社会・生活環境ストレス[化学物質・電磁波過敏症]   あすぷろ実行委員会


東京都目黒区の女性が、化学物質過敏症の人々が集う場を設置した。

この女性は、自宅のフローリングのフロアマニキュア剥離作業が原因で、強度の化学物質過敏症になり、離職(元銀行員)を余儀なくされた。

作業中に多量の化学物質に被曝したのが原因である。

その際、自宅で飼っていた猫も、血を吐くなどの異変に見舞われた。

この猫の名前に由来して、集いの場は、「はなちゃんカフェ」と名づけられた。

 

一般的にはあまり知られていないが、人体にダメージを与える量の化学物質に被曝すると、化学物質過敏症になるリスクが生じる。

たとえば、1995年の地下鉄サリン事件の際に、サリンに被曝したひとの中には、化学物質過敏症になって、現在も苦しんでいる人々がいるという。

 

一旦、化学物質過敏症になると、電磁波にも過敏になる。

その原因は分からないが、事実として、筆者が取材してきた電磁波過敏症の人々の中には、発症前に化学物質過敏症になっていた人も少なくない。

 

われわれの身の回りでは、刻々と化学物質が増えている。

米国のケミカルアブストラクトサービスが付番する新しい化学物質は、年間で100万件にもなるという。

これらの化学物質が相互作用でどのような人体影響を及ぼすかは、ほとんど分かっていない。

化学物質による被曝は、他人事ではなくなってきたのである。

 

化学物質過敏症の治療法について

専門医に受診されている方は良いのですが、発症したばかりや予備軍のうちだと、どこを受診すればいいのかが分からない方が多くいらっしゃいます。

 

化学物質過敏症の方の治療を行うのは、アレルギー科ではありません。

化学物質過敏症はアレルギーとは違う為、アレルギー科医は分からない医師が多い為です。

 

アレルギーとは免疫の異常です。

しかし、化学物質過敏症は免疫と神経とホルモンが異常になる病気なのです。

この3つは、身体にとっては無意識のうちにとても大切な役割を果たしています。

そして、精神的な症状が出る人も多くいます。

化学物質過敏症の方は、一般的なアレルギー科には、化学物質過敏症の診断や治療を求めないで頂きたいです。

 

アレルギー科で化学物質過敏症の診療を行っている医師は、大阪の吹角医師は正しい治療を行ってくださって、患者指導もとても熱心に行ってくださっていますが、それ以外はアレルギー科を主治医とする事はオススメ出来ません。

一般的なアレルギー科では、化学物質過敏症の治療は手に負えないからです。

 

逆に、アレルギー科医の分からない分野を求めてしまうと、迷惑になってしまう事もあります。

理由は様々ですが・・・

〇アレルギーとは治療が全く違います。

〇化学物質過敏症を勉強していません。

〇化学物質過敏症を否定している医師もいます。

〇専門的な検査をする機械がありません・・・。

〇クリーンルームがありません。

〇確実に赤字になってしまいます・・・。

 

だから、どうしても相手にしてもらえないのが現状です・・・。

化学物質過敏症の治療は簡単な事ではありません。

そして、医師にだけ頼っていたら絶対に治りません。

薬物療法だけではない為です。

薬物療法は最終手段として最低限しか行いません。

〇食事療法

〇生活指導(生活環境)

〇栄養療法

〇酸素療法

〇点滴(ビタミン剤)

〇カウンセリング

→問診票20枚

→診察時間30~60分 (検査の他に医師との診察時間)

〇薬物治療

→解毒剤、抗てんかん薬、有機リン中毒薬などを使う場合もあります。

 

人によって違います。

そして・・・

生活用品を安全な物に替えたり、洋服を全て買い換えたり、食生活も自然農法や添加物を使わない物を摂取しなければならずに、生活費が膨大になります。

これはワガママではなくて、治療の為に必要な事なのです。

 

さらに、必要に応じて・・・

空気清浄機(数台)

浄水器などの購入が必要な方がほとんどです。

引越し、避難、転地療法が必要な方もいます。

アレルギー科の医師では、なかなかここまで勉強してくださって指導が出来る医師がいない状況です。

日本臨床環境医学会の学術集会に出席しているアレルギー科医の数でも分かります。

 

さらに、化学物質過敏症の多くの方は電磁波過敏症も併発されて、電磁波の影響により苦しまれている方がほとんどです・・・。

しかし、電磁波に関しては多くの医師がまだご理解をされていないのが実情です・・・。

電磁波過敏症については、検査や診断をする医療機関は、日本では極わずかしかありません・・・。

 

また、アレルギー科を受診して薬物治療を受けた事によって余計に悪化してしまい、食べ物が食べられなくなってしまったり、薬物過敏症になってしまった・・・。という方もいます。

アレルギー科の医師にとっても迷惑になってしまう事もある為に、アレルギー科を主治医とする事はなかなか難しいのが現状ではあります。

 

また、アレルギー科で唯一分かる事は、「化学物質アレルギー」かどうか

有機リン中毒の有無という事です。

〇化学物質のアレルギー

〇化学物質過敏症

〇化学物質の中毒

は違います。

その為に、アレルギー科を受診して、納得しなくても、それは仕方ないと思って頂きたいと思います。

 

化学物質過敏症については、100%は有り得ないのです。

人によって、原因物質、症状、重症度、良くなる為の物、良くなる為の期間も全く違います。

また、患者側としても、どこまで妥協出来るかがとても大切なのです。

現状を分かった上での要求と、単なるワガママとあります。

また、化学物質過敏症だけではなくて、他の病気を併発されている方も多くいますので、他の病気との判別がとても大切なのです。

 

食べ物が合わない・・・

食物アレルギーなのか、化学物質過敏症で食べ物に反応してるのかは全く違います。

ごちゃ混ぜにする人が多いのですが、食物アレルギーは生命に関わる為に判別はとても大切です。

色んな症状が出る・・・

それぞれを受診して、他の病気であれば、治療が必要な場合もあります。

特に、命に関わる病気があれば、そちらの治療を優先しなければならないのです。

どんな時でも、生命の維持が一番最優先と考えて頂きたいと思います。

 

特に、重症な方だと、何も食べられない、何も飲めない・・・。

という方もいます。

栄養素の摂取が出来なければ・・・体力も落ちます。

免疫力も落ちます。

 

それによってさらに悪化する事も多くあります。

何も食べられない、何も飲めない・・・というのが何日も続けば、それだけで生命の危機に侵されてしまいます・・・。

 

その場合は、医療機関に行く事によって化学物質過敏症が少し悪化したとしても、生命維持を最優先しなければならない事もあります。

キチンと受診していないと、これらも分からなくなってしまいます。

化学物質過敏症の方は、必ず専門医の受診をして、正しい治療をして頂きたいと心から願っています。

それだけ、化学物質過敏症という病気は難しい病気であります。

 

逆に言うと、簡単ではありません。

医師に頼ってばかりでは治りません。

本人が自覚して、勉強して、考えて、改善や対策の努力をして試行錯誤して自分に合う方法を見つけて行かないと治らない病気だからです。

それで、発症されたみなさんは苦労しています・・・。

化学物質過敏症という病気を解明したら、ノーベル賞レベルと言われていて、アメリカから心臓外科医が日本へ学びに来ているぐらいの高いレベルの病気なのです。

なぜ医療が遅れている日本にアメリカの心臓外科医が学びに来るのでしょうか。

 

この病気を甘く見たら、それだけつらい思いをしてしまいます・・・。

それだけ患者さん達は苦しんでいます。

良くなる人には、良くなる理由が何かあります。

良くならない人には、良くならない理由が何かあります。

改善しない、変わらない・・・という方は、周りを見直してみてください。

良くならない原因があると思います。

そして、まずは疑わしいと思ったらQEESIをしてみてください。

月1ぐらいのペースでQEESIを自己診断として行って、治療法を検討してください。

 

例えば・・・

〇シックハウスを発症した家に住んでいたら、なかなか良くなりません。

〇農薬に反応する方が、慣行農法(農薬を使用している)農産物を食べていたら、なかなか良くなりません。

〇排気ガスや農薬散布の多い地域だと回復しにくい場合があります。

〇発症した職場で働き続けると回復しにくい場合があります。

〇ご家族と同居していたら、ご家族の使う物も協力してもらわないと、毎日曝露し続けていたら、なかなか良くなりません。

 

現在の状況について、良くなる理由と、良くならない理由を、書き出してみてください。

 

どうするかを決めるのはご自分です。

良くなる人は、早い人で半年~1年ぐらいで「良くなって来た!」と実感が湧きます。

発症してから長いのに

良くならない・・・

悪化している・・・と感じている方は、悪くなる理由が多い、または良くなる理由が足りないのかも知れません。

悪化していないうちや予備軍の方は、何らかの症状が出ていても「出来る範囲で・・・」と思われる方が多いのですが、そこが要注意なのです。

一気に徹底して対策・改善をしないと、確実に化学物質が蓄積して行きますので、徐々に悪化してしまうのが、この病気の怖い所なのです。

 

また、専門医だけではなくて、精神科医との連携も必要と専門医は話されています。

さらに、将来は脳の病気として解明されて行くだろう・・・と専門医は話されています。

化学物質過敏症の方が多く服薬している、タチオンという解毒薬は認知症の人も服薬している人もおり、認知症の治療にも効いている人もいるそうです。

日本では、診療をしてくれて、正しい診察をして、診断書を書ける医師はほんの数名しかいないのが現状です。

本当に治療をしたい気持ちをお持ちの方は、日本国内なら遠くてもどこにでも行って通院をしているのが現状です。

 

最後になりますが、専門医を受診する事がなぜ必要か

〇正しい治療を受ける。(これが一番です。)

〇薬物過敏症や電磁波過敏症まで理解している。

〇診断書や意見書などを書いて頂ける。

〇障害年金を受けられる。

〇診断書を見せると、身近の今まで理解してくれなかった人が理解してくれる。(家族、親戚、友人、学校、職場、近くの医師など)

〇近くの医師に、手紙を書いてくれて、指示を出してくれる。

〇他の病気になって治療が必要な時に、手紙を書いてくれて対応方法など指示を出してくれる。

〇裁判に協力して頂ける。

〇電話診察が受けられる。(医療機関による)

〇医師の患者教育が受けられる。(医療機関による)

〇キチンとした検査が受けられる。(医療機関による)

 

日本全国のどちらの専門医を受診するかはご自由です。

それぞれの先生のお考えも治療方針も治療法も違います。

発症しない事、悪化しない事、早めに良くなる事を願っています。

また、化学物質過敏症は治る病気ですが、再発もする病気ですので、上手に病気とお付き合いをする事が大切ですね。     

 

環境 

化学物質に多く触れる機会が多いほど、発症の可能性が高くなる。

 

体調

ストレスが溜まった状態にいると、抵抗力が落ち、様々な病気を引き起こす原因になります。その一つに、化学物質過敏症があげられます。

 

体質 (遺伝子)

まだ研究途中で正式な公表はされていませんが、遺伝子による体質が注目されています。

体内に入った毒素(化学物質)に、血液中に含まれる酵素が大きく関与されているという説です。

その酵素に関係する遺伝子の働き方により、化学物質過敏症になりやすい人がいるという内容です。

 

なぜ発症してしまうのか

多くの場合、花粉症などアレルギーの発症の仕組みと同じように、コップに例えられています。

花粉症は花粉というアレルゲンを受け入れる体内のコップがいっぱいになった時、発症します。

  

化学物質過敏症も化学物質に触れ続けた結果、その化学物質に対する体内コップが一杯になり、リミットを超えた時から発症すると言われています。

 

個人的にはコップよりバスタブのイメージが近い気がします。

化学物質は蓄積されるだけではなく、体は排出を行っています。

 

排出量を上回る摂取をし続けた結果、バスタブから水があるれてしまったのが化学物質過敏症という訳です。

 

摂取する化学物質を少なくし、食事などで蓄積した化学物質を排出しやすい体質を作る事で、症状を緩和していくことができます。

その苦労はとても大変ですが、全く治る見込みのない病気というわけでもないのです。

 

化学物質過敏症は発症し悪化すると、それ以前の体質に戻すことが困難な病気です。

発症の引き金になる化学物質が1種類でも、化学物質過敏症になると多くの化学物質に反応するようになります。   

 

例1

新しく家具を買ってから気分が悪くなったが、その場を離れると改善するのでそのままにしておいた。

気がつくと今まで使っていたシャンプーやリンス、化粧品の匂いで目やのどが痛くなったり、気分が悪くなるようになってしまった

 

これは家具に含まれる化学物質にさらされた結果、化学物質過敏症を発症した事になります。

一度こうなってしまうと、家具だけではなく、反応してしまう生活用品全てに気を配った生活になります。 

 

例2 

オフィスが完全に分煙されていないため、日頃から目やのどの不快感を感じていた。

ある時から吐き気やめまいなどを感じるようになり、わずかなタバコの煙でも仕事ができないほどの体調不良を起こすようになってしまった。

これもタバコに含まれる化学物質により、化学物質過敏症になってしまった事になります。 

 

重度の化学物質過敏症になると日常に化学物質があふれているため、外出時も自宅にいる時も多くの苦労を伴います。

 外出時

歩きタバコをしている人とすれ違った

香水を付けた人とすれ違った

交通量(排気ガス)の多い道に近づいた

香料入りのガムを噛んでいる人が近くにいる

気軽に飲食店に入ることができなくなります。

禁煙の店を選んでも、香水を付けた人が近くに座ってるだけで辛くなります。

買い物に行っても買いたい品物の近くに芳香剤売り場があった場合、その匂いで近寄れません。

美容室に行くのにも苦労します。

 

 家の中

窓を開けると、近隣の洗濯物の匂いが入ってきた

近隣の部屋のベランダで喫煙している人がいる

購入した新聞、雑誌のインクの匂い

 

家の中から化学物質を追い払ったとしても、近隣の環境により思うように窓を開けることさえできなくなります。

雑誌を読むのも苦労する生活になります。

これらは生活の中で苦労するほんの数例です。

 

ただ、全ての人が同じようになるわけではありません。

病状はとても個人差が大きく、進行具合も違ってきます。

 

テレビなどの特集を見ていると、かなり重度の患者さんのケースを扱うことが多いため、一部の人だけが発症する重病というイメージが感じられる事があります。

 

誰にでも発症する危険があり、症状の程度は様々です。

タバコや香水だけという人や、特定の殺虫剤にひどい症状が出る人もいます。

 

化学物質過敏症の進行の仕方

 

警告期: 初期症状が現れる 

化学物質に接すると、自律神経が不調になり、血圧や神経活動に変調をきたす。

体調を崩すものの、一過性のレベルですぐに回復する。

この段階で化学物質が原因の不調と気づけることは少ない。

 

マスキング期: 蓄積されている状態 

マスキングとは、症状が分からないように覆われている(マスクしている)状態の事。

化学物質が蓄積し続けているにもかかわらず、改善したように思える。

体が体調を取り戻そうとして、化学物質と闘っているのです。

 

器官衰退期: 化学物質過敏症の発症

蓄積した化学物質に体が耐えきれなくなり、化学物質過敏症を発症。

多くはこの段階で、化学物質過敏症という病気に気づく事になります。

 

他の病気の併発など: 化学物質過敏症の進行

一度発症すると、あらゆる化学物質に反応するようになります。

他のアレルギーを起こしたり、ストレスから様々な病気を併発することもあります。

 

化学物質過敏症の症状は様々です。

個人差がとても大きく、同じ化学物質に触れても症状は人それぞれ違います。

 

 

感覚器、皮膚にでる症状

目 涙目、ドライアイ、かすみ(ピント調節障害)、疲れ目、充血、結膜炎、チカチカする、視力低下

鼻 鼻水、鼻の詰まり

口、のど 痛み、乾き、味覚異常、咽頭痛、気道の圧迫感

耳 耳鳴り、難聴

皮膚 赤み、かゆみ、発疹(じんましん)、むくみ、皮膚炎

 

全身・自律神経にでる症状

循環器系 動悸、息切れ(呼吸困難)、血圧の変化、胸部痛

消化器系 吐き気(嘔吐)、食欲不振、腹痛、下痢、便秘

神経障害 めまい、発汗異常、集中力低下、不安神経症、倦怠感、不眠、鬱症状、 頭痛、けいれん、バイオリズムの変調、イライラ、疲労感、ほてり

その他 発熱、寒気、指先の震え、関節痛、月経異常

これらの症状が一度に出るわけではありませんが、複数の症状を伴うケースが多くみられます。

 

化学物質過敏症の診断基準

個人差が大きすぎるため、はっきりとした定義は決まってしません。

国や行政により異なります。

アメリカでは、以下の6つが主な診断基準とされています。

症状に再現性がある。

健康障害が慢性的である。

過去には平気だった量や、一般的に耐えられるとされている量でも症状が出る。

原因となる化学物質を排除することで症状が改善する。

多種類の化学物質に対して症状が出る。

症状が他種類の器官にわたる。

 

シックハウス症候群の診断基準

シックハウス症候群もはっきりとした定義は決まっていません。

化学物質過敏症と大きく違う点は、以下の点になります。 

 

換気をしない状態で建物内にいたときに、症状がでる事が多い。

特定の場所で発症し、 その場所を離れると改善する。

化学物質に汚染された建物内の空気が原因でおこる病気の総称です。

 

厚生労働省は2004年に傷病名として「シックハウス症候群」を認定しました。

国から正式に病気として認められた事になります。(化学物質過敏症は、未だに保留されています)

 

化学物質過敏症と混同されがちですが、分けて考えられています。

シックハウス症候群が進行すると化学物質過敏症になるというデータもあるため、早めに対処がすることが薦められます。 

 

> 化学物質過敏症とシックハウス症候群との違い

 

シックハウス症候群になりやすい環境・原因

・新築の住居への引っ越し

・リフォーム(壁紙、塗装工事など)

・家具、カーテン、カーペットの購入

・害虫駆除をほどこした

・ワックスをかけた

 

使用されている塗料、接着剤、防虫剤などに含まれる化学物質が揮発して建物内の空気を汚染し、引き金となる。

 

> シックハウス症候群の原因

 

問題点

化学物質過敏症と同じで、医師に相談しても個人差が大きいため判断がつきにくく、シックハウス症候群と診断されないケースも未だに多い事です。

正確な診察は専門病院に限られています。

 

> 病院について 

化学物質が存在し、換気のされていない閉鎖された場所であれば発症の危険があるため、原因を特定するまでに時間がかかる場合が多い。

症状が重い場合は自宅を離れなければならないこともあります。 

 

学校でも被害の報告があがっており、シックスクルーとして問題視されています。

新築の学校でなくても、床ワックスや教材に潜んでいる可能性があります。

 

海外では

シックハウス症候群を英語で言うと[シック ビルディング症候群 (sick building syndrome)]となります。

アメリカで1980年代に特定のビルで働く人に健康被害がではじめ、社会問題になりました。ビルが主な発生源だったため、シックビルディングという呼び方をされます。

 

日本ではハウス(家)、欧米ではビル(オフィス)の理由

日本はビルの室内空気環境についての規制があり、欧米に比べるとオフィス内の換気が配慮されていました。

 

一般住宅にはこの規制が当てはまらないため、住宅の建築スタイルが欧米化し、締め切った部屋で換気(すきま風)などがない状態の住宅が多くなり、欧米ではビルで出ていた症状が日本では住宅で出るようになってしまいました。

 

オフィス環境の規制について:ビル衛生管理法

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」というものがあり、通称「ビル衛生管理法」と呼ばれています。

2003年に室内空気環境の規定が見直され、「ホルムアルデヒドの濃度基準」が追加されました。

 

化学物質過敏症やシックハウス症候群は 原因を排除することが最大の治療になります。   

逆に原因を排除しない限り、難しいと言えます。

 

問題点

原因を排除するまでに問題が伴う 原因を排除さえすれば軽減しますが、そこに至るまでに化学物質過敏症特有の難点があります。

原因の特定が難しい

原因が複数存在する 

原因が判っても対処が難しい

住宅の基礎部分が問題の場合、大がかりな作業が必要になり負担がかかる

タバコや香水など、自分以外に原因がある場合がある

周囲の理解が必要になるなど

 

まずできることを考える

原因探しと言っても、手探り状態で判らないことが多いと思います。

できる事から始めることで、少しでも症状を悪化させないようにするのに役立ちます。

既に空気中に

拡散された化学物質へ

換気をする

空気清浄機の設置 (有害化学物質を分解できるタイプ)

観葉植物を置く

 

日用品への配慮

化学物質製品を減らす (普段使っている シャンプー・リンス、洗剤などの見直し)

体質強化 食事

サプリメントを服用する

水分を多く取る

刺激物を控える

添加物の多い食品を避ける

 

運動

運動療法 (汗をかいて代謝を高める)

温熱療法(半身浴)など

精神的な支えを持つこと

 

色々と苦労を重ねても、改善の兆しが見られないケースも多いです。

周囲からも理解されにくい事もあり、体調だけではなく精神的にもまいってしまうこともあります。

ストレスが多くなると症状も悪化しやすくなり、悪循環にはまってしまいます。 

 

重度の場合は、化学物質過敏症を扱う専門病院で診察してもらうのも1つの方法です。

相談できる人がいるということは、とても支えになります。

診断して病状をはっきりさせることで、周囲の理解も得られやすくなります。 

 

> 病院について 

化学物質過敏症は多くの場合、長期戦になります。

なるべく1人で悩まないようにすることが大切です。

 

 




  

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