胆汁酸で腸美人                         吉冨 信長


胆汁酸に対してもパラダイムシフトが起きています。腸美人になるには胆汁酸の入れ替えが一つのカギとなります。

 

胆汁酸の働きはまず、脂質(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸)、脂溶性ビタミンA,D,E,K、コレステロールなどの重要な栄養素を効率よく吸収するのを助けることです。胆汁酸なくして脂溶性栄養素の吸収はないのです。

 

胆汁酸の生合成にはシトクロムP450という酵素が必要であり、この酵素でコレステロールを酸化して胆汁酸は産生されます。

シトクロムはヘムタンパクの一種で、「鉄」が必須となります。

よって、鉄なくして胆汁酸の生合成はありえません。(鉄の保持が少ない人は、必然的に脂肪分を避けるようになりがちです。)

 

小腸の入り口である十二指腸で胆汁酸は分泌され、脂溶性の栄養素を乳化させます。

これらを乳化させないと、水溶性の消化酵素と混ざらないからです。

ここまでは一般の教科書レベルですが、実は胆汁酸の働きはそれだけではないことが近年の研究で報告されています。

 

この乳化作用こそが胆汁酸の主な働きとされていましたが、これ以外にも重要な作用があることがわかってきたのです。

まず「熊胆」、「牛黄」、「猪胆」という民間薬をご存じでしょうか。(順に、くまのい、ごおう、ちょたん、と呼びます)

これらは動物の胆のうを採取して作られたもので、消化器官系の万能薬として重宝されていました。

今のような研究が進むかなり前から利用されていたのです。

 

そして、胆汁酸の機能は、脂溶性の乳化作用だけでなく、細胞内にある細胞核の受容体と結合することで、

 (1)糖代謝・脂質代謝のエネルギー代謝を活性化する働き、

 (2)中性脂肪の合成を抑制する働き、

 (3)コレステロールを正常に減らす働き、

 (4)ミトコンドリアの細胞膜を刺激し、D2というホルモンを活性化して甲状腺ホルモンを甲状腺以外の組織で産生する働き

  (エネルギー代謝の亢進)などがわかっています。

 

これらを一括りに言うと、胆汁酸はエネルギー代謝を上げていく作用があるということになります。

現に糖尿病治療への臨床応用も行われています。

 

ところが、胆汁酸は腸で消化吸収を助ける働きをした後、約98%が再び腸から再吸収されて肝臓に戻ります(腸肝循環)。

このリサイクルは1日に4~12回も行われるそうです。

そこで問題が生じます。

リサイクル中に腸内細菌の分解によって胆汁酸の組成が変化してしまい、この古い二次胆汁酸が腸内に残ってしまうと、大腸がんのリスクが上がってしまうことです。

 

そこでここから本題なのですが、この胆汁酸を常にフレッシュなものを分泌させ、二次胆汁酸を排泄させていくことが、エネルギー代謝の亢進やアンチエイジングに必要なポイントとなるのです。

二次胆汁酸を排泄させ、フレッシュな胆汁酸を常に生合成させる方法は大きく5つあります。

 ①発酵食品

  発酵食品には胆汁酸の排泄促進効果があります。

 

 ②食物繊維を習慣的にに摂取する

  古くなった胆汁酸をどんどん排出させるポイントは、水溶性食物繊維を多く含む食材を摂ることです。

  たとえば海藻類、こんにゃく、大麦、アボカド、マイタケなどが効果的といえます。

  水溶性食物繊維で吸着し、最後は不溶性食物繊維で押し出すというイメージです。

 

 ③腸を空っぽにする時間が必要

  常に腸の中に食べ物が入ったままであると、胆汁酸が排泄されにくい。

 

 ④タウリンの摂取

  タウリンは胆汁酸を抱合することで、胆汁酸の親水性を高め、胆汁中への溶解度が増し、排泄されやすくなります。

 

 ⑤腸もみ

  胆汁酸を出すには排便が重要となってきます。小腸もみ、大腸もみなどのマッサージで効率よく古い胆汁酸を排泄させます。

 

以上まとめると、胆汁酸は乳化作用だけでなく、ミトコンドリアや核受容体へのシグナル伝達の働きをし、エネルギー代謝を亢進させる重要な作用があります。

 

そのためには、常にフレッシュな胆汁酸を生合成させていくことが肝心なのです。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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