地球という星ができた時に思いを馳せる。
草花が咲き誇り、
樹木は天に向かって枝葉を伸ばし、
動物たちは大地を駆け巡る、
鳥たちは空を優雅に舞う・・・
そして人間は万物の霊長としてそこにあった時のこと。
地球には「病」というものがあったのだろうか
すべてが循環し滞るということがなかった時、
生きとし生けるものはみな生の賛歌を謳っていた時、
食べ物は豊富にあり食べる為に争わなくてよかった時、
その時に「病む」とは、一時的な循環の滞りでしかなかったであろう。
しかし今や、滞りは慢性化し膿みを出している。
では・・・循環の滞りを生み出すのは一体なにか
草花か、樹木か、動物か、鳥か
違う。答えは私たち自らが心底分かっている。
「私たち自身」です。私たちの意識が循環を妨げている。
所有という概念が
不足という概念が
不完全という概念が
そして・・・存在という概念が
私たちの意識を曇らせ鈍らせた。
人類歴史を通し作り上げてきたこれらの概念のAll Zero化が必要です。
この星から「病」をなくすためには、私たち一人一人のZeroからの意識改革が必要不可欠です。
そして循環の中に意識を置く。
そうすれば、循環そのものが自分であることが分かるから。
そこに掴めるものなどなに一つないことが自ずと分かるから。