【10人に一人の割合で起こる胆石も体温を上げることが大切】
胆石とは胆汁が固まってしまったものですが肝臓で、胆汁(たんじゅう)という脂肪やたんぱく質などを消化を促進するのに必要な消化液が作られています。
胆汁は、肝臓から総肝管という管を通り、さらに胆管を通り、胆のうというところで、一旦、胆汁を貯めて濃縮されます。胆管の長さは約10~15㎝で、太さは0.5~1㎝あります。胆のうの大きさは、長さ7~10cm,幅3~10cm位あり、西洋梨のような形をしています。
食事をすると、胆のうは縮み、貯めてあった胆汁を胆管から十二指腸に出して、脂質やビタミンの吸収を促すのです。
この胆汁の成分が、胆のうと胆管で、固まって詰まってしまったものを胆石と呼んでいるのです。
胆石の発生頻度は高く、日本人の10人に1人は胆石を持っていると推測されています。
私の知り合いに胆石の方がいたので、投稿しましたが、この胆石の原因は、胆石など結石が出来るのは食べ物のせいではありません。ストレスによって交感神経が緊張し、一方の副交感神経の働きが抑制されて分泌、排泄機能が弱くなることが原因だと言われています。
また、交感神経が緊張すると血管が収縮して血流が悪くなり低体温気味になってきます。
排泄が滞ると分泌物、排泄物が濃縮されてしまいますし、さらに、低体温になるとコレステロールやビリルビンも結晶化しやすくなります。液体の温度が下がると物質の溶解率が低下するためです。結石は少しずつ形成されますが、ストレスが長期になるほど大きくなってしまいます。
知らぬ間に無理を重ねたり心労をかかえたり、ストレスには十分に注意が必要です。
意外と多い胆石にも、体温を上げることが大切なんですよ。