胃酸                              吉富信長


日本では胃酸というとどうしてもネガティブなイメージがありますが、栄養素を効率よく吸収するのに、これほど重要な消化液はありません。

 

消化器官の中で強い酸性のpHを保つのは胃だけです。口腔や大腸は常在菌の分泌成分により弱酸性になりますが、基本的に胃を除く消化管のほとんどがアルカリ性です。

 

そして、ミネラルやビタミンを効率よく吸収するには酸性のpHの中で溶解される必要があります。

この重要な役割を果たすのが胃酸なのです。

※大腸では腸内細菌(特に善玉菌)が分泌する有機酸により吸収を促進させますが胃酸ほどではありません。

 

低胃酸の場合、鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、ビタミンB12などの吸収が低下されることが報告されています。

つまり、どれだけ栄養のある食事を続けても、きちんと溶解・消化されていなければ吸収されることはないのです。

 

現代人はストレスによる胃酸過多も確かに多いですが、同時にこの低胃酸の人も多いと言われています。

では、低胃酸の人はどうやって解決するべきでしょうか。

 

胃酸分泌はガストリンという胃ホルモンの刺激により促進されます。

ガストリンは調理中の香り、匂い、音、視覚によって分泌されることがわかっています。

つまり、台所での調理現場にできるだけ立ち会うということが大切です。

 

さらに、苦味成分、芳香成分(アロマ)、そして辛味成分によっても促進されます(Int J Food Sci Nutr. 2012 Mar;82-9.)。

特に苦味成分にガストリンは反応するようで、これを「bitter reflex」(=苦味反射)と呼ばれています。

こうした反射は、実は消化器の全体的な刺激となり、肝臓、胃、胆嚢、膵臓などの機能を強化することがわかっています。

もちろん、食前や前菜として先に摂取しておくのが効果的でしょう。

 

生姜は胃の働きを促進したという報告があります(Eur J Gastroenterol Hepatol. 2008 May;20(5):436-40)。

他にも、酢の物、ハーブではペパーミント、よもぎ、フェンネル、レモンなどの柑橘類、タンポポ、アーティチョーク、カモミールなども報告されています。

 

胃酸の分泌はその人の栄養状態や健康状態にも左右されますが、低胃酸から回復するまでには、こうした胃酸分泌を促す苦味成分の摂取なども試してみるといいでしょう。

また、お母さんの台所を見たり、匂いを嗅いだり、自分で調理してみるなどの工夫が必要です。

 

交感神経が優位な人は、血管収縮により胃粘膜の血行が悪くなります。

そして、胃壁を守る粘液の分泌量が減少してしまい、胃酸過多に陥る可能性があります。

 

つまり、胃酸過多は粘膜の粘液減少による原因も考えられるのです。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


旬(ときめき)亭へのアクセス


 

 

 044-955-3061

 tokimeki@terra.dti.ne.jp

 

 旬(ときめき)亭 亭主  たきがみ博士



 

神奈川県川崎市麻生区

百合丘1-5-19 

   YDM百合ヶ丘ビル 5階

 



☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放