糖質処理能力が低下                       池澤 孝夫


細胞内に取り込まれたブドウ糖が、その時必要とする「ATP(エネルギー)がミトコンドリアに入り「好気性代謝」によって産生してくれればいいのですが、これまでの述べてきたように「ピルビン酸→アセチルCoA」に至る代謝経路が障害されているために十分量の「アセチルCoA]」がピルビン酸経由でTCAサイクルに入って行かないのです。

 

「インスリン優位」の時間帯では「脂肪酸やケトン体」の酸化は抑制されますので、この時「ATP]」が不足すれば脳はその不足分を補うべく「もっと食べろ」と命令します。

これが「過食」や「糖質摂取過多」の原因になってしまいます。

 

ブドウ糖が前に進まないのに、血液からはどんどんブドウ糖が送り込まれてくると細胞質内はブドウ糖で「飽和状態」になってしまいます。

一部は「乳酸」になりますが、これも限度というものがあります。

一方「グリコーゲン」や「中性脂肪」にもブドウ糖は代謝されて行きます。

 

「グリコーゲン」は一時的に「筋肉や肝臓」にブドウ糖を蓄えるために姿を変えます。

「中性脂肪」は脂肪酸代謝のエネルギー源として皮下脂肪や内臓脂肪として姿を変えて蓄えておくのです。

これらは「インスリン拮抗ホルモン優位」の時間帯でエネルギー基質として使われることになります。

 

大雑把に言えば「食事の中の糖質」は「エネルギー」「グリコーゲン」「脂肪」の三つに代謝されるのですが、これに要する時間は「一食」で「2~3時間」が正常であって、この時間で処理できる糖質量が徐々に減ってきていることが「大きな問題」なのです。

 

「75gブドウ糖負荷試験」を行い末梢の血糖値が「100㎎/dl」付近まで下降しても。依然として「追加インスリン分泌」があるということは、この一連の代謝が終わっていないことを意味します。

依然として高血糖状態であるならなおさらです。

「インスリンのダラダラ分泌」はこのようなブドウ糖の代謝が時間内に終わっていないことを意味するのです。

 

実際の糖質処理能力は「ブドウ糖負荷試験」でインスリン濃度が基礎インスリンレベルまで戻る時間が分かれば簡単に計算できます。

「非糖尿人」では尿にブドウ糖が漏れ出すことはありませんので、計算は楽です。

多くの方が「4~5時間」かかっているというのが実態ですので、1時間当たりの糖質処理能力は「約15~20g」となります。

したがって1食当たりの糖質処理能力は「30~60g」の方がほとんどであると言えるのです。

 

「糖尿病」と診断される方はおおむね「一食当たりの糖質処理能力」が「20g以下」になっています。

 

このような「現実」が起こっているにもかかわらず、こんなことを知らされずに毎食「100g以上」の糖質を摂取してしまっているのです。

「ご飯茶碗一杯」で「糖質は55g」ありますで「普通の食事」ですら「処理能力」をはるかに超えた分を食べることになってしまうのです。

 

そして、これが「インスリンのドバドバ・ダラダラ分泌」の原因になり「体調不調」さらには「生活習慣病」などの原因にもなっていきます。

 

しかし「そもそも論」でいえば「プーファ」によって障害された「ピルビン酸脱水素酵素」から、この一連の異常が始まったこと。

ブドウ糖から十分な「ATP」を産生できなかったことに端を発していることに「気づく」ことが大切です。

 

「糖質摂取過多」は「耐糖能異常」の原因ではなく結果というのはこのためです。

これを取り違えることで「間違った糖質制限」の考え方に「はまってしまっている」という問題提起をいつもしているのです。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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