母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養素です!
母乳って赤ちゃんにもママにとっても驚くほどメリットがたくさんなんです☆
母乳が赤ちゃんに与える栄養や影響は?母乳は赤ちゃんのお薬にも!
神秘的で不思議がいっぱい!母乳育児を成功させる為のコツなどもご紹介します♪
母乳育児をお勧めする理由とは、
「母乳が、赤ちゃんにとって最適・最高の栄養だから」 です。
母乳は、どんな人工乳より優れた点が多いことが分かっています。
さらに、お母さんは、赤ちゃんに母乳を与える (授乳) によって、お母さん自身が獲得した免疫物質を赤ちゃんに受渡すという、次の世代をより健康で安全に繁栄させるための重要な役割をも果たしているのです。
1歳になったらそろそろ断乳、周りからのプレッシャーにあせるママも多いのでは!
でもちょっと待ってください!
赤ちゃんが母乳を求めているのであればもう少し母乳育児を続けてみませんか!
首の据わっていない未熟な赤ちゃんには、それに適した成分の母乳が飲めるようになっているし、離乳食を食べている赤ちゃんにはそれに見合った栄養の母乳が飲めるように効率よく変化していくのです。
わたしたちの身体はなにひとつ無駄なくいのちを育むことができるように機能するのです。
・母乳の栄養は赤ちゃんに合わせて変化していく!
『その赤ちゃんには、その赤ちゃんのお母さんの母乳ほど適したものはない』、例えば、未熟児ちゃんが生まれた場合には、
『その未熟児ちゃんのお母さんからは、子宮内でのその子の成長段階に適した 「その未熟児ちゃん専用のおっぱい」 を出しているのだ』 と言われているのです。
とっても素敵で神秘的な赤ちゃんと母乳の関係を表した言葉です!
子どもが1歳を過ぎても授乳していると母乳の栄養はもはや全くなくなり、水みたいなモンだと言う人がいます。
なかには、離乳食を開始する理由が母乳の栄養がなくなったからだと思いこんでいるママもいたりします。
母乳をあげているままに是非知ってほしい!
母乳は自分の赤ちゃんに合わせて作られる、最高の赤ちゃん専用!栄養満点ドリンクなんです☆
産後1週間ほどは、「初乳」と呼ばれる栄養と免疫物質たっぷりの特殊な母乳が分泌されます。
その後、初乳は成乳に変化し、色も黄色から白へ変化していきます。
母乳の成分は赤ちゃんの月齢に合わせて、赤ちゃんの必要な栄養量に合わせて微妙に変化していくんです。
完璧で最適な栄養=母乳とは、安心で安全な最高品質、しかも、調乳準備も手間も時間も場所も要らない快適性、すべての条件を満たす 『あなたの赤ちゃんのためにだけ準備されたパーフェクトな食べ物』 なのです。
・母乳の変化のしくみ
成長や発育は赤ちゃんそれぞれ。
月齢などで人くくりに出来るものではありません!
そんな赤ちゃんの時期。
赤ちゃん一人ひとりの成長に合わせて母乳が作られるって、なんだか素敵ですね!!
分娩直後に分泌する初乳には免疫物質をはじめ、たんぱく質や灰分が多く含まれていますが、その後、成乳になるとたんぱく質や灰分は減って、脂質や糖質が増えてきます。
これは母乳の栄養が減ったわけではなく、赤ちゃんの発育に応じて成分を変えてきているからです。
・母乳には赤ちゃんを大きくする以外にもたくさんのメリットが!!
赤ちゃんもママもうれしい♪
母乳育児のメリットとは
母乳には、タンパク質だけでなく、脂肪分や乳糖、ビタミン類、ミネラル、塩分、ホルモン、酵素など、赤ちゃんが成長発達していくのに必要なものが全て含まれており、しかも、実に適量が含まれているのです。
未熟児を産んだお母さんの母乳と成熟児を産んだお母さんの母乳では、成分がまるっきり違うのです。
タンパク質や電解質が不足しがちな未熟児の赤ちゃんにとっては、未熟児ちゃんのお母さんから出る 「タンパク質や電解質が豊富な母乳」 が最適なのです。
自然の妙と言うほかないでしょう。
酵素については、母乳に含まれているリパーゼという消化酵素があります。
タンパク質や電解質が豊富な このリパーゼは消化しにくい乳脂肪消化吸収を助けています。
ミルクに比べて母乳の消化が良い秘密は、こんなところにもあるのです。
・赤ちゃんにママの免疫力をあげられる
母乳には、免疫を赤ちゃんに受け渡すと言う大切な機能があります。
出産してから2~3日の間にお母さんの乳腺から分泌される母乳を 「初乳」 といいます。
初乳は、分泌量こそ少ないのですが、その中には免疫グロブリンA(IgA アイジーエー)と呼ばれる免疫物質を多量に含んでいます。
さらに、赤ちゃんが風邪をひくと、お母さんの母乳の中にその風邪のウイルスに対する抗体が出てくる、という報告があります。
すなわち、母乳を飲むことは風邪の治療にもつながっているのです。
母乳を飲んでいる赤ちゃんは、ミルクだけを飲んでいる赤ちゃんに比べて気管支炎や肺炎を起こす頻度が低い、というデータがありますが、母乳を飲むことで病状の進行がある程度食い止められていると考えられています。
・ママの産後の回復もよくなる
出産後、子宮が収縮することにより、お母さんの身体は回復に向かいます。
この子宮収縮に関係しているホルモンがオキシトシンです。
オキシトシンは、子宮収縮と共に、射乳、すなわち母乳をピューッと出すことに関係しているホルモンです。
赤ちゃんがお母さんの乳首を口に含んで母乳を飲むことにより、オキシトシンが分泌され、お母さんの子宮収縮が進むのです。
すなわち、お母さんが頻回に授乳させるたびに、自然の 「子宮収縮剤」 を赤ちゃんがお母さんに提供してくれるわけなのです。
・愛情ホルモンがたっぷり
母乳を飲ませると、プロラクチンという母乳分泌に作用するホルモンがたくさんお母さんの身体に生じます。
このプロラクチンは、別名 「母性化ホルモン」 や 「愛情ホルモン」 ともいい、母性を作る大切なホルモンなのです。
プロラクチンがたくさん分泌されているお母さんは、子どもに夢中になります。
例えば、授乳中のお母さんは、他人の赤ちゃんの泣き声が気にならなくなります。
自分の子の泣き声以外には敏感でなくなってしまうのです。
また、授乳中のお母さんは、夜何回も起きなければならないのに、昼間は意外と元気です。
これも、プロラクチンのはたらきで、お母さんが極めて効率の良い体質になっています。
細切れの睡眠でも十分体力の維持ができるようになっているのです。
・母乳育児のコツ
赤ちゃんのための大切なお世話のひとつが、母乳をあげること。母乳育児は赤ちゃんに栄養を与えるだけでなく、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らしてくれ、ママにとっても、産後の体重管理や子宮の回復にも効果があります。ただ、母乳が出ない、どんな食事をすればいいの、赤ちゃんが母乳を飲んでくれないなど、母乳育児に悩むママはたくさんいます。
赤ちゃんは一日1リットルほどの母乳を飲むので、母体に必要な水分量も考えると、お母さんは一日2リットルの水分を摂る必要があります。
2リットルも水ばかり飲んでいられない!という方もいるかもしれませんが、食事に含まれる水分も含めての量なので、お味噌汁やスープで食事の水分を増やすのもいいですよ。 また、たんぽぽ茶は母乳が良く出るようになるので、ホットのたんぽぽ茶をゆっくり飲むのがすすめです。
・母乳のために!出来る限りゆっくり休んで
ママも赤ちゃんと一緒に寝ましょう!
家事は多少お休みしても大丈夫☆
よく眠れたときにおっぱいの張りを感じることがあります。これは休んでいる間に母乳が作られたためで、休息や睡眠は母乳育児に欠かせません
赤ちゃんのお昼寝の時間は、お母さんにとっても絶好の睡眠のチャンスですので、一緒に寝たり横になったりしてできるだけ体を休めましょう。家事がたまってしまうのが嫌という方は、旦那さんとも相談して、力を借りながらうまく休息、睡眠をとれる環境をつくっていきたいですね
「ママの食べ物が血液になり、母乳となるので、母乳育児中は栄養バランスのとれた食べ物を心がけたいですね」
それにしてもなぜ保健所とかは早期に母乳をやめさせ混合ミルクをすすめたり早い離乳食をさせるのでしょうかね~
答えは母子手帳のスポンサーが握ってます!