サウナやお風呂で汗をいっぱいかくと毛穴がキレイになる
汗腺と皮脂腺は別物。
ただし、代謝を上げる効果はあります
サラサラした汗を出すクリン腺と皮脂を出す毛穴は別の穴。
汗をかくことで毛穴が開いたり、直接的に毛穴の汚れが押し出されたりすることはないのです
蒸気をあてると角質がふやけて毛穴の入り口が柔らかくなるので、汚れを落としやすくなりますが、こすりすぎてしまうと肌にダメージを与えるため優しく洗いましょう
高温サウナはミネラル系の成分が出てしまい人によっては刺激になることも。
ダラダラとかく汗よりも、岩盤浴のようにじんわりと出る汗が良いようです
毛穴ケアは何故必要
見た目をキレイにするだけでなく、スキンケアの浸透を良くし効果を高めます
出過ぎる皮脂をコントロールし、逆に毛穴詰まりで必要な皮脂を出せなくなっている時も、皮脂バランスが整って肌を保護する皮脂膜が作られ乾燥や刺激に強い肌になります
角栓がたまると毛穴は広がり、その角栓を取ろうとして間違ったケアを続けると、毛穴の周りに炎症が起きて色素沈着を起こします
そうした炎症が続くと肌が傷つき、たるみ毛穴へ進行しやすくなります
毛穴に汚れをためないことは美肌の第一歩です
年々、毛穴が気になるゾーンが増えるのはなぜ
ハリの低下と汚れの蓄積によるものです
年齢を重ねるにつれて毛穴が目立つのは、ハリが失われるため。
特に頬は小鼻の横から徐々に広がり、やがて毛穴同士が繋がります
また、取り切れなかった毛穴の汚れは時間の経過と共に蓄積され、以前は目立たなかった毛穴の汚れが気になってくることもあります
毛穴が目立つ人、目立たない人の差は
遺伝的要因が大きいようです
遺伝以外の理由として、オイリー肌の人は脂性毛穴による毛穴の開きが目立ちやすく、ドライ肌の人は乾燥毛穴やたるみ毛穴の開きが目立ちやすいなど肌質によっても異なるので間違ったお手入れを続けることは毛穴が目立つ原因になります
一度開いた毛穴は戻らない
ハリの低下によるたるみ毛穴は完全に戻すのが難しいそう
コラーゲン造盛効果のあるレチノールなど、肌のハリに働きかけるケアを気長に続けていくと、目立たないようにすることは出来ますが、一度たるみ毛穴に進行してしまうと、完全に戻すのは難しいです
詰まった角栓によって物理的に毛穴が押し広げられている場合は、角栓をケアする事で目立たなくなります
乾燥によって毛穴が開いたように見える場合は、保湿をしっかりすることで目立ちにくくなります
今すぐ毛穴をキレイにしたい時汚れや角栓を少しぐらい押し出すのはいい
無理に押す出すのはNGです。
押し出すより洗い流すタイプで対応を。
皮膚から飛び出ている部分を皮膚に触れずにつまみ取るのは大丈夫ですが、角栓を置くから無理に出そうとしたり、抜くのは肌を傷めるので止めましょう
また、その刺激によって余計に皮脂が出てきてしまします
角栓を押し出したら赤みが出た時のレスキューケアは
保湿しながら冷やしましょう
まずは鎮静。コットンに化粧水を含ませ、ラップで包んで冷蔵庫で冷やします
十分に冷えたらラップを剥がして3~5分コットンパックをします
保湿をしながら冷やすのがポイントです
頑張っても中々毛穴ケアの効果が出ない・・・
まずは基本ケアの見直しをして、それでも駄目ならプロの手を借りましょう
毛穴トラブルのタイプによってケアの出やすいもの、出にくいのがあります。
ハリの低下によっておきる毛穴やライン毛穴・毛穴周りが黒くなるメラニン毛穴は、改善するのに時間がかかることが多いです
また、黒角栓は角栓が毛穴にこびりついた状態なので、無理に取ろうとすると、毛穴周りの皮膚を痛めてしまうことがあるのでやめましょう
毛穴の悩みは年齢とともに落ち着くもの
30代後半くらいから皮脂が減って、たるみ毛穴にシフトすます
個人差はありますが、30代後半くらいから次第に皮脂が減るので、毛穴が詰まりにくくなります
しかし、毛穴パックや強いピーリングなどを続けていると毛穴周りが傷ついているので、皮脂量が落ち着く年齢になると、今度は一気にたるみ毛穴が進行しやすくなります
日常生活・食事で気をつけることは
不規則な生活はホルモンバランスを乱しやすく、皮脂が出やすくなります
お風呂にゆっくりつかって、副交感神経を優位にさせ、リラックスを心がけましょう
皮脂量は食べ物でも大きく左右します。
糖分・アルコール・動物性脂肪の多い食事は皮脂が出やすくなります
脂質の代謝を助けて皮脂分泌を抑制するビタミンB群は糖質を多く摂取すると、体内で分解する時、ミネラルと共に大量に使われてしまします。
ストレスにならない範囲で、糖質を控えましょう
糖分を摂り過ぎたら食事でビタミンB群を意識して摂りましょう