病気の原因は「体の酸性化」                   山谷優介


酸性の食べ物は良くない・・なんてことはなんとなくご存知の方も多いと思います。

そして、アルカリ性の食べ物が体にいいということも。

 

IN YOU読者の皆さんなら酸性になる食べ物ばかり摂取しないようにしている人も多いかと思います。

酸性化について説明するのですから、アルカリ性化することのメリットやアルカリ性食品についてもご紹介しないわけにはいきません。

 

なぜなら、酸性化した体を中和するには、アルカリ性食品の摂取が欠かせないからです。

 

「酸性」か「アルカリ性」を示すpHは、ミネラルの種類によって決まっていることはご存知でしょうか?

酸っぱいからと言って酸性というわけではない。

 

塩素・リン・硫黄などは酸性です。

ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネットなどはアルカリ性です。

 

ちなみに、食品を燃やして灰を水に入れ、その水のpHを測って、酸性かアルカリ性かを決めているのはご存知ですか?

「この食品は酸っぱいから酸性だ」というような「味」とは関係がないので注意が必要です。

 

たとえば、レモン※は酸っぱいですが、アルカリ性です。

砂糖は甘いですが、酸性なのです。

 

※レモンやグレープフルーツは、本来酸性ですが、

体内に入るとアルカリ性に変わる不思議な性質があります。

 

全ての食品には酸性またはアルカリ性のいずれかの性質を持っている。

 

僕たちが普段何気なく食べているすべての食品は、酸性かアルカリ性の性質を持っています。

中には、どちらでもない中性の食品もあるようですが、稀のようです。

 

人間の体は本来は弱アルカリ性です。

 

しかし、現代人の多くの人の体内は酸性化しています。

強(超)酸性という人もめずらしくない時代になっているのです。

 

酸性化すると、体は酸から内臓を守ろうとして体内脂肪を増やしていきます。

これが肥満の原因にもなっているのです。

 

「体が酸性化する原因」は実はたくさん存在します。

 

原因がたくさん存在するということは、改善する際も、たくさんのことを改善しなくてはいけないことになります。

なぜなら、原因は一つではないからです。

 

人の体が酸性化する主な原因とは

ほとんどの現代人の体内は、毒素がたまっていると考えてほぼ間違いありません。

 

毒素とは、以下のようなもののことです。

車や飛行機、工場などから出るの排ガス

水道水に入れられている塩素(現在日本の水道水にはカルキは入っていません)

残留農薬・化学肥料・ホルモン剤

抗生物質・処方薬・市販薬

食品添加物

 

現代では、普通に息をして、水を飲んで、食事をしているだけで、あらゆるところから毒素が体内に侵入してきます。

 

この毒素が、体を酸性にするのです。

 

溜まった毒素は排出しなくてはいけません。排出とは、主に「便」です。

 

まずは、食べるものを変えて行く必要がありますが、現代人の多くがまったくそのことに気づいていません。

そのため、便秘や腸内腐敗を引き起こして、毒素を溜め込み、どんどん体を酸性化しています。

 

酸性化した腸内では、善玉菌は育ちません。

多くの病気も体が酸性化したときに引き起こされているのです。

 

酸性の食べ物一覧

体を酸性化する原因①毒素を溜め込んでいる

酸性の食べ物には以下のようなものがあります。

 

白砂糖

食塩

イモ

小麦粉

清涼飲料水

ファストフード・外食・加工食品全般

水道水

食品添加物・人工甘味料

トランス脂肪酸や加工精製された油

糖化している食品(高温加熱調理した食品全般)

 

食べ物以外にも、毒素を口や肌から日常的に摂取しています。

 

それは、処方薬や市販薬、抗生物質や化粧品、ローション・クリームなどです。

デオドラント剤や芳香剤なども影響を受けます。

これらは、体を酸性化していきます。

 

 

体を酸性化する原因②体の異常

体を酸性にする体の異常には以下のようなものがあります。

 

便秘

極度の疲労

ストレス

考え方(思考)

話す内容

 

 

便秘

便秘などで、腸内環境が悪化して腐敗した腸内では、pHバランスが崩れ、酸性に変わってしまいます。

 

酸性になった腸内では、ビフィズス菌などの善玉菌は育つことができず、さらなる悪化を引き起こしていきます。

 

腸内が酸性になっているときに、善玉菌の類を摂取しても、意味がありません。

先程も書いた通り、育つことができないからです。

 

まずは、自分の腸内のpH値を正常に戻す食生活から始める必要があるのです。

これがサプリメントなどを飲んでも効果がでない理由です。

 

 

極度の疲労

適度な運動は体にとって有益ですが、運動量が多すぎると逆効果になります。

 

体は大きなストレスを受けて、活性酸素をたくさん発生させ、メリットよりもデメリットのほうが大きくなってしまう結果を引き起こします。

 

その最たる例が「老化」です。

 

40歳を過ぎてからのジョギング・マラソンなどのハード系トレーニングを長時間行うことは、活性酸素を発生させ、体を酸性化する原因になるので、注意しましょう。

 

ちなみに、運動中の水分補給には、スポーツ飲料ではなく、「塩素の入っていない水」を飲みましょう。

 

スポーツ飲料は、砂糖や人工甘味料・添加物がたくさん入った超酸性の食品です。

 

 

ストレス

不愉快で、目をそむけたくなるような映像を見ていると、体が酸性化することがわかっています。

 

また、以下のような不快な音も酸性化させます。

 

低く唸るエアコンや電子機器の音

目覚まし時計のアラーム

車のエンジン音

クラクション

洗濯機・乾燥機などの音

 

 

現代人は多くのストレスを抱えて生活しています。

ストレスを感じやすい人は、常に体が酸性化しています。

そのような人ほど、適切な食事や適度な運動が欠かせません。

 

ストレス感じやすい人ほど、病気になりやすい理由は、

ストレスによって体が酸性化してしまうからなのです。

 

ストレスは、筋肉を硬くし、マイナスのエネルギーを溜め込みます。

それが、体を酸性にするのです。

 

考え方(思考)・話す内容

頭で考えていることは、体の細胞に大きな影響を与えています。

 

ポジティブな高振動の思考は病気をなくす力があると言われています。

 

ネガティブな低振動の思考は病気をもたらします。

 

否定的な考え方や発言は、ストレスとなって体を酸性にします。

病気を招いているのは、ネガティブな思考や発言なのです。

笑うことが一番の特効薬といえるでしょう。

 

言葉には力があります。

生きる態度によって体は変わるです。

 

考え方は健康に大きな影響を与えています。

心には、免疫力を高める不思議な力があるのです。

 

ストレスを減らし、力強くポジティブな発言を繰り返し、ポジティブな思考が習慣になることでpHを酸性からアルカリ性に変えることができます。

 

心の力次第で、ほとんどすべての病気を治すことができるのは、すでにプラシーボ効果によって実証されています。

 

 

体を酸性化する原因③強力な電磁波を発する電子機器

強力な電磁波を発生させる電子機器の近くにいると、体が酸性化することがわかっています。

携帯電話などは寝る前は、電波が入らないようにするか、別の部屋に置いておきましょう。

 

この時期、ホットカーペットや電気毛布を使用するご家庭が多いようですが、あまりおすすめできません。

とくに小さい子どもやペットは強い影響を受けます。

電磁波を発生させないタイプのカーペットが発売されています。

 

 

体を酸性から中和させる方法

酸性化してしまった体を元の弱酸性に戻すには、食事から改善していくのが良い方法です。

 

食事を改善しながら、適度なウォーキングなどの運動をしましょう。

 

さらに、ストレスを感じないようなメンタルトレーニングも重要です。

 

同じ出来事が起きても、人によって捉え方が違うのは、物事をどのように捉えているかが、大きな違いを生んでいます。

 

物事を多面的に考えられる人はストレスを感じずに生活できるでしょう。

しかし、それには、新しい考え方を学ぶ必要があります。

 

アルカリ性の食べ物一覧

アルカリ性食品をたっぷり食べる

食事の中心をアルカリ性のメニューにしていくことで、酸性化した体が弱アルカリ性に戻っていきます。

 

アルカリ性の食品には以下のようなものがあります。

 

海藻類・のり

緑の濃い野菜全般

トマト

玉ねぎ

生姜

大根

れんこん

味噌

納豆

海塩

キウイフルーツ

パイナップル

パパイヤ

ラズベリー

みかん

メロン

スイカ

ライム

レモン

オリーブオイル

ごま油

アーモンド

サツマイモ

 

とくにおすすめは、海藻類です。

 

海藻たっぷりの生野菜サラダを食べていれば、酸性になることはありませんし、ミネラル・食物繊維も豊富ですから、便秘も解消して、腸内環境が改善されていきます。

 

こうして、プラスの連鎖を起こすきっかけを食事の改善からスタートさせてみてはいかがでしょうか?

 

この冬の時期は、寒いのでどうしても温かいものが食べたくなります。

しかし、加熱して食べたからといって、体が温まるのは食べているときと、その直後だけです。

 

鍋料理などがこの時期になるとエセ管理栄養士や、エセ医者などによって、しきりにテレビなどで紹介されはじめます。

 

しかし、クタクタになるまで煮た野菜は先程説明した通り、アルカリ性ではなくなっていますし、食物酵素も死んでしまいます。

そのような野菜をいくら食べても、酸性になった体はアルカリ性にはなってくれません。

 

酸性になった体を弱アルカリ性にしたいのに、酸性と中性の食べ物を食べてアルカリ性になると思いますか?

 

化学的な理論からも、明らかにズレていることがわかると思います。テレビに騙されない知識を持つことが重要なのです。

加熱した食べ物を食べると、消化に時間がかかり、酵素を浪費し、血流が悪くなり、結果的に体を冷やすことになります。

 

温かいスープや汁物には、オリーブオイルをたらして飲みましょう。

オリーブオイルには、他の油よりも高い保温性があります。お腹の中で温度を下げるのを防ぐ役割をしてくれます。また、オリーブオイルはアルカリ性食品でもあります。

 

野菜を食べるときは、できるだけ生のまま食べましょう。

歯ごたえがなくなるほど柔らかくなるまで火を通してしまうと、アルカリ性だった野菜が中性になってしまいます。

 

僕は、ブロッコリー・オクラ・小松菜・ほうれん草・春菊など一般的に火を通して食べたほうがいいと誤解されている野菜を50度洗いをして、生のまま食べています。

 

野菜を茹でると茹でたお湯が緑色になっていますよね?

野菜の色素は栄養素でもあります。緑色は葉緑素(クロロフィル)といいます。

生のまま食べれば摂取できた栄養素が流れ出てしまった証拠を目で確認することができるんですね。

 

適度な運動をする

 

あまり激しい運動は逆効果になりますので、以下のような運動がおすすめです。

 

ウォーキング

ヨガ

ストレッチ

エアロビ

トランポリン

 

 

このような運動には以下のようなメリットがあります。

 

細胞内の酸素を増やすことができる

リンパの流れが良くなる

細胞が刺激されて活性化する

エネルギーの流れが良くなる

緊張とストレスから解放される

 

しっかり寝る

取るべき休息を取らないと、細胞は回復せず、若返るチャンスも失います。

 

疲れた細胞は効率良く毒素を排出できません。

23時には休みましょう。

 

睡眠時間は人によって違いますが、8時間程度の睡眠を取っているほうが体調が良いと言われています。

また、深い、質の良い眠りを得ることが重要になります。

 

合わない枕や寝具を使っていると、一晩に何度も寝返りをうちます。

実はそのたびに、起きてしまっているのです。

 

一番深いレベルの睡眠に達したときにのみ、脳波が活動し、体中の治癒プロセスが働き出すのです。

 

 

体内が酸性化するとカルシウム不足になる理由

 

人の血液は、pH7.35?7.45という弱アルカリ性を保つようにできていると言われています。

ヴィーガンなどの一部のローフーディスト(生食主義者)などを除くと、現代人の一般的な食生活では血液のpHバランスが崩れ、どんどん酸性化していこうとします。

 

酸性化しはじめると、体は自然と弱アルカリ性に戻そうと働いてくれるのです。

その働きのことをホメオスタシス(恒常性維持)と呼びます。

 

そのとき、血液は骨からカルシウムを奪って弱アルカリ性に戻そうとします。

こうして、カルシウムを奪われた骨は、老化が促進していき、脆くなってしまうのです。

 

これが、体内が酸性化すると、カルシウム不足になると言われている理由です。

 

人の体が「病気にかかる原因」と「病気になる原因」の違い

 

人が「病気にかかる」原因は、ウイルスや細菌などに感染したときです。

 

人が「病気になる」原因は、体内バランスが崩れたとき、すなわち酸性化してしまったときなのです。

 

何が言いたいかというと、ウイルスや細菌による病気以外は、すべて体内が酸性化してしまったときに発生する症状であるということです。

 

このことは、体が本来の弱アルカリ性になってさえいれば、病気にならないことを現しています。

 

現代人の多くがウイルスや細菌による病気以外の病気で命を落としていきます。

 

それは、自分の体が酸性になっているから、発症するのです。

 

ガンや糖尿病の原因は、ウイルスや細菌ではありません。

 

ウイルスや細菌を殺す対処療法では治療できないため、現代医学ではどうすることもできません。

 

しかし、酸性になった自分の体を、自分で元の弱アルカリ性に戻すだけで、病気のほとんどが治るという事実をよく理解する必要があると思います。

 

原因がウイルスや細菌以外の病気や症状

 

ガン

糖尿病

心臓病

多発性硬化症

狼瘡

筋ジストロフィー

喘息

偏頭痛

首・背中・腰痛

酸逆流症

潰瘍

更年期障害

月経前症候群(PMS)

注意欠陥・多動性障害(ADHD)

慢性疲労

不眠症

肌荒れ・ニキビ・フケ症

うつ病・不安症・ストレス

性機能障害

不妊

アレルギー

関節炎

便秘

線維筋痛

前立腺関連の異常

 

これらの病気は、すべて体のバランスが崩れることで発症しています。

 

まず、第一歩目は抗酸化作用のある野菜を食べることから始めましょう

酸性となった体を元の弱アルカリ性に戻すための具体的な第一歩目は、抗酸化作用の強い成分を多く含んだ野菜を生で食べることから始めましょう。

 

葉の色が「濃い緑色」をしている野菜は、抗酸化作用が強いと言われています。

食物繊維やミネラルも豊富です。

 

食物繊維をたくさん食べれば、便秘の解消にもつながり、腸内のpHの改善につながります。

 

また、植物の色素成分である葉緑素(クロロフィル)の摂取も積極的におこないましょう。

 

食べ物に含まれている抗酸化物質は、熱に弱いという共通点があります。

そのため、加熱調理してしまうと、効果がなくなってしまいます。

 

ですから、生のまま食べることが重要なのです。

 

 

マクロビを実践されている方は、野菜を加熱して食べようとします。

 

マクロビの創始者である桜沢如一氏は73歳で心筋梗塞、その後を継いだ久司道夫氏は88歳で膵臓がんで亡くなっています。

スティーブ・ジョブズ氏も膵臓がんで死亡しています。

 

膵臓がんの原因は多々ありますが、植物の種に含まれる酵素阻害剤のアブシジン酸(ABA)の影響ではないかと考えられています。

ABAは膵臓に大きなダメージを与えますが、玄米にも含まれているからです。

 

スティーブ・ジョブズ氏は、ベジタリアンで、生のアーモンドが大好物だったそうで、久司道夫氏は玄米中心の食生活でした。

ともに、健康家の最期とは思えない死因です。

 

桜沢如一氏と久司道夫氏の死によって従来のマクロビオティック食が「不完全な健康法」であった可能性を、示唆しています。

中には同様の食事でも健康を保っている人もいるかもしれませんので、一概には言えませんが、偏ったマクロビオティックが健康長寿のためになるのかというと疑問が残るところです。

 

どの食生活にもメリットデメリットがあるので、それぞれしっかりと調べて「いいとこどり」をするならいいですが、妄信的に一つだけの食事法を続けることは時に危険をもたらすことを私たちは知る必要があります。

 

雑学コラム:アルカリイオン水って効果あるの?

一昔前に、アルカリイオン水がブームになりましたね。いまだにアルカリイオン水は根強い人気があります。

しかし、アルカリイオン水が誕生したきっかけは、「体が酸性なっているなら、アルカリ性の水を飲めば良いんじゃない?」そんな安易な発想から生まれていたんだそうです。

 

近年になって、アルカリイオン水の効果が怪しまれています。

それは、人間の胃の中は酸性であるからこそ、ウイルスなどの病原菌などが侵入してきたとき、撃退できるのです。

しかし、アルカリ性の水を、胃の中に大量投入することで、胃の中の酸度が薄まってしまうことがわかったそうです。

 

胃の中の酸度が薄まれば、免疫力が弱まって、異物を撃退する能力が弱まることを意味します。

 

結果的に、ウイルスなどの侵入を許し易くなり、病気に感染しやすくなると言われているのです。

このお話は、僕がお水の講習会に参加した時に、教えていただきました。

水のスペシャリストと呼ばれるような人たちに中に、いまだにアルカリイオン水を使用している人は一人もいませんでした。

 

これは、アルカリイオン水の効果がうんぬんのお話ではありません。