精神科に子どもを連れてくる親というのは、自分自身が適応能力や対処能力がゼロであることを理解できていません。
だから答えをすべて精神科医に求めるし、薬によって無理やり押さえつけることを好みます。
また指導自体が、すべて社会に従わせることや親に従属させることを前提として行動しています。
子どもはそういうことに敏感ですから、いずれの場合にしろ親を嫌がります。
そしてそのことにさえ気づいてない親だらけなのです。
親子の問題はどこまでいっても親子の問題であり、社会的な問題はどこまでいっても社会的問題なのです。
それを医学が肩代わりしたり精神薬が肩代わりするなどできるはずはありません。
たとえそれが暴力などの刑事的問題であったとしても、それは医学ではなく警察なり司法なりが介入すべき問題なのです。
「子どもは模倣して育つ」と唱える有識者は多いですが、より正確にいうなら「模倣するか、もしくは正反対の行動を取ろうとする」ということなのだと思います。
そういう時、精神科や製薬会社は困っている人に近付き、こうささやきます。
「それはあなたのせいではありません。病気なのですから、仕方ありません」
「でも大丈夫。この薬を飲めば、きっと良くなりますから」
「薬を飲むことを怖がってはいけません。正しく使えば問題はないのですから」
そして、支援を得るためには「障害者」のラベルが有効であると説得するのです。
障害者のラベルがつけば、公的な支援が得られるからです。
このちょっとしたお金やシステムに、ほとんどの人がころっと騙されてしまいます。
この問題を解決するのは、コミュニケーション、そしてコミュニティなどの人間関係や社会関係なのです。
そして、彼らが次に狙うのはひきこもりです。
どうか結果を正直に見てください。
その「治療」とやらで良くなった子どもは、この日本にどれくらいいるのですか?
実例
1. 乳がんの手術後不安を覚え、知人に勧められて精神科へ軽い「うつ」と 診断され薬が増え続け1年、統合失調症と診断され、
入院・退院の 繰り返し、2年後マンションから飛び降り(東京)
2. 高校でいじめられ、不安になり心療内科に行き、薬が増え続けて、「う つ」と診断され、更に増え思考能力低下などが現れ、
家の近くの橋から 飛び降り。(3時半頃に自宅を出たと思われる)捜索願いを出しながら独自の捜索を続けて2週間後に発見(宮城)
3. 父親の自死を体験後、眠れない日が続き、精神科へ行き、薬が増え続け 1年後に1日40錠飲むようになり、部屋の中の布団で寝ながら亡く なり、
検視も行われずに自殺と判断(青森)
軽い不安や眠れないなどを覚えて、
軽い気持ちで精神科に行き、一言話すと1錠薬が増え、
手足が震える症状がでると、手足の震えを押さえる薬が処方されるなどが続き、
精神科に行き、薬を飲めば治ると信じ、年月と共に、
軽い「うつ」から重度の「うつ」や、統合失調症、人格障害などと病名が多くなり、
通常の生活が困難になったり、自死に至る事例が自死者の約7割であることを知ってください。