水毒 ・ 原因不明の鼻水                                                    松永加奈恵


朝起きると一番に鼻をかむ、 風邪をひいているわけではないんだけど鼻水が止まらない。  そんな症状はありませんか。

会社を休んだり、すぐに病院に行ったりするほどではなくても、嫌な症状ですよね。

ハウスダストや花粉、カビ類などのアレルギー症状に悩まされる人は今、とても多いかと思います。

 

これらの症状は、

東洋医学では気・血・水(津液)のうち水(津液)の巡りが滞って、体内に余分な水分がたまった「水毒」の状態とされています。

東洋医学では人の健康は「気・血・水」の三大要素で成り立つものと考えられています。

生命エネルギーである「気」、身体の各器官に栄養を送る「血」、身体を潤し、その働きを円滑にする「水」。

三つそれぞれが作用しあって、身体のバランスを整えています。この三大要素が全て過不足なくスムーズに流れることで、健康な状態を保つことができるのです。

 

「水毒」は、五臓のうちの「脾」「肺」「腎」の水の代謝に関わる機能の低下によって、水の巡りが滞ることで、鼻水の他に、むくみ(特に下半身)、下半身の冷え、だるさ、立ちくらみ、めまい、吐き気、胃もたれなどの症状が現れます。

東洋医学では、「脾」、「肺」、「腎」とは臓器の名称ではなく、それぞれの臓腑がもつ複雑な働きによって次のように分類されています。

 

5つに分類される臓腑のそれぞれの役割

◎肝

全身の気の巡りを統括し、精神を安定させる。血を貯蔵し臓器に分配して栄養を与える。目の健康、筋肉運動を円滑にする。

 

◎心

循環器系と精神活動を司る。血を全身の隅々に循環させて滋養する。また、精神や意識、思考力や睡眠を正常に保つ。

 

◎脾

消化吸収を司る。飲食物を消化吸収して気血を生成したり、水分の吸収・排泄を促進する。また、筋肉を充実させ、四肢を丈夫にする。

 

◎肺

呼吸を司る。また、津液を全身に巡らせてまた津液を全身に巡らせて、汗などで水分調節をする。皮膚を正常に保ち、体外からの病気の侵入

を予防する。

 

◎腎

泌尿器系や生殖活動を司る。津液を代謝して尿として排出する。身体の成長・発育・老化のリズムと性機能をコントロールする。

 

水毒のチェックをしてみましょう、 当てはまるものが6つ以上あれば要注意。 3~5つあれば身体が水毒タイプに傾いてきているということです。

・むくみやすい 身体が重だるい

・雨の日や曇りの日、または台風が近づいてくると体調が悪い

・尿の量が少なすぎる 又は多すぎる

・下痢しやすい

・おりものが多い

・食欲がない

・胃がもたれやすい

・関節痛がある

・乗り物に酔いやすい

・舌が白く厚ぼったい

 

身体が水毒の状態に傾くと、アレルギーを招きやすい体質になります。

◎アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の中でも患部がジュクジュクとしているタイプは、水毒に傾いた体質が原因となっている可能性があります。

 

◎花粉症 アレルギー性鼻炎

水の流れが滞って身体が水毒に傾くと身体に溜まった余分な水分を排出しようと鼻水として出てきます。

 

◎喘息

気道の粘膜がむくんでいて炎症によって常に敏感になっている状態の喘息も、水毒による症状です。

 

 

養生法1 水分をとりすぎない

水はたっぷり飲むのが健康的って本当? 水分を摂りすぎてはいませんか。よく、美容と健康のために水分は一日2リットル以上飲みましょうと言われますよね。もちろん水分は、身体に必要不可欠なもので、水分摂取はとても大切です。

ただ、

身体に必要な水分量は人それぞれ違います。

水分をたくさん摂取していてそれが健康に活かされている方は、それだけ水分の排出もスムーズにできる身体の基盤ができているのです。

 

そもそも、湿度の高い日本は汗をかきにくいため、摂りすぎた水分が排出されにくく、体内に余分な水が溜まっていってしまいやすい環境と言えます。

誰かが水分を~リットル摂ることで健康になった!痩せた!という情報に振り回されることなく、自分の身体に耳を傾け、のどが渇いたときに適量を飲むようにしましょう。

 

養生法2 溜まった水を排出するために入浴や運動で汗をかく

汗をかきにくいという方、運動不足で筋肉量が低下している現代人にはとても多いですよね。汗をかきにくいということは、それだけ水や老廃物が身体の中に滞りやすいということです。

日ごろから、意識して軽めの運動を取り入れたり、入浴の方法を見直したりして汗をかくようにしていきましょう。

運動不足の上に、お風呂はシャワーだけということはありませんか。

おすすめは

お風呂に入る前に軽くストレッチや腹筋などの運動をとりいれること。

そうすることで汗をかく身体の準備ができます。また、お湯に塩を一握り入れるのもおすすめです。塩にアロマオイル2~4滴を混ぜたものを使用すると、アロマの相乗効果も期待できますね。

 

【水毒におすすめの精油】

グレープフルーツ、ジュニパー、シダーウッド、サイプレス、サンダルウッド、レモン

 

簡単で続けやすい! おすすめのお尻歩き運動

体内に滞った水の排出を促すために効果的なケアが、「お尻歩き運動」です。 1分ほどでできてしまう簡単な運動で、道具もいりませんので是非日常生活に取り入れてみて下さい。

1、足を延ばした状態で床に座る。

2、お尻を使って歩く。前に進んでも後ろに下がってもどちらでも大丈夫。 右のお尻が浮いているときに右肩が、左のお尻が浮いているときに左肩が上がるよう意識しながら行ってください。

3、これを1~2分程続ける

 

背中には水毒のツボがいくつかあって、こちらの運動をすることで、そのツボを刺激することができます。1では「足を延ばした状態で床に座る」と書きましたが、椅子に座った状態でもできました。 仕事の一休みにオフィスでもできる運動です。

 

養生法3 利尿作用がある食品を摂る

利尿作用のある食材を摂って、身体の余分な水分を排出しましょう。利尿作用のある食材は、身体を冷やす作用があるものが多いので、合わせて身体を温める作用のある食材を摂るようにしましょう。

 

【利尿作用のある食材】

きゅうり、金針菜、トウモロコシ、冬瓜、なす、白菜、へちま、すいか、ごぼう、あずき、黒豆、ハト麦、緑豆、アサリ、シジミ、昆布、のり、わかめ

 

【身体を温める作用のある食材】

ねぎ、生姜、かぼちゃ、タマネギ、にら、山椒、唐辛子、にんにく

現代人の不調に。日本人にぴったりの知られざる最強デトックス「小豆かぼちゃ」。

 

養生法4 

冷たいもの、脂っこいもの、味が濃いもの、砂糖や乳製品を避ける

水毒タイプの水分補給としては、白湯が最適です。冷たい飲み物はごくごくと飲めて摂りすぎてしまいやすい上に、身体を冷やしてしまうため水が滞ってしまう原因となります。

また、脂っこい食事、砂糖などの甘味料、乳製品は身体を冷やしてしまうので避けましょう。味が濃い食事も、余分な水分の摂りすぎに繋がるため要注意です。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など・・・

辛い症状ですが、これらの病気も身体からのサインであると言えます。西洋医学では対症療法での処置が一般的です。

東洋医学では根治治療を目指して、体質改善から行っていきます。

 

自分の身体に耳を傾けて、これらのサインを見逃さないで東洋医学の知恵を借りて体質改善をしていきましょう。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放