約2年前に大腸がんと診断されました。
がんセンターですぐに手術となり、S字結腸とリンパ節の部分切除を行い、見かけ上はがんがなくなりました。
腫瘍内科医は、抗がん剤の投与を勧めてきましたが、私たちは副作用が嫌なので拒否して過ごしていました。
手術から約半年後、CT検査で影が見つかり、MRIによる精密検査で肝臓に2個の転移がんが見つかりました。
担当医は、肝臓の手術を勧めてきましたが、私たちは手術を拒否しました。
担当医はかなり驚いた様子でした。
私たちは、遠隔転移の肝臓がんを手術しないで、もっと言えば、抗がん剤も放射線もしないで、自然療法によって治そうと決意していたのです。
がんセンターの標準治療から離れ、がんセンターでは定期的なCT画像検査のみを受けることにしたのです。
標準治療から離れることを決めた主な理由は以下のようなものです。
理由1:遠隔転移の肝臓がんは、既に全身にがん細胞が撒き散らされている可能性が高いので、現在見えているがんを切除しても根本的な治療にはならないと考えられること。
がんの手術は侵襲の程度が大きく、健康被害が深刻になります。
特に、肝臓の手術ではダメージは大きいと考えられるし、一度がんを切除しても、再発する可能性が高いのでは、無駄な手術になり得るし、更に、手術を繰り返すのでは、更にダメージは大きくなり、寿命を縮める結果になると考えたのです。
理由2:そもそもがん細胞は健常人でも毎日数千個も発生しており、それらはすべて免疫システムによって退治されているという公知の事実があること。
それゆえ、健康な免疫力を回復すれば、どのようながんでも自己治癒能力によって治癒させることが可能になると考えられること。
がん細胞は普通10年以上の年月を経て、検出できる程度まで成長します。
がん細胞自体に免疫からの攻撃を無力化するシステムが備わっており、徐々に成長を続けるということなのです。
しかし、免疫力を無力化するがんの免疫無力化システムを破壊できる可能性があることが実際の多くの事例で分かってきています。
最近の免疫チェックポイント阻害剤のような人為的な治療によってがんの免疫無力化システムを破壊する新しい治療が実現しようとしていますが、まだまだ、完全にがんを制圧できる見通しは立っていません。
人間が本来的に持っている自己治癒力の中に、がんの免疫無力化システムを破壊する能力が備わっていると考えられるのです。
この人間が本来的に持っている素晴らしい免疫パワーを最大限活用することによって、現実に、現代医療の一切の治療を受けることなく、劇的にがんを退治した事例が数多くあることが分かりました。
しかし、がんセンターの医者はそのような事実を認めません。
標準治療の一点張りですね。これでは、私たちは標準治療を拒否する以外に選択肢は無かったのです。
理由3:がんの手術のエビデンスに疑わしい点があること。
手術をした場合、5年生存率が50%くらいだと担当医は言いました。更に、治療をしなければ、生存率は0%だとも断言しました。
この担当医の言葉を聴いて、私はウソだと思いました。
治療した場合の5年生存率が50%くらいというのは本当でしょう。
しかし、治療しない場合の生存率が0%というのは明らかにウソでしょう。
治療の有無によって生存率がどのようになるかを正確に知るためには、ランダム化比較試験をしなければならないです。
ランダムですから、恣意的な選択はあってはいけません。
多くの患者にくじを引かせて治療するグループと治療しないグループに分けて5年後の生存率を比較しなければならないです。
こんなことが可能でしょうか
まず、不可能です。
治療しないグループの患者は治療したくてもできないのです。
逆に、治療するグループの患者は治療を拒否できないのです。
こんな患者の意向を無視した実験が許されるはずはありません。
ですから、治療しなければ生存率0%というのはエビデンスが無いはずです。
担当医が勝手に憶測で断言しただけです。
おそらく、治療を受けさせようと意図して言った脅し文句なのでしょう。
このように、がんセンターの医者は平気でウソをついて自分たちの治療を勧めてきます。注意が必要ですね。
自然療法を選択した結果、遠隔転移の肝臓がんは成長を停止し、CT検査でも腫瘍マーカーでも全く問題ない状況です。
次は1年後のCT検査を予約して意気揚々と帰ってきました。
自然療法を選択して本当に良かったと確信しています。