性脂肪の存在を感知すると、それを調整しようと包み込んで、血管の外に運び出そうとします。

しかしいったん外に運び込まれたこれら「アブラ」分はそのまま消えてなくなるのではなく、血管内膜と中膜の間にどんどんと溜まっていき、内側に出っ張って血管内で「コブ」のようになっていきます。

こうして動脈の層が厚くなったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態が「動脈硬化」であり、「アテローム性動脈硬化」または「粥状(ジュクジョウ)動脈硬化」と呼んでいます。

動脈硬化には大きく3種類あるとされていますが、コレステロールや中性脂肪が原因のこのアテローム性のものが一番やっかいであると言われています。

 

川の流れを思い出してください。川の中に所々ある大きな岩の近くでは水の流れが変わり、渦を巻いていることがあります。

つまり、この様子は「血管の中のコブ」が川の流れに相当する血流を妨げ、本流に抵抗する流れを作ってしまう状態であることを意味しています。

またこの血管にできた「コブ」はさらに血流に対して不健全な状態を起こします。

私たちのカラダは切り傷・すり傷ができると、そこから血液が出て時間が経過すると固まってカサブタになりますが、この「カサブタ」の素、そもそもは傷口をふさぐ働きをするために血液には「血小板」成分が含まれています。

本来血小板は血管内で固まる作用はないのですが、血小板に刺激が加わったり、激しく擦れたりすると血小板の表面にある「血液を固めなさい」という命令が発信されてしまうことがあります。

例えば前述した血管の「コブ」は、血液のスムーズな流れの邪魔になるだけでなく、流れの抵抗がこの血小板の「カサブタ」スイッチを反応させてしまうのです。

 

血管の「コブ」が流れをせき止め、渦を作り、渦の中では血小板同士がこすれ合い、血液を固めるプロセスに入ります。

この血液の塊を「血栓」といいますが、この「血栓」ができやすい、できてしまっていることが「ドロドロ状態」を作るひとつです。

またこの血小板の「カサブタ」スイッチは血管内壁の傷やひびにも反応し、修復をしようとすることで「血栓」を作ってしまうこともあります。私たちの血管も年齢等により古くなったり、動脈硬化等により堅くなったりすることで傷つきやすくなります。

こうして血管の「コブ」に張り付いたり、壁の上で固まった血栓が、血液の通り道を狭めたり、また壁から剥がれて血流に乗って体中を巡ることもあります。

また、このように血管の不健康から生まれる「血栓」自体も血流をつまらせる原因にもなります。

 

「ドロドロ状態」と私たちの生活習慣との関わりは

それではなぜ私たちの血液は「ドロドロ状態」へと変わってしまうのでしょうか。

最近になってこの事が話題になるのも、この「ドロドロ状態」には私たちの生活スタイルの変化が大きく関係していると言われているからです。それではここで、私たちの生活パターンと照らし合わせながら「血管」「血液」「血流」への影響をそれぞれに見ていくことにしましょう。

 

ドロドロ状態と生活習慣との関わり ~食生活の面から~

(1) 野菜類を摂れていない

野菜に多く含まれるビタミンCは血管を強くする働きがあります。

しかし生活の中での野菜不足がカラダのビタミンC不足を引き起こし、血管が劣化しやすい状態が作られやすくなります。

野菜に含まれる食物繊維はコレステロールの吸収を阻害して体外に排泄する働きがありますが、食物繊維不足では、血液中のコレステロール濃度の上昇を抑える事が期待できなくなります。

 

(2) 肉類・脂っぽい「コッテリ」食事が好き

コッテリした肉類や脂肪分の多い食事は、カラダにとってコレステロール・中性脂肪が余分に供給され、摂りすぎは動脈硬化への近道となってしまいます。

 

(3) 夜遅くの食事

昼間は吸収した栄養をエネルギーに変える力が大きいのですが、夜は基本的に人のカラダは明日への休息サイクルに入っていますから、夜遅くに摂った食事のカロリーは使われずにカラダの中に滞ってしまいます。

特に肉類や脂っぽい食事は、さらに中性脂肪やコレステロールをカラダにどんどん蓄積していく事になります。

 

(4) 間食が多い

これは「血糖値」とも密接な関係があります。

ドロドロ血液の原因物質としてコレステロールや中性脂肪を主として取り上げましたが、血液の中の糖分も脂肪に続き同じようなメカニズムで、多すぎてしまうと血液の中に溜め込まれ、ドロドロ血液要因になります。

ご飯やパン・お菓子などの炭水化物は血液に入るまでに「ブドウ糖」となり、例えばお腹が空いていないのにダラダラ間食をするということは、常にブドウ糖を摂取し続け過剰量をカラダに取り込む事に等しくなります。

 

(5) タバコを吸う

タバコには主に以下のような有害物質が含まれると言われています。

*タール(4,000種類以上の化学物質からできておりうち10種類程度が発ガン物質と言われている)

*一酸化炭素(酸素と結びつく力がとても強い。体内を軽い酸欠状態にしてしまう)

*ニコチン(交感神経を刺激する作用があるために、末梢神経が収縮して血流が少なくなり、結果、血圧上昇、脈拍が早くなり、心臓に負担をかけ、血管の老化を促進)

これらが血液に溶け込むことにより、血液中に本来ではいらない余分な物質が増えることになります。

 

ドロドロ状態と生活習慣との関わり ~ライフスタイルから~

(1) 睡眠不足・不規則な生活

睡眠不足と不規則な生活はホルモンの乱れから自律神経の働きを崩し、新陳代謝の低下が起こります。

カラダに取り込んだ食物を上手くエネルギーに変換できず、余分な残存として脂肪分をカラダや血液に溜め込んでしまうことになります。

 

(2) 運動不足

運動量の不足、筋肉の衰えが、摂取した食物から生まれるエネルギーを消化し切れなくなり、新陳代謝の低下を促し、脂肪分をカラダや血液への溜め込みを増長してしまいます。

どれを取ってみても私たちには特別のことではありません。

このようにバランスの取れていない生活を続けること、いわゆる「生活習慣」の積み重ねが「ドロドロ状態」の可能性を高くする事につながっていきます。

 

「ドロドロ」から「サラサラ」を目指すには

それでは具体的に「ドロドロ」状態から脱出するために、何をどうするのが一番の近道なのでしょうか。

生活習慣を見直すことは言うまでもありませんが、なるべく効率よくサラサラコンディションにシフトしていくために、「サラサラ状態」作りに貢献すると言われている素材を幾つか紹介しておく事にしましょう。

 

サラサラの状態を作る-(1)  「アブラ分」を適性量にしてサラサラ血流を取り戻す

血漿部分にできた濁りのモト、余分なコレステロールや脂肪分をまず解消する事が必要です。

適量をカラダに取り入れ余分な量は排除するために適切な食事バランスとウェイトコントロールが大切と言えます。

 

(1) コレステロール・中性脂肪をこれ以上増やすような肉類の摂取に要注意

肉類などに含まれる動物性の脂肪は脂肪酸の種類としては「飽和脂肪酸」といい、植物性の油脂とは構造が異なるものです。

常温では白い固体である霜降りなどの脂の部分に見られるように、固まりやすい性質を持っていますから、サラサラ血液を目指すならバランスを考える事が必要です。

 

(2) 余分に摂取してしまっているコレステロールを減らしていくような食生活を心がける

コレステロール減少に効果があるとされる植物性油脂があります。

普段、私たちが調理などで利用する、コーン油、菜種油、ごま油などに含まれる脂肪酸はオメガ6系脂肪酸の割合が多く、これに比べて圧倒的に摂取が少ないとされる「オメガ3系脂肪酸」という種が注目されています。

このオメガ3系脂肪酸摂取とオメガ6系脂肪酸とのバランスが取れていないがゆえに、発症しているであろう病気があると言われているほど、生活に取り入れるべきとされています。

オメガ3系の脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は「魚油」に含まれますし、植物由来であれば「亜麻仁」があります。

特に「亜麻仁」のような植物由来のものには食物繊維が含まれているため、「濁りによるドロドロ」を阻止しながら、体外へ排出するプロセスにも有効であると考えられています。

 

サラサラ状態を作る(2) - しなやかで弾力性のある血球・血管をつくる

サラサラ状態に重要なポイントとしては、血球の変形能を保ち、狭い血管でもスイスイ通れるしなやかな柔軟性を持った血球と血管の健全な状態を維持することが必要ですから、血球・血管の健康状態を悪くする理由の一つとされる「活性酸素」への対策を考えましょう。

カラダの中に取り込まれた酸素の一部である「活性酸素」がその働きを変容させ暴走するようになると、カラダ細胞や組織を酸化させ弱らせてしまいます。

血球や血管も同様に活性酸素が発生し、この酸化ストレスを受けることで本来の健全な状態を失っていきます。

この活性酸素対策の一つとして「抗酸化物質:フラボノイド」を摂取することがあげられます。

 

フラボノイドは最近「ファイトケミカル」とも呼ばれ、5大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル)と並ぶ、人間に必要な栄養素として取り上げられることが多くなってきました。

赤ワイン、チョコレート(カカオ)、お茶、果物など多くの食品からも摂取することができますが、より活性酸素から血球、血管を守り、そのしなやかさと弾力性を保つために活躍してくれるものとして、ケンフェロール、ケルセチン、イソラムネチンなどのフラボノイドが多く含まれるイチョウ葉や、アピゲニン、ルテオリンなどのフラボノイドが多く含まれている花粉素材があげられます。

またフランス海岸松樹皮抽出物であるピクノジェノールに含まれる成分「プロアントシアニジン」成分もフラボノイドの一種で強い抗酸化力が評価されている素材です。

 

サラサラ状態を作る(3) - 血管を元気にして血栓を作らない

次に血小板から生まれるカサブタ、血液内にできてしまう血栓について考えなくてはなりません。

血栓の予防が血管の狭くなった通り道や障害物を取り除く事に繋がるからです。

まず血小板の固まりを調整する必要がでてくるのですが、そのためには 「血小板活性化因子(PAF)」という血液を固まらせる一連のプロセスを司るPAFの働きに注目しなくてはなりません。

このPAF抑制作用があるのが自然素材ではイチョウ葉、そのイチョウ葉に含まれるテルペンラクトンが注目され海外では医薬治療薬としても使われています。

非常に恐ろしい「血液ドロドロ状態」。

困った事に私たちはこの「ドロドロ状態」を日常なかなか自覚することができません。

しかし日頃よく聞く、「脳血栓」や「脳梗塞」「心筋梗塞」といった日本人の死亡原因の上位にランクされる病気は、カラダの中で密かに進行する「ドロドロ状態」がその許容範囲を超えた時に突如襲ってくる病、だからこそ、「突然死」等と呼ばれてしまうわけです。

 

こういった深刻な状況におちいってしまう前に、自分の今の生活スタイルを振り返りながら、是非「サラサラ」生活を目指していただきたいと考えています。

 



フランス海岸松樹皮エキス


     ピクノジェノール-PB 30日分
     ピクノジェノール-PB 30日分

 

フランス海岸松樹皮エキスの効果・効能

子宮内膜症、月経困難症、生理痛に好影響、月経前症候群(PMS)の辛い症状の緩和

更年期障害の辛さを緩和、抗酸化作用(アンチエイジング)

 

 

フランス海岸松樹皮エキスをお奨めしたい方

月経困難症、子宮内膜症、更年期障害の辛い症状を負担なく和らげたい方

生理痛、子宮の痛みを繰り返す度に、鎮痛剤に頼ることに抵抗のある方

更年期の症状を、ホルモン補充治療等ではなく、自然の力で対処したい方

抗炎症・抗酸化作用で、女性特有の不調を予防したい方

 

 

フランス海岸松樹皮エキスの特長/子宮内膜症・生理痛に対する作用

ボルドー地方の紫外線を受け厳しい自然に自生のフランス海岸松から抽出

16世紀に壊血症の緩和に現地のインディアンが使用、その効果に脚光

女性特有の子宮内膜症、月経困難症、更年期障害症状緩和に高い評価

フランスで血管疾患に広く用られ、強力サビ取り効果で生活習慣病に効果

プロアントシアニジンの強力抗酸化作用、ヨーロッパで飲む化粧品との声

 

 

 

 

フランス海岸松樹皮エキスはフランスの南西部ボルドー地方で逞しく自生している海岸松から抽出された、非常に強い抗酸化作用を持つ松樹皮エキスで、細胞がエネルギー生成を行う過程で生まれる「落ちこぼれ酸素」-活性酸素-が悪影響を及ぼして作られる「カラダのサビ」を防いでくれるとされている成分です。

1年のうちのほとんどが晴天という気候のもと、非常に強い紫外線にさらされる中で、自身を守るためにその樹皮には多くの抗酸化物質を蓄えるようになったとされており、フランス海岸松樹皮エキスのその効果は、同じく抗酸化作用を持つといわれるビタミンEの約170倍、ビタミンCなら約340倍の効力と言われ、事実ヨーロッパでは「フランス海岸松樹皮エキスは飲む化粧品」と呼ばれて愛用されている天然成分です。

 

フランス海岸松樹皮エキスは日本でも最近徐々に知られるようになってきましたが、実はその歴史は古く、16世紀フランスの探検家ジャック・カルティエとそのチームが、ビタミンC不足による無力症、出血・貧血などを伴って起こる「壊血症」の症状緩和に、現地のインディアンから松の樹液を薦められたところ、それによって命を救われた!とする記録からその存在は始まっています。

ヨーロッパではフランス海岸松樹皮エキスは肌を美しくする民間薬としての歴史を経て、様々な効用実績からここ30年程の間に欧米各地で本格的薬効作用についての研究が進んだ、非常に興味深い天然物質です。

 

フランス海岸松樹皮エキスは、40年以上に渡り世界中で研究が重ねられ、安全性データは当然のこと、280以上の研究論文が発表されています。その中でも、ヒト臨床試験は実に95以上も実施されており、被験者数は7,000人を超えており、機能性食品(ハーブ)の中で最もエビデンス(有効性確認)が蓄積されているもののひとつとなっています。

証明された有効性、蓄積された安全性により、フランス海岸松樹皮エキスは世界80カ国以上で愛用されています。

また、7カ国では、OTC医薬品(一般大衆薬)として利用されるほど、信頼・実績の優れた天然物質です。

 

いち早くフランス海岸松樹皮の抽出物の優位性に注目したスイス医薬品メーカー、ホーファー・リサーチ社はそのポリフェノール成分に目をつけ、実験研究と臨床試験を繰り返し、無毒性、無変異性、無発ガン性を実証し商品化に成功しました。

実は、フランス海岸松樹皮エキスの別名、ピクノジェノールという名前は、ホーファー・リサーチ社が自ら命名したもので、「pycno(濃縮する)+gen(生成する)+ol(フロボノールの接尾辞)」という意味が込められています。

 

このホーファー・リサーチ社により開発されたフランス海岸松樹皮エキス(ピクノジェノール)は、アメリカ食品医薬品認可局(FDA)によりその安全性において、GRAS(Generally Recognized As Safe/一般に安全と認識されている物質)認定を受けるほどの水準に達しており、継続して安定した効用を与えてくれる素材とされているようです。

 

フランス海岸松樹皮エキスが含む成分の中で特に注目されているのが、「プロアントシアニジン」。

これが持つ強力な抗酸化作用、抗炎症作用が認められており、さらに興味深い研究対象として期待を集めている成分とされています。

実際フランスでは、フランス海岸松樹皮エキスの強力な抗酸化力に期待して血管の病気に広く用いられてきました。

それは、血管内の「サビ取り掃除」に大きく貢献し、動脈、静脈、毛細血管に至るまで、カラダ中の血管機能維持に好結果を示しているからです。

このことは生活習慣病と呼ばれる高血圧、動脈硬化、脳卒中、心臓病等の予防や症状改善にも、フランス海岸松樹皮エキスが効果を発揮することが認められています。

 

その後、研究は続けられ、フランス海岸松樹皮エキスはアメリカで、血栓症、ADHD(児童集中力欠如、多動性症候群)、心臓病及び脳卒中に対する効果の用途特許を取得するほどになりました。

最近では特に女性特有の悩みである月経前症候群(PMS)・生理痛・子宮内膜症・更年期障害等の症状に対して改善を促してくれるデータや報告が増えていることから、フランス海岸松樹皮エキスは「女性の救世主」としての期待も高まっています。

 

子宮内膜症とは、子宮内膜が子宮腔の外に発生し、体内の別の場所で増殖するという疾患です。

特に増殖しやすい場所は、卵巣、子宮壁、骨盤、そして膀胱、腸にまで及びます。子宮内膜が一体どのようにして他の臓器にまで辿り着くのかは、いまだに明らかになっていません。

体内の別の場所で増殖した子宮内膜は、毎月の月経時に子宮腔内の子宮内膜のように働き、痛みを伴う炎症を発生させます。

周期を追う毎に子宮内膜は増殖するため、放っておくとどんどん悪化してしまいます。

 

通常、子宮内膜症の痛みを抑えるためには、非ステロイド系抗炎症薬を使用します。

他には、手術、ホルモン療法、経口避妊薬等を使った治療もあります。

もっとも有効な治療法は、エストロゲンの分泌をブロックする合成ペプチドリュープロレリン(皮下に長期蓄積注射)と言われています。しかし、月経が起こらなくなるため妊娠できない、さらに骨粗鬆症のリスクを高めるなど、副作用が心配です。

 

子宮内膜症治療へのフランス海岸松樹皮エキスの可能性を探るべく、58名の子宮内膜症の女性によるフランス海岸松樹皮エキスの効果測定が実施されました。

その結果、フランス海岸松樹皮エキス摂取により、痛みのスコアが33%軽減され、骨盤の激しい痛みも緩和されました。

さらに、子宮内膜腫の縮小にも有効性が示唆されました。

 

フランス海岸松樹皮エキスには医薬品に見られるようなひどい副作用がないことも利点として挙げられており、実は、フランス海岸松樹皮エキスを摂取していた子宮内膜症の女性のうち、5名が妊娠し、試験を中断したのです。

このほかにも、世界中で子宮内膜症に関する有効性確認試験が実施され、その結果、日本では2001年に「月経困難症および子宮内膜症の治療薬としての発明特許」を取得しており、翌年には、アメリカでも同様の特許を取得しています。

 

更年期障害とは、卵巣機能の低下により、女性ホルモンの分泌が激減し、しばしば、ほてりや気分が急に変わるなどの症状が発生することを指しています。

更年期障害は、45歳~55歳の間に起こることが多く、早い人では40歳から始まり60歳まで続く人もいます。

更年期障害は、女性ホルモンバランスの急激な減少により発生することから、更年期障害の治療法として最も有名なのが、ホルモン補充治療です。しかし、米国国立衛生研究所が2002年に、ホルモン補充治療を受ける女性の乳がん、心臓病、脳梗塞、そしてアルツハイマー病のリスクが高まると判断したため、安全な治療法が模索されています。

そのような中、フランス海岸松樹皮エキスに更年期障害の症状緩和に対する期待が高まっています。

更年期障害へのフランス海岸松樹皮エキスの有効性は、台湾にて更年期障害の症状がみられる女性155名による、プラセボを使用した二重盲検試験により確認されました。

国際的に認可された36項目により、憂鬱や不安、いらいら、気分の急な変化、集中力の欠乏、ほてり、寝汗、関節痛などの症状が測定され、その結果、フランス海岸松樹皮エキス摂取の1ヶ月後ほどから、明らかな更年期障害の症状の緩和が確認されました。

 

多くの女性は、月経前症候群(PMS)や日常生活に影響を与えるような激しい月経痛(生理痛)など、月経周期に関する様々な症状を経験します。

女性の中には、日々の生活やQOL(Quality of Life)に影響するほど、激しい月経痛(生理痛)を経験している人もいます。

このような症状は、医学用語で「月経困難症」と呼ばれています。思春期の女性ほど、その割合は多いと言われています。

 

月経困難症への対策としては、イブプロフェン等の薬局で手に入る非ステロイド系抗炎症薬が一般的です。

鎮痛剤は、月経痛(生理痛)を効果的に軽減し、とても素早い効き目を持っている一方、胃の不調やその他の深刻な合併症を引き起こすリスクをはらんでいます。

特に、慢性的な月経痛に対して、大量の鎮痛剤を摂取している場合、甚大な副作用が懸念されます。

 

そんな辛い月経困難症に対して、フランス海岸松樹皮エキスの有効な働きが明らかになってきています。

月経中に炎症を起こし、痛みの原因となる物質の活性化を抑える働きが、臨床試験において証明されたのです。

2人の日本人婦人科医により、フランス海岸松樹皮エキスの月経痛緩和効果を確かめるためのパイロット試験が実施されました。

女性39名に、月経7日前よりフランス海岸松樹皮エキスを1日30mg摂取してもらったところ、ほとんどの女性が腹部の鈍痛やキリキリと刺すような痛みの両方が緩和される結果となりました。

 

また、月経困難症の症状があると診断された47名の女性による臨床試験が日本で実施されました。

その結果、痛みスコアで36%の軽減が認められ、痛みを感じる期間も平均3.9日間であったものが、3.3日間へと徐々に短くなりました。

さらに、フランス海岸松樹皮エキス摂取中の月経期間は、鎮痛剤服用量の減少が確認されました。

 

さらに、日本の4つの病院による、月経痛に悩む116名の女性を対象にしたランダム二重盲検試験が実施されました。

その結果、フランス海岸松樹皮エキス摂取中の月経痛・腹痛が緩和され、鎮痛剤の使用量も大幅に減りました。

月経痛を感じる期間も平均2.1日間が、平均1.2日間へと減少しました。

また、鎮痛剤は使用を辞めると痛みがすぐにぶり返しますが、フランス海岸松樹皮エキスの摂取を辞めても、痛みがすぐに戻るということはありませんでした。

 

人間が取り込んだ酸素の一部、約1~2%は活性酸素というものに形を変えます。

ストレスや紫外線の照射、タバコ、アルコール、電磁波、化学物質、病原菌、排気ガスというような私たちの生活をとりまく様々な要因により、体内に大量に発生すると言われ、ある許容範囲を超えるとこの活性酸素は、カラダ中で悪さをし始め、細胞を傷つけ様々な病気や症状を引き起こしたりするようになります。

これが「さびる」と良く呼ばれる現代人のカラダ状態の一つなのですが、辞書で「さびる」という言葉の意味を調べると、「金属の表面にサビが生じる」の他に「能力・働きが鈍くなってだめになる」と書かれています。

このようなカラダのサビの悪影響を最小限に食い止めることに、フランス海岸松樹皮エキスは大きな役割を果たしてくれます。

 

ではこのような「サビ」がカラダの中で起こると具体的に生活の中で、特に女性にとってはどのような影響が出るのでしょう。

女性が特に気になる、シミやシワも活性酸素の影響が大きい症状です。

年をとるにつれて肌にシミができてきますが、これは主に老人斑といって肌の細胞が活性酸素によって酸化されたあとである場合が多いとされています。

また、それ以外に、紫外線の影響もあります。

紫外線のエネルギーは肌表面の細胞内から活性酸素を発生させて肌を黒くしていきますから、紫外線の害からカラダを守ろうとするカラダの防御反応が、シミという形で現れてしまうということになります。

また、紫外線を繰り返し浴びていると、次第に小ジワが刻まれてきます。

これは、皮膚の「コラーゲン」というタンパク質や、皮膚の弾力を保っている「エラスチン」という繊維組織がやはり酸化された結果なのです。

フランス海岸松樹皮エキスの強力な抗酸化作用が、このような活性酸素や紫外線の蓄積から生じてしまうシミやシワを抑えることに、とても有難い効果を示してくれます。

 

活性酸素の蓄積は、肌の老化のみならず、心臓の筋肉や脳細胞の老化にも及んでいき、ガン、脳卒中、心臓疾患、動脈硬化などに発展するリスクを高めてしまいます。

「酸化を防ぐ=抗酸化」の日常的な対策は女性のみならず、全ての現代人が認識するべきとても大切な課題と言えるでしょう。

そして、女性にとっては、生理痛の軽減や、子宮内膜症や更年期障害の症状緩和は、自分らしい毎日を送るために極めて重要なテーマです。

 

毎日の摂取が重要となるフランス海岸松樹皮エキスのサプリメントについては、効果実感の可能性が高い商品を選びたいものです。

日本において長く売れ続けている商品であれば、多くの方が効果を実感し愛用し続けている商品であると考えられるでしょう。

また、フランス海岸松樹皮エキスをサポートする、他の成分とのコンビネーションにも、充分に注目するべきでしょう。

乳酸菌や各種ビタミン類等、長年の経験と実績により、利用者の声が反映された適切な配合がされている製品を選びたいものです。

 

 

 

◇ピクノジェノール-PB 30日分

フランスの南西部からスペイン国境にかけての大西洋沿岸に生育する「フランス海岸松(かいがんしょう)」。その樹皮から抽出された天然成分のフランス海岸松樹皮エキス・ピクノジェノールをとりやすいサプリメントにしました。ピクノジェノールは約40種類もの有機酸を含むフラボノイド複合体として古くから親しまれ、毎日の美容や健康、若々しさに役立ちます。女性ならではのお悩みや、ブツブツ・カサカサが気になる方にもおすすめです。美と健康を守る天然のパワー1日2粒目安/30日分ピクノジェノール-PB1日2粒総重量660mg(内容量400mg)あたりフランス海岸松樹皮エキス末(プロシアニジン60%)60mg、ビタミンC 40mg、ビタミンE(d-α-トコフェロール)4mg、ビタミンA(ビタミンA効力1,000IU)300μg、セレン30μg 【主要原材料】 フランス海岸松樹皮エキス末、セレン酵母、ビタミンE含有植物油、ビタミンC、ビタミンA 【調整剤等】 オリーブ油、ミツロウ、グリセリン脂肪酸エステル 【被包剤】 ゼラチン、グリセリン