糖質制限食で上手くいかない理由                    池澤 孝夫


~『対症療法として糖質制限が必要な場合』

 

「インスリン分泌能低下型」「インスリン抵抗性あり」の「痩せ型・運動不足型・隠れ肥満型」に「糖質制限・高たんぱく質・高脂質食」を行うと「思わぬ副作用」に遭遇することがあります。

 

「隠れ肥満型」はともかく「痩せ型」と「運動不足型」の場合は「鉄たんぱく質対策」の時点で「失敗」する可能性が高いのです。

「鉄不足」対策を行うと、以下のトラブルに良く遭遇します。

 ・「鉄剤」による「胃腸への副作用」

 ・「鉄剤」を服用しても「フェリチン」が上昇しない

 ・「亜鉛・マグネシウム・VB1不足」の見逃し

 

このようなことが起こる可能性が極めて大きいのにもかかわらず「ブドウ糖代謝」を確実にするための「準備」が整わないうちに「糖質制限・高たんぱく質・高脂質食」を始めることの危険性について「注意喚起」がなされていないことが「第一の問題点」です。

 

次に「たんぱく質不足」対策では

 ・「アルブミン」「尿素窒素」に注目しても「体感」が良くならないか、むしろ悪化する

 ・過剰なたんぱく質摂取」による「追加インスリン」による「高インスリン状態」や「たんぱく質の偏在化」

 ・「脂肪肝」「高脂血症」「高尿酸血症」「肥満」になる

 ・「ChEの低値」「Low T3症候群」「副腎疲労症候群」が改善しない

などのトラブルに遭遇します。

 

「インスリン分泌能低下型」はもともと「グルコジェニックが得意の体質」です。

それが「過剰な糖質過多」で「インスリン抵抗性」が起こっているののですが、空腹時の検査だけでは「様々な異常」が見逃されてしまいます。

 

「HOMA-β(インスリン分泌能)」「HOMA-R(インスリン抵抗性)」は「全く正常」なのですが、「糖負荷試験」を行うと

「インスリン分泌指数(Insulinogenic Index:I I )」が「0.4未満」になり、

「糖尿病・境界型糖尿病(隠れ糖尿病)」や「機能性低血糖症」と診断されるのです。

 

「インスリン分泌能低下型」では「HbA1c」の数値ににかかわらず「糖負荷試験」は今後の「食事箋」を考えるうえで「参考」になりますので「必須」と考えています。

 

特に「ChE低値」「中性脂肪50未満」は要注意です。

「インスリン分泌能低下型」の「インスリン抵抗性」は「詳細な問診」に加え「体組成診断」「血液検査の所見」「高インスリン状態による身体所見の有無」などを「総合的に判断」して行わなければなりません。

 

このような「専門的な目」でみて「最も理にかなった食事法」を提案しなければならないのですが「スーパー糖質制限食」「MEC食」で語られる内容には「体質の違いによる注意点が欠落している」というのが「第二の問題点」です。

 

「インスリン分泌能低下型」はもともと「たんぱく質に対して節約型」なので「たんぱく質や脂肪を分解する消化酵素」だけでなく「その他多くの代謝に関わる酵素」を産生する能力は小さいと考えなければなりません。

 

したがって「高たんぱく質・高脂質食」による弊害が出やすいと考えるのですが、それ以上に「胃腸がもともと虚弱」という点が「糖質制限食」による「ケト適応」が上手くできない原因と考えています。

 

ケリアン・ペトルッチ著「ボーンブロス食事法」には「骨スープ」を「治療の中核」に据えており「腸の健康を取り戻す」ことが可能です。

 

単に「肥満の解消」だけでなく「痩せ型日本人」の「ケト適応対策」「インスリン抵抗性改善の切り札」になりうる。

「期待」が胸に大きく膨らむのです。

 



インスリン分泌能低下型・インスリン抵抗性ありに対する食事指導      池澤 孝夫


~『高インスリン状態による大きな症状や病気がない場合』

 

「インスリン分泌能低下型」は「グルコジェニック」が得意です。

必ずしも最初から「厳格な糖質制限」を行って「ケトジェニック」にする必要はないと考えます。

 

「鉄・亜鉛・マグネシウム・ビタミンB1不足」に対する対策を行えば「たんぱく質不足」による対策は「当事者の悪い食生活の改善」程度にとどめて「しばらく経過観察」を行うことの方が賢明です。

 

「グルテン過敏症」によると思われる症状であれば「グルテンフリー」と「緩やかな糖質制限」程度で事は足ります。

 

「たんぱく質不足」も毎食「卵とチーズ」+「肉または魚または大豆製品」くらいの指導と「VCサプリ」くらいで経過をみる方がいいでしょう。

 

もちろん「小麦粉」「砂糖」「トランス脂肪酸」への注意は必要です。

 

「食事法での重点指導項目」は下記の6点です

 ・「インスリン負荷になる間食をしない」

 ・「糖質選択」

 ・「たんぱく質のバランス」

 ・脂肪酸の知識とバランス」

 ・「食べる順番ダイエット」

 ・「KK30」

 

「栄養障害」がない場合の「基本的な食事法」では「糖質選択」を行って「総カロリー中20~40%の糖質」で「早朝空腹時のケトン体濃度」が「βヒドロキシ酪酸濃度」で「200μ㏖/L以上」を維持できる程度が望ましいと考えています。

 

この状態であれば「インスリン分泌能低下型」の「インスリン抵抗性改善」のための「間欠的ファスティング」は可能と考えられます。

 ・「朝食は低糖質・低たんぱく質(骨スープ)・高脂質(中鎖脂肪酸)」

 ・「昼食は中糖質・中たんぱく質・中脂質」

 ・「3時に高脂質(中鎖脂肪酸)」

 ・「夕食は低糖質・高たんぱく質・高脂質(長鎖脂肪酸)」

 

上記は「活動量が少ない痩せ型女性」の「一般的な三食主義の場合の推奨食事法」です。

 

目的は「糖尿病の予防」「ガン体質の改善」です。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

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