腸内環境を良くするために                     井村 政子


最近は腸活が流行り、ヨーグルトや甘酒をはじめとする乳酸菌食品を積極的に取る人が増えてきました。

菌の種類もインフルエンザやピロリ菌に良いなど、機能別菌がどんどん出ています。

 

最近はヨーグルトなどは夜寝る前に取った方が良い、ホットヨーグルトにした方が良いなど、色々言われることも変化しつつあります。

 

でも、本当に乳酸菌を取ると腸がきれいになり健康になるのでしょうか

 

腸には免疫細胞の70%が存在している

腸内環境がこれだけ重要とされているのは、免疫細胞の60%~70%が腸内に存在していること、

そして、今まで骨髄で作られているとされていた血液が実は腸で作られているのではないかという「千鳥学説」や脳腸相関の考えが広まってきたことが大きいと思います。

 

免疫力が高ければ、病気にはなりずらいですよね。

 

そして、栄養素を全身へ運んでくれる血液が健康であることが、臓器の健康に繋がります。

 

腸と脳が関係しているなら、脳のために腸もケアしたくなります。

 

 

「人は食べた物で作られる」の仕組み

人は食べたもので作られる・・・という有名な言葉がありますが、これは具体的にはどういうことなのでしょうか

 

「人は食べた物で作られる」この仕組みは… 食事→栄養→血液→細胞→臓器→体質

 

 

①食事をする

②唾液や胃酸で食べ物を細かくし、腸に吸収できる大きさに分解する

③小腸で吸収された栄養素が血液によって全身に運ばれる

④栄養素は細胞に行きわたり、

⑤細胞が臓器になります

⑥臓器の集まりが人間で健康状態がきまります。

 

腸が汚れていれば、栄養素はうまく吸収されません。

重要とされている酵素も、食べ物を分解する時に必要ですし、ビタミンやミネラルも代謝の手助けに必要です。

 

全ての栄養素が過不足なく、バランスが取れている時に、人は健康な身体を維持できるのです。

身体に何か足りたい栄養素があれば身体は教えてくれます。

 

ビタミンが足りなければ肌に現れるかもしれませんし、たんぱく質が足りなけば鬱的思考になるかもしれません。

 

私は便秘の場合、いつもより多く食べてしまいます。

 

便秘でお腹が苦しいから食欲が落ちるかと思えばその逆で、身体が栄養素を欲するためいつもよりも食べようとするのだと思います。

腸で栄養をうまく吸収できないんですね。

 

面白いように、便秘が改善されると食欲は落ち着きます。

 

 

食物繊維と腸の関係

腸の健康を考えた時に食物繊維をしっかりとることを目標とされている方も多いと思います。

食物繊維の一日の基準値は男性20g、女性18gです。

 

男女ともに基準値には足りていません。

そしてこの数値は最低の基準であり、より健康を求めると25gは取っていただきたいのです。

 

食物繊維摂取量の減少はお米離れが原因とされています。

昭和40年代は年間の1人当たりのお米の消費量が118.3㎏だったものが、平25年には56.9Kgと半分まで減少しています。

 

 

和食にした時の食物繊維の量

玄米ごはん1膳(160g)2.24g

お味噌汁(わかめと豆腐)1.14g

納豆3.35g

きんぴらごぼう2.73g

煮豆6.56g

合計16.02g

 

1食でこれだけの食物繊維が取れてしまいます。

この他にもお果物やサラダも食べると思いますので、より健康になるために食物繊維量をクリアしてしまします。

 

実は小腸には病原菌を吸い込むブラックホールがある

全身の免疫細胞の60%~70%が腸に存在するといいましたが、その免疫細胞がよりパワーアップするための場所があります。

 

それがパイエル板です。

 

小腸が絨毛で覆われていることはご存知だと思います。

 

その絨毛と絨毛の間に、所々絨毛がなく平らな場所があります。

それがパイエル板と呼ばれ、ブラックホールのように、外から侵入してきた病原菌やウイルスを吸い込み、全身に敵が侵入してきたことを伝えます。

 

スムーズにブラックホールに敵が入るように手助けをしてくれるのがM細胞です。

そして、パイエル板は病原体をブロックする抗体を作り出す場所でもあります。

 

パイエル板の下にはマクロファージーがいて、このマクロファージーが免疫細胞のT細胞やB細胞に命令し、一番適した免疫物質を出動させます。

小腸には敵を外敵を吸い込むブラックホールと免疫物質製造工場があるんです。

 

つまり栄養は小腸の絨毛で、病原菌はパイエル板で吸収されているのです。

小腸は凄い働きをしていますよね。

 

乳酸菌もパイエル板を通り、効果が発揮される。

乳酸菌は腸内細菌のエサになりますが、パイエル板の下のマクロファージのエサにもなります。

 

マクロファージは白血球の一種で、死んだ細胞や細菌を捕食するため「スカベンジャー(掃除屋)」と言われています。

マクロファージにしっかりとエサを食べさせれば、元気に活躍してくれます。

 

そのエサとなるのが乳酸菌です。

 

口から入った乳酸菌はパイエル板を通過するくらいまで分解され吸収されます。

実はこの時、生きた乳酸菌はパイエル板を通れないそうです。

 

なぜかと言うと、生きている菌同士で集まる性質があり、分子が大きくなってしまい、パイエル版を通過できなくなってしまうのです。

 

死んだ菌はそのままパイエル板を通りマクロファージのエサになります。

乳酸菌は腸内細菌のエサになるのはご存知の通りです。

 

生きた乳酸菌でなくては意味がないというわけではなく、死んだ乳酸菌でも大丈夫と言われるのはこのためですね。

 

腸が汚れていたら病原菌をキャッチできず免疫細胞が働かない

もし便で小腸がいっぱいならどうでしょう。

 

食べ物を食べ、栄養素を絨毛から吸収したくても便が邪魔で吸収できません。

栄養素を吸収できないということは、全身に栄養が回らず、臓器が栄養不足になります。

 

栄養不足になった臓器は病気になります。

 

そして、病原菌が入ってきても、パイエル板に病原菌が入ってけず、そのまま菌やウィルスが体中をめぐります。

パイエル板の下にいるマクロファージはどうでしょう

エサがなく活躍できません。

 

ですから、腸内環境を整えなくてはいけないのです。

腸内が汚れたままでヨーグルトなどの乳酸菌を摂取しても、効果が半減してしまいます。

 

デトックスをした状態で、乳酸菌を摂るのが効果的なのです。

 

乳製品のヨーグルトが腸に良くない理由。

腸は太る!

腸を太らせる腸に悪い食べ物とは

驚くことに、腸は太るのです。

脂質の多い食事をしていると、腸に脂がつきます。

 

腸に脂が付けば、便秘と同じように、栄養素が吸収できず、免疫機能も働かないのです。

 

<腸を太らせる食べ物>

お肉

牛乳

チーズ

ヨーグルト

アイスクリーム

ケーキ

クッキー

ファーストフード

 

腸のためを思ってヨーグルトを取っていても、結果脂質が過剰になり腸が太り腸内環境が悪くなるという、残念なことがおこります。

ヨーグルトが好きで食べたい場合は食事全体の脂質量を考えて食べて下さい。

ちなみに一日の脂質の摂取推奨量は20g~30gです。

 

<パンが朝食の場合の脂質量>

 

ヨーグルト120g 3.6g

食パン(6枚切り)  3.5g

バター(12g)  9.72

ハムエッグ     11.08g

サラダ        0g

カフェオレ     3.24g

 

合計31.14g

 

 

その他気になる脂質量

アイスクリーム(200ml)   11.2g

チーズケーキ           24.36g

クッキー(1枚11.25g)    2.44g

フライドポテト(Mサイズ)     22g

てりやきバーガー  32.3g

 

 

美味しい物には脂質がつきものです。

腸が太るということは、もちろん皮下脂肪や血管にも脂肪がつくということです。

 

良質で適量の脂質は健康維持に必要ですが、どうしても脂質は過剰になってしまうので、気を付けてください。

 

ひたすら乳酸菌をとる前に食物繊維を意識した食生活を!

腸内細菌のエサになる乳酸菌はもちろん大切です。

しかしその前に腸をきれいにしなくては乳酸菌の効果は半減です。

 

食物繊維は単に便の量を増やし、お通じをよくするだけではなく、腸内細菌による分解・発酵を経てエネルギーになったり探査脂肪酸に変化して様々な生理作用をもたらしたりと、次々と健康機能が明らかにされ注目されています。

 

 

より健康を求める場合の一日の食物繊維の必要量は25g。

もし重度の便秘であればそれ以上取り、どれくらいの食物繊維の量が自分にとって必要なのかをご自分で観察することが大切です。

 

必要量はあくまで目安であり、栄養素の必要量は人それぞれなのです。

腸は細胞の中でも生まれ変わりが一番早い臓器です。

 

数日あれば腸内の細胞はほとんど、全て生まれ変わります。

まずは明日から、3日~5日、脂質を控え、食物繊維や乳酸菌を意識し摂取する生活を送ってください。

 

きっと劇的に腸が変わることが実感できると思います。

 

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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