白砂糖は危険なのか                        井村 政子


白砂糖=体に悪い物。ということが世間では認知されるようになってきました。

健康に気をつけている方であれば、もちろん白砂糖の摂取をしないように気をけていらっしゃると思います。

 

これでもまだ取りますか

 

なぜ白い砂糖は健康に悪いのか。漠然と「白砂糖は悪い」という知識だけでは、白砂糖の摂取はやめられない。

砂糖の原料は主にサトウキビやビート(大根)から作られています。

原料そのものにはビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますが、高度な精製技術により、ビタミン、ミネラルを根こそぎ剥ぎ取ってしまいます。

本来サトウキビやビートは真っ白ではありません。

 

お砂糖の作り方について調べたところ、最初にご紹介する薬品を使っているという説と農畜産業振興機構さんのように、純粋に不純物を取り除いたという説がありました。

 

ただ、どちらの過程においても、事実は不純物が取り除かれ、ビタミンミネラルなどの栄養素はないということです。

 

(1)白砂糖が大量の化学物質や漂白剤などで白くされているという説。

最初の精製で汁が不純物を取り除くために濾過され、その後化学物質で精製処理されます。

 

その化学物質とは苛性ソーダ(強アルカリ性)と硫酸(強酸性)を用います。

糖蜜はさらに精製の過程を経て徐々に色が薄くなります。

精製の第一段階では、焦げ茶色で湿り気がありますが、加工を重ねる毎に色がどんどん薄くなり、乾燥して最後に粒の細かい純白の結晶ができあがります。

 

(2)農畜産業振興機構さんのHPに載っていたお砂糖の作り方。

砂糖が白いのは漂白や化学物質を使っているのではなく、石灰乳と炭酸ガスを使い、イオン交換装置で不純物や着色物質を取り除き、遠心分離機で結晶と糖液に分けるというものです。

 

 

砂糖の成分から体への影響を知る。

砂糖の主成分はショ糖(スクロース)。

ショ糖(スクロース)=ブドウ糖(グルコース)+果糖(フルクトース)

 

ブドウ糖(グルコース)

ブドウ糖は胃腸で消化され、エネルギー源としてあらゆる細胞が利用。

炭水化物を食べるとからだの中で分解されてブドウ糖になりますのでお馴染みの成分だと思います。

 

果糖(フルクトース)

果糖は肝臓へ運ばれグリコーゲンとトリグリセリドに分解されます。

このトリグリセリドとは、中性脂肪のこと。

そして、ブドウ糖に比べ開環率が高く(約10倍も糖化反応に使われやすいため)、生体への毒性はグルコースよりも遥かに高い。

 

 

糖化反応によって発癌性物質の前駆体であるアクリルアミドが生成する。

糖化はアンチエイジングだけの問題ではなく糖尿病、心臓病、アルツハイマー病、癌、末端神経障害、難聴、失明などの重大な健康被害を及ぼします。

 

このように、ブドウ糖と果糖の消化のプロセスは違います。

 

白砂糖の過剰摂取は心身にどのような影響をもたらすのでしょうか

虫歯や骨阻喪症の原因!白砂糖は骨や歯や血管に蓄えられたカルシウム(Ca)を奪っていく

 

人間の体は基本的に健康な状態であれば、弱アルカリ性です。

砂糖は酸性食品です。

そのため、酸性食品である砂糖が大量に体内に入ると、中和するために体内のミネラル分が使われます。

この時、最も多く消費されるのがカルシウムなのです。

 

カルシウムは体内の骨や歯を溶かして供給されます。

これが甘いものを摂ると虫歯になったり骨が弱くなる理由の一つです。

 

 

ビタミンB1欠乏症になり様々な不定愁訴を引き起こす

糖類は体内で分解される時にビタミンB1が必要となります。

 

砂糖にはビタミンが含まれていないのでビタミンB1の摂取量が少ないと欠乏症を起こし、

鬱、疲労、眩暈、貧血、頭痛、浮腫、湿疹、脂肪肝、心疾患、呼吸器病、記憶障害といった様々な症状を招いてしまいます。

 

 

肥満や心臓病を始めとする生活習慣病になりやすい

果糖の説明でもしましたが、果糖は肝臓へ運ばれグリコーゲンとトリグリセリドに分解されます。

このトリグリセリドが中性脂肪です。

 

ブドウ糖についても、使われないブドウ糖は脂肪となり蓄えられるので肥満につながります。

また、脂肪の体内吸収を阻止するカルシウムの働きの障害となって、肥満や生活習慣病へつながります。

 

ガンを誘発&進行しやすくなる

胃ガンや大腸ガンの発生や増殖を抑える力を持つカルシウムが不足しガンを誘発しやすくなったり、がん細胞自体グルコースを栄養源として成長するので、癌の進行を早めてしまうとも言われています。

 

糖反射により胃腸の動きが止まり消化不良が起こる

糖反射とは東京大学の実験で実証されたものです。

人間の胃は通常、1分間に約3回ほどのペースで動いており、その運動を蠕動運動と呼びます。

通常であれば胃はこの蠕動運動を繰り返して食べ物を胃液と混ぜたり、腸に送り込んだりしています。

 

しかし、砂糖が胃の中に入ると胃腸の働きがストップしてしまうのです。

胃腸の働きが止まる砂糖の量は、角砂糖の1/4~1/5個くらいでも起こる為、ちょっとした甘いものを食べるだけでも糖反射が起こると考えられます。

 

更には、角砂糖の1/4~1/5個を超える大量の砂糖を摂取すれば1時間以上の蠕動運動の停滞が起こります。

反対に塩水を飲ませ場合は、胃腸の働きは急に活発化します。

この実験から、細胞の働きが緩慢になる生体反応を東大では、糖反射と名付けました。

 

なぜ砂糖を摂ると胃腸の働きが止まるのか、確定的な結論には至っていないようですが、多すぎる糖分は、細胞を取囲むことで、神経信号の伝達を阻害していると考えられています。

 

 

マクロビでいう、砂糖は陰性。

体が緩んでしまうということです。少し緩んでリラックスというのはいいかもしれませんが、緩み過ぎた場合、無気力、鬱の状態になってしまいます。

 

白砂糖は、不純物が入っていないので、血中に取り込まれるのがとても速く、血糖値が急激に上昇します。

そのため、インスリンが大量に分泌され、結果として低血糖を引き起こしやすくなります。

低血糖が続くと、今度は血糖値を上昇させようとして、アドレナリンが放出されます。

 

アドレナリンは神経伝達物質の一つで、興奮した時に大量に血液中に放出されるホルモンです。

アドレナリンが出すぎると、思考力が減退し、集中力がなくなり、短気でキレやすくなります。

 

これが、砂糖を摂取しすぎている人がキレやすいと言われる原因の一つです。

 

つまり白砂糖の何が悪いのか・・・

白砂糖の精製方法が、薬品を使っていればもちろん体に悪いですよね。

漂白剤で漂白した食べ物なんて食べたくないでしょう。

でもきちんとした技術で砂糖から不純物が取り除かれ精製されていれば、それはただの炭水化物。

人間のエネルギー源になります。

 

しかし、世の中の食べ物でショ糖だけの食べ物はありません。

野菜や果物をはじめとし、自然にある食べ物は、様々な微量栄養素が含まれ本来のバランスを保っています。

 

栄養素を完全に取り除かれた白砂糖は自然界に存在していないものなので、自然な食品とは言えません。

自然の摂理から外れているのです。そいういったものを摂取し続ければ、心身も自然な状態ではなくなっていってもおかしくはありません。

 

白砂糖を摂取した場合の緊急対処法。

「塩」を舐めよう。

ただ、外食、お呼ばれ、会合、ディナーなど・・・

 

現代社会で白砂糖を絶対に摂取しない生活は難しいでしょう。

もし白砂糖を摂取した場合は、胃腸の動きが止まってしまうので、その活動をまた活性化させるため、塩で中和しましょう。

 

東京大学が行った糖反射の実験では砂糖で胃腸の動きが止まった後、塩を摂取すれば、その動きがまた回復するという結果が出ています。

また、大量にカルシウムやB1が消費されるので、それらの栄養素を補う必要があります。

 

白砂糖の害を知ると、栄養素のない白砂糖を使って作る「酵素ジュース」は本当に体にいいと思う

実は体に悪いんではないの

 

フルーツ 

さて、ここまで見ると白砂糖はいいところなどゼロの最低最悪の食材だということが皆さんの頭に改めて、インプットされたのではないでしょうか。

 

ところで、以前ブームになった酵素ドリンク。

ご存知の通り、市販品の多くには「白砂糖」が使われています。

 

酵素ジュースを始めて知った時、白砂糖で作るジュースなんて・・・!!と正直思いました。

白砂糖=悪い!!の図式が私の頭の中にしっかりと刻み込まれていて、どうしても白砂糖で作った酵素ドリンクを作ることも飲むこともできませんでした。

 

酵素ジュースを作る時に甜菜糖や黒砂糖で作るレシピもあったので、そちらで作っていました。

ただある時、ある知人に酵素ジュースは白砂糖で作るから意味があるんだよ。

と教えてもらいました。

 

白砂糖は不純物を取り除いた物。

果物や野菜を発酵させる時に、不純物がない方が発酵がスムーズにいくというのです。

発酵することで白砂糖のマイナス要因が中和されるとのこと。

 

これは自分でももっと詳しく調べてみたい。と思いました。

世の中には、陰陽、表裏一体、長所と短所、すべての物は良い面と悪い面どちらも物事には備わっている。

 

これだけ悪いと言われる砂糖にももしかしたら少しは良い面があるのではないだろうか・・・

そんな風に考えたものです。

 

酵素に白砂糖を使う理由

砂糖は発酵菌と酵素によってブドウ糖と果糖に分解される

最初に記したように、砂糖はブドウ糖と果糖が合わさったものです。

それが、発酵菌と酵素によってブドウ糖と果糖にまた分解されるのです。

不純物を取り除いた純粋なショ糖の結晶が白砂糖。

だから植物の細胞膜に浸透しやすい。

 

蜂蜜 

白砂糖は植物の細胞膜に浸透して、中の成分を壊さずに引っ張り出す特性に優れています。

植物中の水に溶けている成分をショ糖の浸透圧で抽出するので、ショ糖の濃度が高い方が浸透圧は高くなります。

 

ショ糖の量は、

グラニュー糖が99%

上白糖が97、8%

甜菜糖が85%

黒糖が75?86%

メープルシロップ62%

アガベシロップ3%

蜂蜜1~7%

 

です。

 

グラニュー糖が一番ショ糖量が多いですが、溶けずらいことや、腐敗菌の繁殖を防ぐにもある程度ショ糖の濃度を保つ必要があるため白砂糖を酵素ジュースに使うそうです。

 

ただこれには、もちろん一部企業側の言い訳・言い分もあるでしょう。

(実際、酵素ドリンクを一切の白砂糖を使わずに作る方法・技術もあります。)

白砂糖の方が、金額的にも安価で手に入れやすいことも、大きな理由だと思います。

 

だからこの言い分さえも「本当なのか疑ってかかる」、ステップはとても、重要です。

 

いくらそんなことを言われて頭ではわかっていても、「そもそも、白砂糖由来の酵素ドリンクは飲みたくない」そう思う人もいるでしょう。

 

それはそれで一人一人、選択肢を持っていますから、自由です。

 

ただ、野菜や果物の栄養素を白砂糖だからこそ効率的に引き出してくれる。

白砂糖のマイナスが発酵という過程を経てプラスへと変化するというロジック自体は、とても面白いと感じました。

 

白砂糖も使い方はそれぞれで、ケーキの中に大量に白い小麦粉や低品質な油と一緒にお菓子やパンなどとして使う場合と、発酵のために使う場合とでは体への負担や作用が根本的に、全然違うはずです。

 

またオーガニック商品の中でも、シュガースクラブというナチュラルコスメが世の中にはありますし、あえて食べずに使う方法もあります。

砂糖自体が100パーセント危険で悪いのではなく「使い方」の問題だったりもするわけです。

 

そして、白砂糖にも前述した通り色々悪い面はありますが、「白砂糖を使用しているので、危険」という馬鹿の一つ覚えのような安直な考え方や固定観念は、時に大切なことを見落としてしまうリスクも、あります。

 

何事も全てを善・悪と初めから思いこんではいけない。

 

それを、私は、酵素ドリンクの事例から学びました。

 

やっぱり、「すべてはバランス」です。

土台(基礎)となる人間の人格(思考や心)がしっかりしていなければ、どんなに腕の良い大工さんがいても、立派な材料が豊富にあっても、立派な家は立たない。

 

基礎工事が悪ければ、地盤沈下、せっかく建てた家も傾き、崩れてしまうでしょう。

健康にいいと言われるものも、悪いと言われるものも、世間一般の噂だけではなく、全てを鵜呑みにしてしまう前に、まずは自分で調べたり考える。

何事もいい面と悪い面を見る。

全てをまずは疑ってみる癖をつける。

 

良い食事、良い環境を最大限に生かせるように、偏りのないバランスの良い思考で生きていくことが大切なのではないでしょうか。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

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