竹の魅力と出会ったきっかけは、竹を細かく粉砕してできた竹パウダーを野菜作りのための土づくりに活用し始めたときでした。
竹は筍として地面に出てきて1年間で約20mも成長する植物です。その秘められた成長力は、パンダの成長を見れば明らかです。
また竹林には豊富なバクテリア類が存在し、中でも植物性由来の乳酸菌が豊富に存在することが近年明らかとなってきました。
竹の中に存在する乳酸菌を竹パウダーという形で発酵させることでよりその効果を引き出すことに成功いたしました。
その乳酸菌には、抗アレルギー・抗菌・消臭・バクテリア分解等の作用があります。
竹パウダーとは、竹林から伐採した孟宗竹を破砕機でパウダー状に加工されたものです。
まるで【きな粉】の様な状態で、それを見る限りでは、竹だとは思われません。
竹の生息している竹林の土には、乳酸菌や土着菌等のバクテリア類の宝庫です。
竹には成長するために必要な水分を吸い上げる沢山の孔が開いています。
その穴を通じて水分といっしょにバクテリヤ類も、竹の中に吸収されていきます。
それをパウダー状に微粉末化する事によって自然発酵しやすい状態になります。
特に乳酸菌は出来るだけ空気と触れない様な状態で保管すると発酵し始めます。
一定期間発酵させる事で、竹パウダーはオーガニックな野菜作りに適した土壌改良剤となります。
【乳酸菌は土中で善玉菌を活性化させ、腐敗菌や病原菌などの悪玉菌を抑制します。】
野菜や果物の成長が早く、糖度が高くなる、収穫期間が長くなり収穫量が多くなる。
また、病気に掛かりにくくなり、雑草の発生を抑える効果があると言われています。
ところで、あまり知られていないことですが、パンダと竹の関わりは重要な結びつきがあるのです。
聞くところによると、パンダの祖先は800万年前にいたらしく当時は肉食でした。
しかし、厳しい氷河期がおとずれ、雪の中でも青々としている竹を食べることで生き延びることができたのです。
竹は、底知れぬ力があるのですね 。
竹は多孔質と云われます。 顕微鏡写真 を見れば一目瞭然です。
この多孔質がバクテリア類の住処となったり、消臭・浄化効果を上げる事に役立ったり、する訳です。一般的に竹そのものの状態ではこの多孔質が有効に働きにくいです。竹炭にしても有る程度の細かさに砕かないと効果が有りませんし、竹のパウダーは擦り潰している為、孔が潰れてし まいます。
ところが当研究所の竹パウダーは切れ味鋭い粉砕技術でこの孔を壊す事無くパウダー化しているのでその表面積は莫大になっている為、大変有効に作用します。
竹パウダーは、乳酸発酵をさせていますので、すぐにご利用いただけます。
土壌改良材として
① 発芽・発育促進
② 根の張り抜群で成長が促進
③ 野菜の甘みや旨味が増加
④ お花がモリモリ♪ワサワサ
⑤ 連鎖障害にも
⑥ 病気になりにくくなる
⑦ 収穫量の増加につながる
⑧ 土中の雑菌の繁殖を防ぎます
⑨ 竹の消臭効果で、臭いも解消。
そのほかにも
① 畜産・酪農・養鶏の飼料配合材として使います。
② 生ゴミを処理する基材として使用します。
③ 消臭剤として使用できます。
④ 排水の浄化材として使用します。
⑤ 入浴剤として使用します。
⑥ カブトムシ・クワガタ生育用マット材として使用します。
⑦ 歯磨き粉に散布して歯石除去・虫歯予防に使います。
⑧ 石鹸などに混ぜるとスクラブ効果が上がります。
⑨ 発酵熱を活かしての竹パウダー足湯として使います。
⑩ 育毛剤として使用します。
⑪ バイオエタノールの基材として期待できます。
⑫ 壁紙などの建築資材としての使用が期待できます。
⑬ パンやクッキーの中に混ぜて使用します。
⑭ 竹パウダー入り枕として使用します。
⑮ 竹パウダーを活用して繊維化し、生地として使います。
など、秘めたるパワーは未知数です!
竹糠漬け 山口 マユミ
竹の乳酸菌パワーが凄いという事なのでやってみた竹粉と米糠でお漬物。
漬かりが早く、不得意な人も居る糠臭みが無く、さっぱりとしたお味と綺麗な色形のお野菜です。加えてきっと竹の持つ成分が浸透しているのだろうなあ・・
竹パウダーで検索すると販売元は何社かピックアップ出来ますのでご興味のある方は是非なさってみて下さい。誰でも簡単に出来ますよ~♪
竹パウダーから、乳酸菌液育てて使っているけど、米の乳酸菌より、油分が少ない感じでサラッとした使い心地です。
歯磨きとか、お風呂に入れたり、消臭剤にしたり、掃除に使ったりです。さらりとしたのが、好きな人には、オススメだと、思います。
竹パウダーに水いれて、お砂糖と、お塩をいれて育ててます。
竹パウダーの乳酸菌でも、豆乳ヨーグルト作る
豆腐を作る為海水を煮てにがりを作ると副産物で塩が出来ます。其のままだとェグイ塩なので竹の中に入れて焚火で焼いて使います。此れを漬けものに使うと手前みそですが美味しいんです。