甲状腺機能低下症                        森田ともえ


甲状腺機能低下症という言葉は聞いた事がありますか。では、20人に1人は発症すると言われている病気です。実は、私も以前、発症し、苦労しました。甲状腺低下症は「治らない」と日本の、何人かの医師に言われました。しかし、私は治りました!!

 

■全身代謝の王様、甲状腺とは一体何か

甲状腺とは、脳の視床下部から、下垂体、そして、甲状腺まで指示をえて(視床下部→下垂体→甲状腺)、甲状腺ホルモン(トリヨードサイロニン)を分泌させている器官です。この、甲状腺ホルモンは、全身の細胞に作用し、全身の代謝を活性化させ、エネルギーを産生します。

つまり、簡単に言うと、代謝のホルモンを産出する、美容と健康、ダイエットに大切な器官です。

 

甲状腺の働きが低下すると、どんどんと、太り、肌もカサカサになり、疲労感で何もしたくなくなります。

逆に、働きが上昇しすぎると、体重減少し、心拍数が上昇し、常に落ち着きのない状態になります。

 

甲状腺を適切な状態に保つ事が、代謝を良くする鍵です。

 

                                                             ※画像のオレンジの箇所です。

 

■甲状腺機能低下症とは

細かく説明すると種類もあるのですが、簡単に説明します。

甲状腺ホルモンの分泌が低下して活動性が低下する病気です。甲状腺とは、全身の代謝の恒常性を保つ場所で、その為にホルモンを分泌しています。甲状腺低下症は、このホルモンの分泌量が少なく、代謝が正常に行われていない症状です。甲状腺は、「エナジーを作る臓器」とも言われている為、この臓器が通常に働かないと、様々な症状がでてきます。

 

■甲状腺機能低下症の症状

 

疲労感、便秘気味、冷え症、声がかすれる、低くなる、体重増加、コレステロール値が高い、脈が遅い、集中力の散漫、太り気味、むくみ、抜け毛、 毛髪の毛がパサパサ、白髪の増加、精力減退(男性)、生理不順(女性)、肌の乾燥、うつっぽい

 

甲状腺低下症は、メンタル面では、うつ病に症状が似ていて、心療内科に通う人も多くいます。身体面では、身体の疲労感が強く、むくみや体重増加がでてきます。

 

■甲状腺機能低下症の原因

 

①橋本病(自己免疫疾患)

甲状腺が炎症を起こした時に起こる疾患で、自分で自分の甲状腺を壊してしまうという自己免疫疾患の事です。

 

②遺伝性

自己免疫疾患は遺伝しやすく、家族にこの疾患の方がいると、産まれた時から、この病気にかかっている事もありますが、ごく稀に起きる事です。

 

③脳の下垂体

脳にある下垂体という箇所があり、そこから、甲状腺のホルモン(甲状腺刺激ホルモンTSH)は分泌されています。下垂体に問題が起きると、ホルモンが正常に分泌されない為、甲状腺低下症の原因となります。

 

④妊娠

妊娠中に、甲状腺ホルモンを大量に分泌させ、その後、調整する為に急激に分泌量を減らす事で、甲状腺低下症になる方がいます。

 

 

⑤食品による過敏症

腸が炎症を起こす事で、自己免疫疾患を促進させてしまう事が問題となっていますが、甲状腺低下症では、小麦類に含まれるグルテンや乳製品によって腸を炎症させたり、損傷させてしまう事があります。リーキーガットと呼ばれる疾患です。

 

⑥ストレス

甲状腺は、神経伝達物質と関連されている為、強いストレスを感じると、神経伝達物質の機能のバランスを崩す事で、甲状腺に影響を及ぼします。

 

その他、薬の副作用などもあります。

 

 

 

■甲状腺機能低下症に良い食材

 

①ココナッツオイル(オーガニック)

アメリカでは研究結果も多くでていますが、ココナッツに含まれる、ラウリン酸やカプリル酸が代謝を上げエネルギーになり免疫力を上げます。アメリカでは、ココナッツオイルによって、甲状腺機能低下症に良いという研究報告が沢山出ています。

 

②ココナッツウォーター

ココナッツオイル同様で、甲状腺低下症による細胞の酸化や肝臓の負担を抗酸化作用により防ぎ、甲状腺ホルモンを合成しやすくしてくれます。また、甲状腺低下症による消化器官の働きの低下を、酵素(ホスタファーゼ)などの働きで正常に戻してくれます。ココナッツウォーターは、ミネラルが豊富の為、免疫機能を向上させ、代謝を高めてくれます。

 

③チキンブロススープやビーフブロススープ

チキンスープなど、骨からとったスープです。スープの中には、ミネラルが豊富に含まれていて、Lグリシン等の、機能を向上させる成分も入っている為、アメリカでは大変代謝を上げるスープとして人気です。

 

④海藻類 

海藻類の大量摂取は避けて下さい。ヨードの過剰摂取は、甲状腺のバランスを崩してしまいます。

適度な海藻類や、魚等のヨードが含まれる物を摂取する事で、甲状腺を活性させてくれます。

ただし、予防には効果的ですが、現在、甲状腺機能低下症の方は医師と相談して下さい。

 

⑤甲状腺低下症に良い野菜とフルーツ

パイナップル、リンゴ、葡萄、人参、キュウリ

 

⑥発酵食品

発酵食品を摂取する事で、腸を正常に戻しやすくなります。その結果、免疫力を上げます。

キムチやヨーグルトがお勧めです。

 

⑦オメガ脂肪酸(オメガ3、オメガ6)

DHA,EPAといったオメガ脂肪酸は自己免疫疾患を活性化してくれます。精神状態の回復にも適しています。ニシン、イワシ、サンマやフラックス油、ゴマ油、エゴマ油、シソ油、クルミ等等です。

 

⑧セレンを含む食材

甲状腺という臓器は、セレンを多く含んで作られています。その為、セレンを摂取する事で、甲状腺器官を正常に戻りやすくすると言われています。セレンを多く含む食材は、牛レバー、鶏肉、まぐろ、あんこう、たらこ、干し海老、卵などです。

 

⑨Lチロシン

Lチロシンは甲状腺のホルモンを作り出してくれる栄養素です。

バナナ、アボカド、乳製品(チーズ)、アーモンド、ゴマ、納豆、味噌

 

⑩その他

トルコでは、甲状低下症に、胡桃が良いと言われています。クルミにはチロシンが含まれる為、甲状腺のトラブルだけでなく、内分泌のトラブルに効果的と言われて、研究されています。

 

 

 

■甲状腺機能低下症に避けた方が良い食材

 

①小麦

小麦に含まれる「グルテン」という成分があります。自分では気付かないうちに、グルテン不耐症に陥っている方が多く、そうする事で、甲状腺機能に障害を与えています。

 

グルテン不耐症というのは、小麦などに含まれるグルテンが腸で消化しきれなくて腸壁を傷つけてしまう事です。

便秘や下痢などのお腹のトラブルや腹部の膨満感がある方は、グルテン不耐症のケースが多いので、できるだけ避けて下さい。また、グルテンフリー食材も、グルテンを入れない代わりに、味を調える為に、他の成分を過剰に入れている場合もあるので、避けて下さい。

グルテンを避けただけで、甲状腺機能が正常になった方も多いです。

 

 

②アブラナ化の野菜

ブロッコリーやキャベツ、大豆などは、ゴイトロゲンという甲状腺ペルオキシターゼの働きを阻害してしまう成分が入っています。

 

 

■代謝を上げる?甲状腺機能を促進する裏ワザ

「甲状腺低下症に良いハーブや精油は」と質問される事が多いのですが、何個かありますが、確実な研究結果がでていません。また、発症した理由も異なるので、確実に、この精油やハーブと断定する事は、現時点で言いきれません。下手に、使用する事で悪化する可能性もありますので、私の考え方としては、一切、使用しない事をお勧めします。

 

 



甲状腺異常を自然に治す                   ココヘッド


アメリカには2,000万人以上が甲状腺疾患に苦しんでいますが、あなたも同じ疾患に苦しんでいる一人ではないでしょうか。

また甲状腺異常のある人のうち、60%以上は自覚、あるいは女性は男性と比べると、甲状腺異常を発症する傾向が5~8倍あるということはご存知でしたでしょうか。

アメリカ甲状腺協会によると、アメリカの人口の12%以上は、一生のうちいずれかの時点で甲状腺異常を発症することになるということです。

 

甲状腺はT3とT4という二つの主要なホルモンを分泌しています。この二つのホルモンは血を通って全身に移動し、カロリーの燃焼速度や、心拍の速度など体の多くの活動の速度をコントロールしています。

このような身体活動全部が体のメタボリズム(新陳代謝)として知られています。正常に機能している甲状腺は、体の新陳代謝が速すぎず遅すぎない速度に維持するために必要とされる適切な量のホルモンを生成します。甲状腺異常が体重減少の能力に関する隠れた要素であることが多いのは、そのためです。

甲状腺が機能不全である場合、代謝の速度が遅いために体重は変化しません。

 

甲状腺異常は身体の他の数多くの問題と症状が重複しているため、診断されないケースがよくあります。

・甲状腺ホルモンが過剰に分泌(甲状腺機能亢進症)

・甲状腺ホルモンの分泌が不足(甲状腺機能低下症)

・自己免疫疾患の一種(身体の細胞が甲状腺を攻撃)である慢性甲状腺炎(橋本病)

 

 ご自分に甲状腺異常があるかもしれない、とお考えですか。次に症状の一部をリストアップしました。

・甲状腺機能低下症:体重の増加、疲労感、皮膚の乾燥、抜け毛、うつ、便秘、寒さに耐えられない、筋肉痛、顔がむくむ、記憶力の低下、甲状腺ホルモン(TSH)の検査で高い値など

 

・甲状腺機能亢進症:心臓の鼓動が激しい、頻脈(心拍数が増加した状態)、体重減少、抜け毛、疲労感、不安感、甲状腺ホルモン(TSH)の検査で低い値、怒りっぽい、手の震え、筋力の低下、暑さに耐えられない、不眠症など

 

・橋本病(慢性甲状腺炎):心臓がドキドキする、寝汗、うつ、不安感、喉の腫れ、体重増加、抜け毛、筋肉痛、便秘と頻繁なIBS(過敏性腸症候群)が交互に起こる、記憶力の低下など

 

橋本病は自己免疫疾患ですが、つまり免疫システムが甲状腺を攻撃し、その結果として甲状腺の低下症と亢進症の症状が組み合わさって発症することになります。

甲状腺異常の診断する際の最も困難な問題の一つは、甲状腺異常、あるいはその「誘因」はあまりにも多くの他の異常と似ている場合がある。

誘因は身体の機能障害で甲状腺異常の真似をする場合もありますが、甲状腺の問題ではありません。問題なのは誘因もまた免疫システムを攻撃する場合もある身体の機能障害で、そのために免疫システムが甲状腺への攻撃を開始して、結果として橋本病になることです。

 

もっとも一般的な誘因の9つは次の通り

 ・貧血

 ・不安定な血糖値

 ・ホルモンバランスの悪さ

 ・副腎機能不全

 ・炎症(システムと局所)

 ・胃腸の問題

 ・食品に対する過敏症

 ・隠れた感染症

 ・化学物質過敏症

    

甲状腺異常や橋本病を適切に診断するためには、これらの誘因が身体にどのような影響を与えているかを確認する検査を実施することが重要です。

 

橋本病を診断、治療した際に、伝統的な薬では甲状腺異常を診断するための正しい検査が行えず、正しく読み取れないことが頻繁にあるということに気がつきました。そして病気(橋本病)の原因が何かを明らかにするために何年も研究に費やし、仕事も世界中の甲状腺異常の患者の治療に専念しました。 

甲状腺異常は診断が難しい場合もありますので、甲状腺を治療する前にどのような誘因が存在しているのかを解明するための一連の検査を行うことが必要不可欠になります。

 

甲状腺異常の増加は、おそらく私たちの環境内の毒性レベルが高くなっていることが原因ではないか、空気の汚染や福島からの放射性物質の漏洩、水の中の毒物、多数処方されている抗生物質や食べ物に含まれているホルモン剤などです。

それだけでなく私たちの多くは、本物の自然な食べ物よりも、多くの加工された「食べ物風の製品」をあまりにも多く消費しています。あまりにも多くのカフェインの入ったものを飲み、食事を抜き、さらにあまりにも大量の砂糖を食べています。

さらに私たちが住んでいる社会では、ストレスで溢れ、多くの人間がパーティションで区切られた小さな場所に押し込められ、あるいは目が一日中スクリーンに釘付けになり、新鮮な空気や日光、運動が充分に足りていない状態です。

21世紀の環境・ライフスタイルは甲状腺の健康にとっては、特に望ましいものではないもののようです。

 

主流派の医療専門家に言わせると、甲状腺異常を治療する方法は医薬品や手術だけであるとされています。

問題なのは甲状腺異常の70~90%患者は疾患を治療するために医薬品だけでは充分でないということです。医薬品によって症状が隠される場合もありますが、甲状腺は医薬品によって治療されることは決してないのです。

 

甲状腺治療の方法は、医薬品(必要な場合)と食生活やライフスタイルの劇的な変化を融合させたものです。

別の言い方をすれば、あなたが(病気になったとして)生活を何も変えようとはせず、単に座って薬を飲むだけを望であるのであれば、あらゆる身体の不調を自然療法的なアプローチで治すことはあまり向いていないということです。

甲状腺の自然療法は、各個人の体に9つの一般的な誘因がどのような影響を与えているかに応じ、ニーズに合わせて作成されます。しかしどのプランにおいても、その個人が敏感な食べ物や化学物質を除去することで消化器官を清浄にするプロセスは不可欠です。

 

私たちの免疫システムの70%は消化系にありますので、消化器系が毒物や過敏症のある食べ物などで乱されると、免疫システムまでもが乱されることになるのです!

そして免疫システムが乱れると、自己免疫疾患も悪化する場合があります。だからこそ発酵食品を食べたり、あるいはプロバイオティクスのサプリなどを摂ることで消化器系内の微生物叢を増殖させることは必要不可欠になります。

 

食生活からグルテンを完全に除去したことです。

グルテンは甲状腺の分子構成が非常に似通っているため、体がグルテンを甲状腺組織だと誤って認識し、甲状腺を攻撃し始めるプロセス(「分子模倣(molecular mimicry)」)が原因で、甲状腺で自己免疫が問題を起こす主だった誘因となることがあるためです。

 また多くの患者にとって、甲状腺機能を阻害する甲状腺腫誘発物質が含まれる食品を食べる際にも気をつけることで改善が見られます。たとえば、ブロッコリーや芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ケール(訳注:青汁の原料)、コールラビ(訳注:アブラナ科)、カブカンラン、カブ、キビ(アワ)、ほうれん草、いちご、桃、クレソン、ピーナッツ、ラディッシュ、大豆などです。

 

起きてから1~1時間半以内にたんぱく質の豊富な朝食を食べること、そして血糖値の急上昇を防ぐために2~3時間ごとにたんぱく質の豊富な軽食を食べることが非常に重要としています。

炭水化物や砂糖、カフェインが多く含まれる食事でインスリンが急上昇すると、コルチゾールの急上昇の原因となりえ、そうなった場合には甲状腺機能を含めた身体のホルモンバランスが乱れてしまうこともあります。

・ハーブや健康的な脂肪(亜麻仁油、ヘンプシードオイル、ココナッツオイル、アボガド、オリーブオイルなど)の摂取量を増やす

→ホルモン経路を調整するために重要

 

・常にオメガ3(魚油、亜麻仁油、ヘンプシードオイル、ナッツ類、グラスフェッドの動物性食品)を取り入れる

→甲状腺機能に不可欠で、身体が甲状腺ホルモンに反応する能力を改善する

 

・過敏症のある可能性のある食品を避けたり、アルコールや精製された砂糖、加工食品の量を制限することで炎症を抑える

→さらに、炎症の原因になる可能性のあるようなかびや隠れアレルギーなどの毒物が身の回りにないかを必ずチェックすること。

 

・グルタチオンのような抗酸化物質の摂取を増加させる

→私はたまに、機能性医学の医師からグルタチオンの静脈内投与を受けていますが、身体がもっとグルタチオンを生成する手助けとなるような桃やアボガド、ほうれん草、かぼちゃ、ニンニク、グレープフルーツや生卵などの一部の食品を積極的に取り入れることもできます。

 

・リラックスし、ストレス解消する時間を作る

→甲状腺は信じられないほどストレスに敏感ですので、穏やかで禅な状態になれるようなことを行う癖をつけるようにしてください。

 

たとえばバイオフィードバック(生体自己制御法)や瞑想、ヨガ、呼吸法、格闘技や運動など(これ自体がホルモンに素晴らしいのです!)です。一日の終わりに暖かいお風呂に入ったり、または素敵なリンパマッサージも役に立つでしょう!

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

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