皮膚は、身体全てを包む臓器。
そして自己と外界の境界線でもあります。
でもそれだけではありません。
皮膚は外部から様々な情報を受け、その情報を身体の中に発信し、環境の変化に対して身体が適応できるようにしているのです。
皮膚の働きとして
○バリア機能…身体の外からの刺激(紫外線・乾燥・ほこりなど)から身体の中の水分や諸器官を守る。
○分泌・排出機能…余分な物質(老廃物・重金属)を汗として排出。
○経皮吸収機能…外界から薬剤などを吸収
○体温調節機能…外部の温度を伝わりにくくする。血流の調節や発汗を行い体温を一定に保つよう調節。
○感覚機能…身体の外の情報を感知。温・冷・触・圧・痛などの刺激を脳に伝える。
○免疫機能…侵入した異物や細菌などを排除して、身体を守る。
皮膚は「光」を感じる。
皮膚は「色」を認識する。
皮膚は、電池でもあり、センサーでもある。
表皮は「感じる」だけでなく「考えている」のかもしれない。
表皮は電氣システムである。
表皮細胞は電波を発信している。
皮膚って面白いですね。
外部の情報を感じながら、内部からの情報も発信しているのではないでしょうか。